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東京~週末お出かけスポット

春は引っ越しシーズン。この春から新しく東京生活を始める人や、東京に行った友達に会いに行くプランを立てている方もいるかも。
そんなときの参考にしていただければ幸いです。


①神田・神保町辺り

<神田明神>
神田と言えば、「神田明神」。730年(天平2年)創建の古社です。
ドラマ「VIVANT」のロケ地となったところです。
あの祠がありそうで、実際は無いのが残念。

隨神門
隨神門 近くで見ると圧巻
御神殿 お参りの行列が途切れることなく続きます

境内左手には「EDOCCO 神田明神文化交流館」があります。
中にはお守り授与所、御朱印所、それにグッズやお土産を販売するショップや飲食店も入っています。地下にはパワーストーンのお店も。
このショップはけっこう充実していて、お土産選びも楽しいです。
神社エール(ジンジャーエール)を飲んで、ほっと一息つくのもまた良し。

帰り道の参道には小さな茶寮があちらこちらに。
甘酒やお団子なども楽しめますよ。

<ニコライ堂>
正式名称は東京復活大聖堂(らしい)。
拝観時間に間に合わず、中に入ることはできませんでした。
拝観時間は予想外に短いので、行かれる方は事前チェックをお忘れなく。

ニコライ堂
正面入り口はこんな感じ

<神保町古書店街>
世界最大級の「本の町」と言われる神保町古書店街。
様々な書店が軒を連ねています。
古地図、古雑誌や古典文学、それに釣り、漫画など、それぞれのジャンルに
特化した個性的な書店も多く、ふらりと覗いてみるのも楽しいです。

タイムスリップしたみたい
細いビルの中も各フロアごとにいろんな本屋が入っていたりする

②隅田川ナイトクルーズ

今回乗船したのは東京水辺ラインのナイトクルーズ。
高いところから見る夜景もいいけど、船の上から見る夜景もお勧めです。
室内にいれば暖房完備なので寒くありませんが、やはりデッキに上がってみると美しさは格別。
ただ寒い。寒い。川の上だからとても寒い。まだ3月だもん。
でも寒い分、空気が澄み渡ってきれいな夜景が楽しめたはず、と信じます。

どの橋もライトアップされている
水面に移った光もきれい
東京タワー

船が発着する両国リバーセンターの近くには、ちゃんこ料理屋がいっぱい。
両国国技館のすぐそばですからね。
ナイトクルーズ終了が8時なので、帰りに「ちゃんこ霧島」で温かい
ちゃんこ鍋を頂きました。
とても美味しかった!うまみも栄養もたっぷり頂けました!(^^)!
せっかくですから、両国に来たらぜひ「ちゃんこ」を楽しんでください。

③草間彌生美術館

ここはずっと行きたかったところ。
場所は牛込柳町の駅から少し歩いたところにあります。

草間彌生 美術館

完全予約制なので、中もゆっくり楽しめました。
年代による色や作風の変遷も興味深いです。

華やかで色鮮やかで、南米や南欧を思わせる生命力あふれる作品もあれば
心の中の闇でおびえる魂をイメージさせるものもあり、彼女の内面的な世界のふり幅を感じさせます。

入り口からすぐに草間彌生ワールドに引き込まれる
《塔》
《I'm Here, but Nothing》
屋上にあるオブジェ

外国人の鑑賞者が多くてびっくり。
私が行った日は日本人より外国人旅行者の方が多かったくらいです。

美術館内部はエレベーターやトイレ内部まですべて草間彌生ワールド。
ぜひのぞいてみてください。

④新大久保

東京のコリアンタウンと言われる新大久保。
まさしく通りを歩けば韓国旅行気分!
韓国料理のお店や韓国コスメの店、KPOPの店がずらりと並んでいます。
そして韓国式フォトスタジオの前には長蛇の列……
ちょこちょこ食べ歩きの店も気になります。

