《連続投稿558日目》成功するオンラインイベントとは
日経電子版の記事【イベントをオンライン化 4万人集客した米企業の運営術】では、1万人規模のリアルイベントが、オンライン化によって4万人規模に拡大した米エヌビディアの成功事例が紹介されています。
さっそく、この卓越したケーススタディーから、オンライン化のポテンシャル、そのポイントを整理してみると――
▶オンライン化のポテンシャル
(1)世界中のダイバーシティな人々に開かれたイベントになる。
(2)いつでも・どこでも・興味のあるセッションだけでも見れるイベント
になる。
(3)リアルイベントのような短期集中型から中長期型に変更すれば(オン
ラインイベントを短期集中型にする必然性はない)、
① オペレーションの難易度を下げて、
② 受講者に興味のあるコンテンツをたくさん見てもらえる。
(4)インタラクティブ(双方向)性を確保できれば、セミナー等のUXが
向上する。
(5)通常講演とトレーニング講座、セミナーなどを、リアルイベント同様
に行き来できるシームレス性が重要。
(6)理想的には、講演やセミナー等のシステムが単一のベンダーの一つの
サービスに集約されていて、使い回しやすい事が好ましい。
(7)リアルイベントのコストから大幅に節減できれば、登録だけで無料で
聴講できるようなスキームも。
(8)リアルイベントと違って、会場に行くための時間・費用などがなく、
さらに、上司から出張の許可を得る必要もない。
(9)受講受付の仕組みとしては、
① 受講者はサイト上で聴講したいセッションを選択。
② 上限に達したら、キャンセル待ちに。
③ セッション登録後や配信開始1時間前にリマインドメールでURLを
通知、URLをクリックすると配信画面が開く。
(10)リアルタイム講演では、講演者に直接質問できる仕組みも大切。
オンラインであれば多人数の質問を受けても、後から回答できる。
(11)どの分野に興味を持っているか等、競合他社に聞かれたくない
ケースもありうるので、1対1の分科会が開ける仕組みが重要。
など
この素晴らしい記事からはまだまだ様々なポイントが読み取れるかも知れません。オンラインイベントのポテンシャルがひしひしと伝わってくる内容でした。
《当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?