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かけっこ練習ノート - 柱と相撲

7月7日(木)

練習前、「たにさん、今日のQ&Aコーナーは?」
と声をかけてくれました。
質問コーナー、好評で嬉しいです。
でも、僕が言ったことが全部正しいと思わずに、いろいろな人の意見を聞いた方がいいよ、と繰り返し伝えています。

前回は、加速期間の前傾には本物と偽物があるよ、というお話をしました。でも、頭でわかっていても、実際にやってみると本物の前傾が怖くて腰が引けてしまう子がいます。
このため、今日は本物の前傾を体感するために、柱を押すというトレーニングをしました。

柱をしっかり押すときに、偽物の前傾ではなかなか力が入りません。
柱を一番力を入れて押せる体勢を探っていくと、自然と本物の前傾にいきつきます。
この体勢のまま、片方の足を上げて重心の真下を踏みます。
これを繰り返して、前傾での体の動きを感じる練習です。

これ、やってみるとわかりますが、結構ハードなトレーニングです。
片足ずつ、学年 x 10回をやりましたが、ヒーヒー言っている子もいれば、猛烈にやっている子もいました。

この動きを体が忘れないうちに、実際に30mくらいを何度か走りました。
前よりも思い切った前傾になっている子もいれば、まだ少し腰が引けている子もいます。
日頃から、ゆっくり走り始めるときでも軽い前傾を意識して加速できると、より体が覚えていくと思います。

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