うまい、へたは関係ない。心の趣くままに書を楽しむ「己書」始めました。
歳をとってもずっと続けられる趣味が欲しい。
還暦目前にワクワクして楽しめることを探していた私が見つけたのは「己書(おのれしょ)」です。
昨年12月に初めてまもなく5ヶ月。筆ペンで字を書くのが楽しくてほぼ毎日書くほどハマっています。
作品を公開するのはとても恥ずかしいですが、「#いま始めたいこと」のお題企画に乗っかって、勇気を出して投稿します。
己書とは
己書(おのれしょ)とは自分だけの書という意味で、筆ペンを使って自由に自分の世界観を楽しく表現し「描く書」「読める絵」とも言われています。
幸座と呼ばれる教室が全国にあり、オンラインでも受講できて1回90分の都度払い、学びやすいスタイルです。
己書との出会い
人生後半戦の楽しみは「御朱印集めとパワースポット巡り」にしようと思っていました。
でも、ちょうど1年前に膝痛を発症。
体力の衰えも感じはじめて、そのうち歩き回れなくなるのではないか、老後の楽しみがなくなってしまうのではないかと危機感を持ちました。
いくつになってもできる何かを見つけたい
体力や身体能力が衰えても関係なくできることを始めたい
新しい趣味を探しているときに、SNSで見かけたのが「己書」です。
作品や幸座の様子から自由さやあたたかさ、楽しさが伝わってきます。
自宅近くの幸座の開催日がちょうど都合が良い日。
1度体験してみよう! と思いきって申し込みました。
己書の魅力
私は平井浩二上席師範に教えていただいています。
平井師範は己書の書籍も出されていて全国で幸座を開催されているスゴイ経歴をお持ちの方です。
https://amzn.to/3weVMh2(Amazonアソシエイトに参加しています)
でも、ご本人はとても気さくな方で、笑いが絶えず、和気あいあいとした幸座です。
ただNGワードがあります。
「むずかしそう」「むずかしい」
ボソッとつぶやくとすかさず
「チャリーン」
罰金を請求する声が聞こえます。(誰も払いませんが)
「うまい」「へた」もNG。
先生から毎回いただくのはお手本ではなく「お題」。
参考にしながら自分なりの表現ができればいいのです。
毎回のお題が心に響く言葉ばかりなのも魅力です。
書いているうちに前向きな気持ちになって肩の力が抜けていく気がします。
幸座の終わりに全員で作品を見せ合いながら
「わあ、すてき」「かわいい」「いいね」とほめあうので、モチベーションもアップ。まさに幸せなひとときです。
これからの夢
私が参加している幸座は、すでに師範として活動している方や師範を目指す方が多く、ご自分の幸座を開くまでのお話などを聞くことが多くあります。
「あつこさんもすぐに師範になれますよ」
なんて言われて「え、本当に??」
まんざらでもない気持ちになり、家での練習に力が入ってきた単純な私。
練習用紙はプリントの裏紙やカレンダーの裏でもかまわないので筆ペンさえあれば気楽に毎日取り組めます。
書いているうちに妙に眠くなるのはリラックスできている証だとか。
これならば、いくつになっても続けられそうです。
まずは1級を目指して楽しみながら書いていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?