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かけっこ練習ノート – 体幹スペシャル


 
6月29日(木)
 
<練習内容>
- 体幹の重要性とトレーニング
- ジャンプ系トレーニング
- 50m走
 
皆さん、こんにちは。本日も子供たちと一緒に、次のレベルへと向かうためのトレーニングを行いました。 

俯瞰して見られる力を


最初のアップの時、ドロケイをやりたい子たちとそれ以外をやりたい子たちで意見が分かれました。それぞれの意見が異なること自体は問題ないと思います。
でも、自分の気持ちを優先して他人を無視したり、それによってイライラしている子に気づかない子もいました。どうなっていくのか見守っていましたが、最後はみんなでまとまってドロケイをしました。少し時間が経ってから、あの時何が起きていたかをフィードバックして、これからはどうしたらいいかを話し合いました。子どもたちが社会性を学ぶ大切な時間だと思います。

体幹のすごさ


次に、今日の主題である「体幹の重要性」について話しました。
背が低くても足が速い子がいます。このような子はストライドの面で圧倒的に不利なのに、なぜ速いのでしょうか?そういった子は一様に体幹がとても強いです。体幹が強いと、ピッチを速くしても上半身が不安定にならず、地面からの力をしっかり受け止められます。その結果、ピッチをしっかり上げることができるのと、しっかり地面を弾むことでストライドも伸ばせられるのだと思います。
 
体幹の強い人と弱い人とでは何が違うのでしょう。腹筋や脇腹周りをコンクリートブロックとこんにゃくに例えてみましょう。こんにゃくのように柔らかいと、体の動きが不安定になります。それに対して、コンクリートブロックのように強い体幹は、安定した動きを可能にします。

体幹トレーニング


 今日の練習では、うつ伏せから肘とつま先以外を地面から浮かせるプランクやサイドプランクを行いました。初めての子は、体幹が弱いと感じるかもしれません。しかし、それは成長の余地がたくさんあるということです。このプランクを定期的に行うことで、体幹が強くなり、走りが安定します。

体幹が弱い人の特徴

 
体幹が弱いと、接地した時に接地した方と逆の腰が下がりがちです。
全力で走っているときの接地時にかかる体重は4倍にもなります。
それだけの重さを受け止めるには相当な体幹の強さが必要だとわかるでしょう。
 
走りの動きが大きくて、一見フォームもきれいに見える子が、意外にスピードが出ないことがあります。
そんなとき、正面から見ると接地時に腰が斜めになってしまっている、ということもよくあります。

正面から撮影して体幹チェック


最後の50mダッシュの時に、正面から動画を撮影しました。しっかりと体幹を使って体が体重を受け止められているかをチェックして、後日個々にフィードバックしたいと思います。
繰り返しますが、できていない人は、ここから鍛えられるチャンスがあるということで、むしろラッキーだと思います。
 
本日も楽しみながらトレーニングできたこと、感謝いたします。次回もよろしくお願いいたします。
 

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