1人1人違うことに気がついていない僕たち
生きているとさまざまな人と出会うんですよね。
まだ30何年しか生きてないのに生意気な!!
と言われそうですが、たかだか30何年の間にもたくさん人と出会い
刺激をもらい絶望を経験するわけです(笑)
たくさん人と関わると言うことは、たくさんの考え方を知ることなんですよね。
もちろんあなたにもあなた独自の考えがありますよね。
僕にも僕の考えがある。
うまく表現できるかは別として(笑)
今まで経験したことをまとめて削ぎ落としたものが今のあなたの考え。
その考え事なかなか伝わらずにぶつかったあの日(笑)
お芝居をしたことがある人ならわかると思いますが、役者はそれぞれ演技論というものがあります。
そんなバカな!!私にはない!!!
という人もいると思いますが、あるんです。
どういうふうに演じようか‥‥。とか
その背景には何があるのだろうか。
と考える時点で演技論なんです。
何千年とお芝居というものがこの世には存在していますが、これが正解!!!
というものはありません。
本当に宗教戦争くらい役者通しでぶつかっていると思います。
ないんです。正しい演技論なんて。
なので、演技論でぶつかり合いをしてもお互いほっぺたを腫れ上がらせてしまうだけなので、お芝居について語り合うのは記憶を無くすお酒を飲む時間だけなんですよね(笑)
僕も経験があります。
その時に悟ったのです。
もう演技論を振りかざすのはやめよう‥‥(笑)
利益皆無!!!
心が傷ついて終わります(笑)
お芝居の話で例えましたが、普段生きていてそれぞれの考えを主張するというのはとてもリスクがあることなんですよね。
日本の中で、しかも同じ地域の中の人間同士が話をするのは意見が合いやすい。
育ってる環境も似ているし先祖からの歴史がほぼ同じですからね。
代々受け継がれていく教えもほぼ同じなので価値観のズレがあまりありません。
一度地域を離れて環境を変えるとそういうわけにはいきません。
生まれ育った環境も歴史も違うんです。
そりゃ、ぶつかるでしょ!(笑)
そもそもが違うんだから。
でも僕たちは同じ日本人だからわかるでしょ?
と思ってしまうわけです。
海外に行くとその考えは消えるのも不思議です。
まぁ海外だからね。
宗教が違うしね!
と何かと割り切ることが容易に感じることができるのです。
でも同じ人間ですよ?
同じ人間ならこの倫理観は当たり前でしょ!!
となることもありますが、僕たちは勝手に同種族を決めてわけているんです。
海外に行けば人生大きく変わると言われているのは、それぞれ違う考えを素直に受け入れることができる環境があるからだと考えます。
同じ日本人の中で育っていると同じで当たり前だと感じてしまうことがあります。
本当は違うのにです。
普段からぶつかっているのに気がつかないんです。
違っていることに気がついていない。
それぞれの考えがあってもいいじゃない!
となれるのは自分の理解を超えた考え方に直面した時です。
は?
え?
どういうこと?
と頭の中を2〜3周するようなことを経験すれば悟るんです(笑)
あ、理解しなくていいんだ‥‥って(笑)
全てを理解する必要はありません。
自分のことも理解できていない僕たちが他人のことを全て理解しようとすること自体がナンセンス。
激ムズ問題です。
もちろん理解してあげようとする気持ちや行動は素晴らしい。
ただし理解しないと気が済まないという人は、気をつけた方がいいでしょう。
僕には僕の考えがあって、あなたにはあなたの考えがある。
それでいいじゃない!
それがわかるだけで人生1歩リードです。
どれだけの人がこの問題で痛い目に遭ってきたか‥‥(笑)
しかも痛い目に遭っても気が付かないものなんですよね。
今度はわからせてやる!
と逆に闘志を燃え上がらせてしまう。
このままではあなたの身体がもちまへんで?
と言いたくなるところですが、それも
これがあなたの考えなんですもんね!
と知ることができるのです。
結局は他人は変えられません。
あなたが変えられるのはあなたのなのです。
あるお坊さんから頂いた言葉。
よし!まずは自分から変えよう!!するとあの人も変わってくれるだろう!!
と意気込みがちですが違います。
まずは!!ではなく、それしかないんです。
あなたはあなたしか変えられない。
あの人が変わるかどうかはあの人次第。
押し付けなくてもいいし教えなくていい。
僕たちは結局お節介なんですよね。
あの人のためにやってあげた!!
と思っても変わるものは変わるし変わらないものは一生変わらない。
お世話をするのは自分を満たしてからにした方が良さそうです。
もちろん子育てをしているときはそんな悠長なことは言ってられません。
どれだけしんどかろうが、ボロボロだろうが子どものために世話にしなくてはいけないのです。
子どものためにやってあげた!!
と強く思っている人ほどつまづきやすい現象になります。
子どもに対して熱い思いをぶつけているのに子どもが反応してくれなかったり、トンチンカンな方向に行ってしまうこともあります。
それは仕方ありません。
それが子どもですからね。
子どもの考えを尊重する練習して
私は私!
子どもは子どもの考えがある!
と、知りながら接していくと子どもの成長が2倍3倍楽しみになるのではないかと思うのです。
自分の範疇をドンドンと超えていきますからね。
しかしそれはやはり意見食い違いや言い争いなどぶつかった人にしかわからないことです。
結局は
あなたはあなたの生き方をするのがベスト。
そしてあの人はあの人の生き方があると頭の隅っこに置いておくのがベストなのかもしれません。
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