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私がUbie Customer Scienceで働く理由「70億人が健康な世界を実現する」

※この記事は2020年4月に書いたものです。
※撮影時のみマスクを外しております。

7年間勤めたアステラス製薬を退職して創業2年のヘルステックスタートアップUbieに転職しました。Ubie株式会社では日本にAI問診を爆速で広める組織「Ubie Customer Science(以下UCS)」 に所属しています。

僕がどの様な経緯で、
・「70億人が健康な世界を実現したい」と思うようになったか。
・実現の場としてなぜUCSを選んだか。
これらを言語化したいと思います。

■この記事を読んでもらいたい人
・キャリアの軸が定まらずにモヤモヤしている人
・AIで医療現場の課題解決をするサービスに興味がある人
・転職を考えているが社会貢献性の高い仕事に巡り合えていない人
・お客さんのためになる製品を売りたいと感じているセールスパーソン
・医療に対する貢献感を感じられずにもどかしい思いをしているMRやMS

Ubie株式会社 医師とエンジニアが創業したヘルステックスタートアップ。テクノロジーの力で「世界中の人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、AI問診などのサービスを提供している。

Ubie Customer Science(UCS):Ubie株式会社でScale(拡大)の機能を担う組織。現在はUbieのメインプロダクトであるAI問診の拡大が主な役割。
※UbieとUCSの関係については、採用のために分けた組織がお互いの採用ブランドを毀損していたため、二組織同時改称しましたを参照

目次
・無気力だった小中高時代
・大学でアメフトに出会い人生が一変
・就活で製薬業界を知る
・MR活動を通じて「医療現場の課題」
・フィリピンで感じた「医療ギャップ」と「ビジネスのジレンマ」
・定まった軸の中で、出会ったUbie
・Ubie AI Consulting(UCS)で働いてみて

・無気力だった小中高時代
僕は、小中高と斜に構えて無気力な奴でした。もっとも、最初から無気力だったわけではありません。学校の先生のいうことを真面目にきいたらクラスの友人から煙たがられて「真面目に頑張るだけ虚しいな」と幼いながら考えてからでした。
そして、本気で情熱を注げるものがなく無為に過ごしていました。

・大学でアメフトに出会い人生が一変
しかし、大学でアメフト部に入部してから人生が大きく変わります。入部のきっかけは「熱量が凄かったから」でした。
「真剣に頑張る人がいて、全員が同じ目標に向かい、誰も馬鹿にせず取り組んでいる」

斜に構えた奴だった僕も、素直にカッコいいと思い、入部しました。
入部してからは「辛いこと99%,残り1%の喜び」という環境。全力でエネルギーを注いでチャレンジすることの楽しさを知りました。日々目標に向かってチャレンジをしていくと、何気ない日常も楽しく過ごせるようになっていました。あれだけ無気力だったのに、不思議なものです。

一方で、経済面・健康面の理由からアメフトを続けられないようなメンバーもいました。誰もが挑戦できる訳ではないと実感したのも、この頃です。

・就活で製薬業界を知る
アメフト部での経験から、就活では「挑戦している組織」「挑戦できる環境を作り出す組織」に注目していました。
就職活動の軸を「誰もが挑戦できる世の中」に置いていたところ「健康」が重要だと考えるように。そこで健康産業も注目していたところ、アステラス製薬に出会いました。
アステラス製薬は「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」を理念に掲げる会社です。まさに「誰もが挑戦できる世の中」の基盤として世界に健康を提供できる組織だと感じ、入社を決意しました。

・MR活動を通じて「医療現場の課題」
アステラスでは、MR (医薬品営業担当)5年、海外スタートアップでのインターン半年を経て、CSR系の経営企画に約1年半携わりました。
MR活動で現場の先生方と話をすると「医師があまりに忙しく、医師が患者さんに向き合う時間が限られてしまっている」ことが大きな課題であると感じました。
先生方の中には自分自身の健康を顧みずに患者さんに寄り添う方もいらっしゃいました。でも、「誰かが無理をしている」状況ではいずれ医療は崩壊してしまいます。
また、この状況が解決されないとどんなに良い薬を提供してもその真価が発揮されないはず。より根本的な部分で医療課題の解決に貢献したいと考えるようになりました。
一度より広い観点で「健康」に向き合いたいと思い、社内のジョブチャレンジ制度を活用して、フィリピンのスタートアップでインターンをする機会をもらいました。

