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ベンチ?ベンティ?それとも。

ここのところnoteが自転車操業で、
毎日の投稿時間が夜中の11時59分とか。

ダメじゃん。

今日会社の仕事が暇だった。
そこで午後お休みをもらって
久しぶりのスタバにやってきた。

いるいる。
私みたいに、仕事や文章を書こうという人々が。

最近、ダイエット脳になっているので
フラペチーノは頼まない。
はるちゃんが言っていた気になる商品があったのだ。
それはラベンダーの香りの紅茶。

はるちゃん「疲れたときとかね、これを飲むとラベンダーの香りで癒されるの」

あつこはラベンダーが好きである。
富良野のファーム富田には4回行った。

これは頼まなければならない。

ーーーーー

が…。

スタバって敷居が高くないだろうか?

そもそも頼み方がわからない。

あつこなんて、カフェラテを5回連続で頼んでた。
だって何をどうしたらいいのか。
緊張して
知っている商品名を繰り返すことしかできない。

何かを足したり引いたり、自分なりのオリジナルメニューを頼む強者がいるらしい。
無理。それ。

決心して、カウンターのお姉さんに声をかける。

あつこ「あの、ラベンダーの香りがして、癒される温かい飲み物があると娘に聞いたんですが」

お姉さん「??」

あつこが緊張のあまり早口になってしまったので、よく理解できなかったのかもしれない。
ちょっと固まっている。

もう一度。

あつこ「あの、、ラベンダーの香りがする飲み物が欲しいんです。
多分コーヒーじゃないです」

お姉さん「あー、確かむかしにあったんですよね。
アールグレイティーラテに半分ラベンダーの香りが入っていたような気がします」

あつこ「今はないんですか?」

お姉さん「今はラベンダーの香りは入っていないです」

あつこ(またカフェオレになっちゃうかな)
「では、1番近いのはこのアールグレイティーラテですね」

お姉さん「そうですね」

あつこ「じゃあこれでいいです」
(カフェオレ回避)

お姉さん「大きさはどうしますか?」

あつこ「どのくらいの量なのですか?」
(いつもトールを頼んでいたのだが、実のところよくわかってなかった)

お姉さんはカップを4種類出してきた。
わからない人向けに、見本が用意されているのだ。

お姉さん「4種類の大きさがあります。小さいものから言うと
ショート、トール、グランデ、もっと大きいのもあります」

あつこ(今日はどうしても、スタバでノートを最低3つは書かなくてはいけない。そして早く寝るんだ!)
「じゃぁ、1番大きいので」

お姉さん「ベンティですね」

あつこ「ベンチ?ですか?」

お姉さん「ベンティです」

あつこ「ベンティ。。。」(子どものように繰り返す)

お姉さん「それでは、590円になります。こちらでお召し上がりですね?」

あつこは恥ずかしさを隠すために、ついおしゃべりになってしまう。

あつこ「助かりました。スターバックスで注文するのにちょっと緊張するので。今日もどう説明したらいいかわからなかったものですから。」
(早口でまくし立てる)←おばさん丸出し

お姉さん「何でも聞いてください」

あつこ「頼りにしてます」
ーーー

会計に使ったのは、こちら。
以前はプラスチックのスタバカードを持ち歩いていたのだが。

3年くらい前、プラスチックカードの内容をスマホに入れた。
カードの柄がそのままでうれしい。
(東京🗼がお気に入り)


スマホの画面。このQRコードで支払う。

支払った後の残高なんと75円。
ふおおお。

残高75円で、貧乏人

ーーーー
ところで、大きさをまとめてみよう。
この4種類である。

ショート 240ml
トール  350ml
グランデ 470ml
ベンティ 590ml

トールは、小型のペットボトル。
グランデはよくあるペットボトルくらい。
そしてあつこの頼んだベンティ。

公園のベンチじゃない。
工具のペンチでもない。
みなさん、ご一緒に!

ベンティ。


そう言われても、ぴんとこない人のために、この写真を。

脇にボールペンをシールで貼り付けた

おっきい。
イタリア語で20を表す単語、ベンティ。
もともと20オンスという言葉だったのに、
いつのまにかオンスが取れて
数字だけに。

ノートを3つくらい書くんだったら、この大きさが必要だ。。ふふん。
ーーー

ノートを書くのに、iPhoneの
音声入力を使っているあつこ。
いま、まさにこのノートを書いている。

あつこ「ベンティ」

Siri「便秘」(と入力画面に表示される。)

あつこ「ベンティ」

Siri「便秘」

ここ、スタバだよ!おしゃれ空間だよ!

あつこ「ベンティ!」

少々声が大きくなる。
(左隣の席のサラリーマンらしき30代後半男性がこちらをチラリと見る)

Siri「便秘」(と文字で表示される)

まさかの抵抗。

もう!なんなの。
あなたは吉本なの!

あつこ「ベンティ!!」

(右隣の大学生らしきお嬢さんがこちらをぱっと見る)

Siri「便秘」

(冷静に文字変換)

あつこ、口を押さえる。

思わず、くっと小さな声が洩れてしまう。
肩が震える。
側から見たら、カンペキ変な人だ。わたし。
明るい天井の高い空間のスタバで。

3つなんて書けない。くっくっ。

便秘を飲み干し、おうちに帰ろう。

こら!Siri!
ベンティを飲み干し、だから!(この部分手打ち)くっくっくっ。

ーーーー
自宅にて

理科系夫に状況を説明しながら
思い出してこらえられなくなり
爆発💥。

久しぶりに涙を流して笑ってしまった。
だって何度言っても「便秘」なんだもん。
笑いをこらえるのが、こんなに苦しいものだとは。

理科系夫(あんまりあつこが笑うのであきれ顔)
「滑舌が悪いんじゃないの?」

あつこ「じゃぁやってみてよ」

理科系夫「やめとく」

あつこ「えー」

もう一度だけ音声入力してみた。

あつこ「ベンティ」

Siri「ベンティ」

あれれれ?できるじゃん。なんで?

ベンティを飲み干し。(音声入力)

あ、最初、便秘って出たのに、次の瞬間にベンティに変わった。
どうやら学習したらしい。 

AIはこうやってどんどん賢くなるのだろう。

あつこはもう、ベンティと言う単語を忘れる事はない。
それだけでも良かったとしよう。

※おまけ
Siriとは音声アシスタントの名前なので、この場合音声入力を司るのは正確にはSiriとは違うのかもしれない。
あ、Siriは尻ではない。念のため。

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