通り沿いのしゃれたレストラン
サムギョプサル? なんかおいしそう

この日ランチを頂いたのは、新大久保の喧騒から少しだけ離れたところに
ある「本家」。
韓国の有名な料理家ペクジョンウォン先生の監修するお店だそうで
店構えも立派ですが、中も広々としてとてもきれいです。
ゆったりお食事が楽しめます。

本家(BORNGA)

そしてもちろん料理も美味しい!
お肉はお店の方が焼いてくれるので、お任せしてればOKです。

ミッパンチャン(付け合わせ)も美味しい

新大久保から少し歩くと新宿のゴジラが見えてきた。

ゴジラ

⑤上野辺り

<鈴本演芸場>
ふらりと歩いていて見つけた鈴本演芸場。
この日はなんと落語協会誕生百周年の寄席特別興業が行われていました。

開演前 わくわく気分が漂う
鈴本演芸場

いやあ面白かった。
古典落語もいいですが、私は新作落語がとくに面白くかったです。
げらげら笑って、本当に楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
舞台上と観客席の一体感を感じる瞬間もあり、そこがまた面白かったです。

<アメ横>
この辺りには食べるところは本当にたくさんありますが、「上野ならでは」の雰囲気を楽しむならアメ横がおすすめです。
昼間とはまた違った雰囲気が楽しめます。

夜のアメ横

⑥ゴッホ・アライブ

東京展は寺田倉庫G1ビルで3月31日まで開催中です。
「ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会」ということで
楽しみにして出かけました。

ゴッホ・アライブ

これは、本当にゴッホが描く絵の世界の中に飛び込んだみたいです。
辺り一面の壁をゴッホの絵が囲み、アニメーション化されて変容したり、写真を織り交ぜながら次々に変わっていったりします。
そこに音楽が流れ、その空間に新しい色付けがされていき、ゴッホの世界へと引き込まれていきます。
後半、ゴッホが精神を病み気持ちが死へと向かっていくシーンでは鳥肌が立ちました。

ゴッホの世界が広がる
一緒に水面に映る夜景を見ているよう
床にも絵が投影される

ゴッホ・アライブを見て私の中でのゴッホの印象はがらりと変わりました。
その最期から、今までは不幸な画家の印象が強かったのですが、
彼のいきいきとした絵に囲まれていると、彼にはこんなにいきいきとした
世界もあって、その世界は色彩豊かで、だから彼はいろんな壁にぶつかりながらも、精一杯きっと力の限り生き抜いた人なのだと思いました。

⑦神社巡り

<小網神社(こあみじんじゃ)>
強運厄除けの神様として有名な小網神社。
人形町の駅からほど近いところにあります。
今から約550年前の1466年(文化元年)の鎮座で、日本橋地区では唯一現存する戦前の神社建築だそうです。
社殿の龍や「養老の滝」などの彫刻も見事です。
今年は辰年ですから、特にご利益ありそう。

小網神社
小網神社
銭洗い弁天の井

この「銭洗い弁天の井」でお金を洗って持っておくと、財運を授かるとされています。
いろいろな国の参拝客の方もそれぞれコインを洗っていましたよ。

<不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)>
こちらは以前訪れた際に拝観時間を過ぎていて入れなかったので、今回は
時間をチェックして拝観。
不忍池辯天堂は、江戸初期の寛永年間に、天台宗東叡山寛永寺の開山、慈眼大師天海大僧正(1536~1643)によって建立されました。
琵琶湖に見立てた不忍に池に建てられたこのお堂には、今は歩いて行けますが、昔むかしは舟で参拝していたのだとか。
今はバックに高層ビルを従えていますが、風情がありますね。
中の天上絵の龍も素晴らしかったです。

不忍池辯天堂
宇賀神王さま

おじいさんの頭をして身体は蛇のとぐろを巻く人頭蛇体のお姿をしているのは、宇賀神王さま。ご本尊・弁財天さまの頭の上に乗っているらしいです。
なんだかパワーを感じます。


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