・フィリピンで感じた「医療ギャップ」と「ビジネスのジレンマ」
フィリピンでは、日本なら考えられないような医療提供体制を目の当たりにしました。
医師の処方箋が必要な治療薬も街中の薬局で購入でき、説明書きも一切ないのが当たり前。
また、自分の会社が提供している抗癌剤は非常に高額で、地方で家が購入できるほどの額だと現地の方から聞きました。先端の医薬品の開発・提供は世界の医療を前進させるために重要である一方で、届けられる対象が極めて限定的であることに強いジレンマを感じました。
このような背景から、インターンから帰国後は社会貢献活動で途上国医療に貢献するCSR部門を希望しました。
CSRの部門で活動するようになってから新興国の医療に携わることができる喜びを感じられました。一方で、コアビジネスではないために分配されるリソースが限定的であることに葛藤もありました。
アステラスが開発しているような先端の医薬品はどうしても高額です。高額なため、価値を提供できる対象は主に先進国に偏ってしまいます。ビジネスモデル上やむを得ないことで、誰かが担う必要がある仕事ですが、
自分自身が目指していた「誰もが挑戦できる社会」や「世界中の人々が健康な世界」とは目指す像に差異を感じるようになりました。

・定まった軸の中で、出会ったUbie Customer Science 
「アステラスは本当に素敵な組織だが、自分がやりたいこととは違うかもしれない」と感じてから、転職活動を開始しました。
活動の軸は「貧富に関係なく全世界に健康を貢献できるサービス」「世の中を変える可能性を秘めた組織」
スタートアップからNPO/NGOまで50社近い企業をリサーチし、訪問して実際にできることを確認しました。

そんな中で出会ったのがUbie Customer Scienceでした。Ubie株式会社自体は以前からAI問診の会社として知っていたものの、あらためてWEBサイトを見て衝撃が走ったのを覚えています。

「新しい医療の発明」「70億人が使うサービス」「医師の働き方改革」「健康が水や空気のような社会」「日本から世界を変える」

今まで感じていたモヤモヤが全て吹き飛ぶような感覚。同時に、このプロダクトと会社なら日本で営業として取り組みながら「70億人が健康な世界」を実現できると直感しました。また、今まで取り組んできた営業経験をもとに組織に価値貢献ができるイメージが湧いたのも大きなポイントでした。

実際に面談を進めていく中で、その戦略とメンバーに惚れ、入社を即決したのを覚えています。

※入社を即決できたのは前職アステラス製薬の懐の深さと妻の理解があってこそあったからこそです。本当にありがたいことだと、あらためて感じています。

・Ubie AI Consulting (UCS)働いてみてよかったこと

最後に、実際にUCSで働いてみてよかったことをまとめます。

1.圧倒的に価値のあるプロダクトを顧客に提供できる
はじめて顧客に製品を紹介して驚いたのが「めちゃくちゃ興味をもってもらえる」ことです。初回面談で1時間も時間をもらうことができ、その場で「導入したい!こんなサービスを求めていた!」とお返事をいただくのも珍しくありません。

医療の働き方改革という課題にダイレクトに貢献できるプロダクトであるだけでなく、その先には「地域連携」「医師偏在化解消」「グローバルへの展開」などさらに大きな課題解決のロードマップがあります。

これだけの価値を提供できるプロダクトと組織に関われる機会は滅多になく、本当に運が良かったと思っています。

2.徹底的にプロセス改善をする文化がある

UCSの人材要件には「GRIT」という項目が含まれています。組織としてプロセス改善をして「やりきる(GRITする)文化」です。決して根性だけで乗りきるのではなく、相互に学び合う仕組みが作られているのが大きなポイントです。
営業はえてして個人プレーになりがちなです。しかしUCSでは、ノウハウを共有して仕組み化することが称賛されます。チームでのプロセス改善によって成長していける環境で心地よく営業ができています。

3.仕組みづくりや組織文化の醸成に一から関わることができる

UCSはUbieの中のチームの1つでありながら、マネジメント体制・カルチャー・採用基準・報酬制度などはあえて全く異なる設計をしています。新しい会社を現在メンバー6人で一から会社を作り上げているような状態です。

当事者意識を持って取り組めば、営業という枠にとらわれずあらゆることに挑戦できる環境です。自分自身も日々、挑戦できる楽しさを感じています。

初めての転職かつ未経験のスタートアップだったので、転職前は不安も大きかったです。でも、今は一切迷いがありません。

「最高の選択をした」と胸を張って言えます。UCSは生まれたばかりで成長途上の組織ですが、世界の医療は確実にここから変えていけると確信しています。

僕にはUbie入社とタイミングを同じくして生まれた子どもがいます。子どもには「すべての人が健康で誰もが挑戦できる世界」で思いっきり楽しんでほしいと思っています。次の世代に最高の世の中で楽しんでもらうためにも、自分にできることを最大限挑戦し続けたいです。

この文章が、読んでいただいたあなたにとって一つのきっかけなれば幸いです。

そして、その先の選択肢にUCSがあったらめちゃくちゃ嬉しいです。

【Ubie Customer Scienceオンライン説明会】

毎週水曜日19:00‐20:00にオンラインにて実施しております。
当日は事業や組織についてお話しし、特定のテーマで社員のディスカッション、またリアルタイムでの質疑応答も活発に行われますので現場のリアルをお伝え出来るかと思います!
少しでもご興味お持ちいただけた方は下記フォームより登録いただきZoomにてお気軽にご参加ください。
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