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かけっこ練習ノート - バレー選手のジャンプとは違う?

1月20日(木)

今年初めての練習です。

「みんなー!ならんでー-!」
練習前に、突然5年生がみんなに声をかけました。
何かと思うと、
「あけまして、おめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!」
みんなが、元気な声であいさつしてくれました。
感動しました!

昨年末までしばらく、自分で課題を見つけて、自分で練習方法を考える、ということをしていました。
これは継続的に続けていきたいです。
でも久しぶりの今日は、基本に立ち返って「ジャンプ」について考えました。

「走る」はジャンプの連続である。
だから、ジャンプ力を鍛えることが、速く走ることにつながる。
このことは、繰り返し話してきました。

ただ、一口にジャンプと言ってもいろいろあります。
例えば、バレー選手がスパイクを打つ時のジャンプ。
すごく高く跳びますが、これは走りのジャンプと同じでしょうか?

実際にバレーのスパイクジャンプを見てもらいました。
確かに高く跳べます。

でもこのジャンプは、
- 深くひざを曲げて、
- 上半身も前傾になって、
- 踵からついて、
- 接地時間が長くて…

どうやら、これは走りの動きとは違うようです。
特に、いつも言っている「接地時間を短く!」とは真逆ですよね。

走りにつながるジャンプとは、この逆ではないでしょうか?
- 膝はクッション程度にしか曲げない(膝の曲げ伸ばしの力で跳ぶのではない)
- 上半身を前に曲げない
- 踵は地面につかない
- 接地時間は短く
縄跳びの跳び方がまさにこれですね。

速く走る跳び方と、思い切り高く跳ぶ方法とがこんなにも真逆なんて、とても面白いと思います。

この速く走る「ジャンプ」を、最初はその場で、そして少しずつ前に跳ぶように練習していきました。

前に跳ぼうとしたときに、多くの子が「エビぞり」になってしまったり、「前のめり」になってしまったり、接地時間が長くなってしまったりしていました。

でも、あくまで、
- 膝はクッション程度にしか曲げない(膝の曲げ伸ばしの力で跳ぶのではない)
- 上半身を前に曲げない
- 踵は地面につかない
- 接地時間は短く
で跳ぶにはどうしたらいいか。
それを、いろいろ試行錯誤して考えてみてほしいです。

ヒントは腕の使い方。
引き続き、基本の「き」であるジャンプを練習していきたいと思います。

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