見出し画像

わたし、ぎっくり腰(人生初)

「起きられない!」

それは連休の中日、ちょっとうとうと。気持ち良い昼寝から目覚めた時だった。

(いたたたたたっ)
何ということだろう。
腰全体が痛くて、
寝た状態から立ち上がることができない。
何とか半回転して、
「うっ」
また仰向けの状態に戻る。

瀕死の昆虫みたいだ。

ーーーー

その日は、なっちゃん(次女)がまーくん(孫)を連れて遊びに来ていた。

まーくん7ヶ月。
にっこりと笑うようになった。
「あーあーうーうー」
「あった」
喃語もたくさんでるようになった。
できることが増えるのは、はたから見てても楽しい。

久しぶりのまーくんを抱っこして、おっぱいくさい乳児の香りを楽しんだ。
なっちゃんは、夫の帰宅時間があるからと、慌ただしく帰っていった。

少々疲れたあつこは昼寝。
そして目を覚ました途端、この有様だ。

ーーーー

外出先から、理科系夫が帰ってきた。

「どうしたの?」
いつもと違う状態であることに気がついたらしい。

あつこ「動けないの」

しかし、このままではどうにもならない。
世間は3連休中である。


とにかく、周りにあるものにつかまって立ち上がるなくてはいけない。
テーブルの脚、カウンターの板、そろそろ起き上がるが、動くだけで痛い。

とにかく痛くても立ち上がるんだ。

立ち上がれ、あつこ!
立ち上がるんだ。

トイレに行かないと。
粗相をしてしまったら大変だ。
頭の中に、トイレに間に合わず床を汚してしまった母のことが思い浮かんだ。

きっとこんな感じだったのか。
怒って悪かったなぁ。

ーーー

そんなこんなで、ベッドに横になったが。
夜中にトイレに行きたいような気がして目が覚めた。
切羽詰まる前に行った方が良い。

どうにかベッドに座ったが、そこから先が動けない。
ここでも、周りの家具につかまるが、動くたびに腰に痛みが走る。
どうにかトイレにたどり着いたが、便器に座れない。

声を出す勇気もなくなって。

座るんだ、あつこ。
座れ!

どうにかセーフだったが
紙をとって切ることができず、ウォシュレットでごまかす。

ーーー

そして、次の日。
3連休最終日。

朝、またベッドから立ち上がれない。

理科系夫がドアから顔をのぞかせる。

あつこ「起きられないの。
引っ張ってくれる?」

両手を引っ張られ、上半身を起こそうとしたら

「いたいいたい!」

大きな叫び声が出てしまった。
ベッドに逆戻りである。
これは自分でやるしかない。
少し休んでから。

あつこ、立ち上がれ!
立ち上がるんだ


自分にエールを送る。

ーーー

そして、朝食。
用意はすべて理科系夫。

立ち上がったら、今度は座れない。
うむむむ。
どうするべきか?

座れ!
座るんだ、あつこ。


気合いだ!気合いだ!気合いだ!

これは間違いなく、ぎっくり腰だ。
人生初だ。
なぜかわからないが、
今まで腰痛とは無縁に生きてきた。


ーーー

理科系夫「マッサージをしてあげる。そこに横になって」

横になってと言われても。そう簡単には寝られない。
いたたた、と小さく声を上げながら横になる。

腰のあたりからマッサージが始まる。
意外なところが痛い。
おしりの真ん中とか。
腰が全体的に痛いのももちろんだが、肩甲骨の辺りとか。

理科系夫「なんだか全体がガチガチ」

確かに、思い当たる。

8時半から17時15分までずっとパソコンに向かっているからだ。
スポーツクラブも辞めてしまったし。

そして、ノート連続投稿のために、睡眠時間を削っている
(単に計画性がないだけ。
毎日自転車操業で投稿時間が夜中の12時近くになってしまう。)
平均睡眠時間、4時間半。

