原稿の枚数は誰が決める？

「この手の作品」なら何枚というものがあるのかもしれないが、「この手の作品」というものを私は書いたことがないのでわからない。どう書けばいいのかと一瞬考えたが、面白い物語の織り込み方というのは相場が決まっている気がする。その織り込み方が不足すればもっと書くだろうし、足りていればそれで良い。つまり原稿の枚数はその物語、題材が一義的に決定するのである。（173）