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ノマド2ヶ国目、フランスへ!

3年半住んだタイを離れ、先週の土曜日にフランスへ来ました。

バンコクのスワンナプーム空港で見た光景は想像を絶するものでした。

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これは使われていない通路ではありません。ここを通って自分の搭乗ゲートに行きました。免税店の棚の商品はすべて取り払われ、棚は大きいラップで巻かれていました。

それまでは、ヨーロッパへ行くのはいつも「旅行」でした。ヨーロッパが大好きなので、ウキウキワクワクしました。今回は、タイを離れるのがあまりにも寂しすぎる上に、空港がこんなふうだったので、全然ワクワクしませんでした。

こんな感じでタイを離れた私ですが、経由地アムステルダムの空港に降り立つと、気分が少し明るくなりました。普通に旅行している人たちがたくさんいたんです!!普段と違うことと言えば、みんながマスクをしているのと、椅子に3つおきで座ること、それだけでした。

こちらは中に人が入っているように見える、有名な時計です。

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バンコクの空港とは違って、免税店は普通に営業していました。アジアでは隣の国へ行くのもままならないというのに、ヨーロッパではあまりにも人の移動が活発で、その格差にびっくりしました。

バンコクを出てから16時間後、無事パリに到着しました。タイで買って来たSIMカードに差し替え、テザリングでパソコンをインターネットにつないで、さっそくオンラインレッスンの予約枠オープンです!!生徒さん達には何日もレッスンリクエストをお待たせしていたので、これで肩の荷がおりました。

スーツケースを大小2つ引きずりながら、電車を乗り継いで、フランス人美少女生徒Mさんとの待ち合わせ場所に向かいました。Mさんはパリから40分ぐらいの街に住んでいるのですが、私が一緒にランチしようと誘うと、快くパリまで出て来てくれました。オンラインレッスンの生徒さんですから、もちろん本人と会うのは初めてです!

Mさんと、ボーイフレンドのNさんは、ちょうど私が地下鉄を降りたドアの前のベンチで待っていてくれました。私達はおしゃれなレストランが並ぶショッピングモールへ行って、おいしいガレットとクレープを食べました。

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その日は天気が良かったので、テラスで食事を楽しむフランス人でにぎわっていました。レストランに入ってしまえばマスクを外すので、非常時であることを忘れてしまいます。公園を散歩している人も多く、私が恐れていたパリのイメージとはまるで違いました。

16時発のバスで、フランスでの滞在先の街ディジョンに向かいました。居候させてくれる友達にバス停まで迎えに来てもらい、家に着いたのはバンコクを出てからちょうど24時間後でした。

その夜と、翌日はとても寒くて、

「9月からこんなに寒かったら、これから先どうなっちゃうんだろう。。。」

と心細くなりました。ノマドになったら、もう暖かいところにしか住まないと決めていたけど、今年は国の選択肢があまりにも限られています。

幸い、暖房をつければ家の中は暖かく、また、友人のお母さんが温かい上着を4着も貸してくれました。外に出る用事はスーパーとダンススクールしかないので、しばらくは家にこもって、バリバリ働く期間だと考えることにします。お金もたまりますしね!

ちなみに、居候する家の持ち主である友人は、10月末まで平日はパリで仕事です。つまり、10月末まで平日は私1人でこの家に住みます!友人のデスクはとても大きく、椅子も立派で、私のバンコクのアパートよりはるかに快適にレッスンができます♪

バンコクを離れてしまった寂しさは今も消えませんが、フランス生活のいいことをいっぱい見つけて、ノマド2ヶ国目を楽しみたいと思います。

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