理科系夫「それに」

そう言って、何かいいよどんでいる。

理科系夫「太ったでしょう。マッサージしてても肉の量が違う」

あつこ「何ですって…」 

と抗議の声を上げようとして、黙った。
(肉って何!にくって!←ココロのこえ)

それは感じていた。
ご飯をたくさん食べるし、甘いもの好きだし、運動をしないし。

そして、マッサージの後
腰が少し軽くなったのだ。

理科系夫「両足の後ろの線に沿って痛くない?」

あつこ「痛くない。腰だけ。
でも触られると肩甲骨の辺りもお尻のあたりも痛い」

理科系夫「坐骨神経痛みたいな神経系ではないみたいだね。
とすると、
不摂生を重ねて、免疫力が落ちてるっていうところじゃない?」

あつこ(むむむむむむ)

ーーーー

朝ご飯の後、スマホでいろいろググりながら考えた。
インターネットの世界は玉石混交。良い情報も、誤った情報もあるから、まず信頼できそうなところから。

「ぎっくり腰」は急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称(通称)で、
病名や診断名ではありません。
何か物を持ち上げようとしたとき、
腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、
朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。

日本整形外科学会、ホームページより

ふむふむ、私のぎっくり腰は特にきっかけがなくて出たパターンのようだ。

ぎっくり腰の場合、特に多いのが筋肉性のタイプです。
首から腰にかけて、体の表面にある脊柱起立筋を使い過ぎることで負担がかかり、炎症を起こすことがあります。
その予防には、体の深部にある腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルを使って脊柱起立筋を助け、
負担を軽くすることが有効です。

NHKきょうの健康より

このNHKのページが短いながらよくできていて、再発予防のエクササイズも紹介していた。

●ドローイン 横になって、呼吸とともにお腹を引き込むようにする。
●バックブリッジ お尻を持ち上げて頭から膝までが一直線になるようにする。

そして、再発予防。

NHKきょうの健康ホームページより

ですよねー。
最近体重を測っていなかったあつこ。
お風呂の前に体重計に乗ってみる。
。。。
あつこ「なにこれ」

3キロ増えていた。
これは公開ダイエットか?

このあとあつこがしたこと。

●寝ながらゆるゆると体を揺らす(血行促進)
●できる範囲で、ドローイン
●お風呂に入って、腰や足をマッサージ
●食べすぎない

ーーー

さらに、お風呂の後、もう一度理科系夫に体をマッサージしてもらった。
だいぶ痛みは引いてきた。
が、一晩寝るとまた腰が痛くなってしまうかも知れない。

理科系夫「なんだかそうやって寝ていると
築地市場みたいだね」

あつこ「何ですって!」

今回は、はっきりと怒る!人をマグロ扱いして!
魚市場じゃないんだから。

いつも優しく奥様をマッサージしているコジさんを見習って欲しい。もう。

ーーー


さらに。

床に落ちたApple Watchをすぐに拾うことができずに
(簡単にしゃがめない)
そろそろと動くあつこに向かって。

理科系夫「チンパンジーだったら、足で拾えるのにね」

あつこ「わたしは人間です」

理科系夫「チンパンジーは、すごく頭が良いんだけど、ペットで飼ってるっていう話をほとんど聞かない。
その理由は何だと思う?」

あつこ(はあああああああああ)

まあ、マッサージをしてくれるし、悪気もないので良しとする。

ーーー

というわけで、、
あつこ、
生活改善に努めます。
このぎっくり腰をきっかけとして
●ちゃんと寝る
●痩せる
●自分の体のケアをする(ストレッチ、マッサージなど)
頑張ると言うと挫折しちゃいそうなので、それなりにぎっくり腰と付き合います。
あ、明日の仕事は休みます。

なんて言ってるうちに、また夜中の12時近くなってしまいました。。
おやすみなさい。



この記事が参加している募集

投稿数が1500を超えているため「あつこのnoteの歩き方」を説明しています。 https://note.com/atsuko_writer55/n/n30e37e8ac4dc マガジンをフォローして、もっとあつこのnoteを楽しんでくださいね。 noteのお友達、大好きです!