名作ラジオCM_071
■松下電器産業/掃除機スタンバイ
なでるよりたたけ
SE:(学園、チャイム)
ワル:ゴミとかカスとか言うけどよ、ホコリってもんもあるんだよ、落ちこぼれはよ、社会が悪いんだよ
スパルタ先生:ばかもん!落ちこぼれは掃除機が悪いんだ、おまえら じゅうたんのゴミはなでるだけじゃ効き目ない、叩くにかぎる
N:叩いて吸い込む新方式、ナショナル掃除機スタンバイ
ワル:叩いてくれたの、はじめてだ
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1982年ACC年鑑 秀作賞
1982年の年鑑に掲載されているということは1981年に放送されていると思います。
『3年B組金八先生』の第2シリーズの放送終了が1981年3月。
校内暴力や暴走族などが社会問題になっていた時代でしょうか。
・ゴミ/カス/ホコリ
・叩いてくれたの、はじめてだ
このあたりは鮮やかなアイディアですね。掃除機を掃除機、そのままで訴求しない方法はラジオCMでは常套手段のように思います。
キャッチコピーでもそうですよね。いかに外して違和感(インパクト)を残すか。
叩けばホコリが出るというのは、布団を叩く習慣がみんなにあるので訴求しやすいというのもポイントだったと思います。
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