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アツラエの考える「ウェルビーイング」な働き方とは

近年、「ウェルビーイング(Well-being)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。健康に関わる言葉であることはわかるのですが、普段聞きなれない言葉に首を傾げる方も多いのではないでしょうか。今回はそんなウェルビーイングについて、私たちアツラエの考えを交えてお話ししたいと思います。



「ウェルビーイング」という言葉に込められた意味

「ウェルビーイング(Well-being)」という言葉が初めて用いられたのは、1946年の世界保健機関(WHO)設立時に提唱された世界保健機関憲章の一文です。「よい」を表す「Well」と「状態」を表す「Being」を組み合わせた言葉であることからわかるように、単なる「健康(Health)」や一時的な「幸福(Happiness)」ではなく、「心身と社会的に健康で幸福な満たされた状態」という広い意味を持ちます。

この言葉が再び注目されるようになったのは、国際社会の共通目標として2030年までの達成をめざしているSDGs(持続可能な開発目標)の目標3に「Good Health and  Well-being (すべての人に健康と福祉を)」が掲げられたことによるものです。

私たちアツラエは、「人が人らしい理想的な生き方を実現できている状態」がウェルビーイングの考え方であると考えています。人は誰しもが、それぞれの人生を実りあるものにしたいと願いながら、日々の暮らしを営んでいます。ウェルビーイングの考えは、よりよく生きたいと考える上で、大切な道しるべとなってきます。

働くことがもたらすウェルビーイング

ウェルビーイングが注目されるようになった背景には、世界の人々の価値観が物質的な豊かさから心の豊かさの追求へとシフトしてきたことが挙げられます。日本においても、少子高齢化に伴う生産人口の低下を背景に、働き方の多様性や「健康経営」が推進され次第にウェルビーイングの視点が取り入れられるようになってきました。

しかし、普段の仕事において私たちはウェルビーイングな状態をどれだけ実感できているでしょうか? 人生を実りある豊かなものにしていくために、働くことで得られる収入や仕事のやりがいは重要です。しかし、多くの仕事は「組織の都合」を前提として成り立っているため、必ずしも「仕事」によってウェルビーイングな状態になれるとは限りません。そもそも今までは、会社組織が従業員のウェルビーイングに介入することも難しいものでした。

アツラエでは、「仕事」は最大限「自身の成長=やりがい」につながるものであるべきだと考えています。仕事に真剣に取り組み、自身の成長があるからこそ、同じ会社の仲間やお客様とともに【「新しい」のその先へと挑む】ことができます。そのためにも、仕事は従業員一人ひとりの生き方に寄り添うようにあるべきであるという考えに至りました。

企業の元気度を示す「コーポレートバイタル」

アツラエでは、企業全体が元気な様子を「コーポレートバイタルが高い状態」と呼んでいます。Wellness Aileは従業員の⽅々の心身の状態を整えるサポートを通じて、コーポレートバイタルを良好な状態に保つことを目指します。そして、コーポレートバイタルの高い企業の増加によって社会全体のウェルビーイングの向上につながると、私たちは考えています。

企業にはそれぞれの理念があり、仕事の取り組み方についての考え方もさまざまです。それぞれの特色を生かしながら、一人ひとりがウェルビーングを実現できる環境で仕事に取り組めることは、すべての企業の運営において大切なことであると感じています。

Wellness Aile アプリ

ウェルビーイングな働き方をサポートするために必要な要素を考え、私たちは「Wellness Aile」を企画・開発しました。Wellness Aileはすべての働く人々が、心身ともに健康でその人にあった最適なコンディションで「仕事」に取り組むことをサポートします。

例えば、ビジネスパーソンは業務に集中していると、運動不足に陥りがちです。そこでWellness Aileは日々の活動量をわかりやすく可視化し、楽しみながら一定以上の活動量の確保を促します。また、Wellness Aileを使ったチームでの活動量増進をきっかけに、従業員同士のコミュニケーションを促進します。ほかにも、心身の状態を整えながらマインドフルに仕事に取り組むためのさまざまなフローをご提供しています。

Wellness Aileについては、こちらのnote「Apple Watchでウェルネス経営をアップデート!」でも紹介していますので、ぜひご覧ください。