見出し画像

復職前の不安のほとんどは、時間が解決してくれた

こんにちは、うつ病会社員のあつきです。
3度の休職と復職を経験した会社員が、
「うつ病と共に働く」「うつ病と共に生きる」をテーマに投稿しています。

復職の日が近づいていくると、職場で働く自分を想像して不安になる人が多いと思います。

そりゃそうですよ。久しぶりに職場に行くのですから。浦島太郎状態です。今の職場がどうなっているか分からないし、周りの人の目も気になります。休職していた期間が長ければ長いほど、不安も強くなると思います。

今日は復職2周年を迎えた僕が、復職前の不安について今思うことを書きます。


僕の休職年表

https://x.com/atsuki_pro/status/1785232631191445679

最初に僕の休職年表を紹介しておくと画像のようになります。休職を3回経験していて、期間に注目してもらうと分かりますが短めの休職も、長めの休職も経験しています。

1回目の休職:1ヶ月
2回目の休職:8ヶ月
3回目の休職:11ヶ月

お恥ずかしながら休職経験豊富です

休職直前の不安や心配事

当時の日記やメモをもとに、当時の不安や心配事を箇条書きします。

1回目の復職時

  • 太った自分を見てどう思われるだろう…。周囲の目が気になる

  • 休職前に担当していた仕事はどうなってるんだろう…

休職前後で体重が20キロ増えたので、とにかく周りの目を気にしていました。自分の見た目に対するコンプレックスが強かったです。

休職期間が1ヶ月。さらにコロナで在宅勤務が始まった時期だったので、ワンチャン自分が休職していたことをみんな知らないんじゃないかなと思っていました。

2回目の復職時

  • 周囲の目が気になる。休職していたことをどう思われているんだろう…

  • 太った自分を見てどう思われるだろう…

  • 職場はどうなっているんだろう…

  • 誰が同じチームだろう…

  • 再び休職することになったらどうしよう…

1回目の休職は1ヶ月、2回目は8ヶ月。前回の復職と違い長い期間を休んでいたいので、僕が休んでいることをみんな知っていると分かっていました。そのため周りの人にどう思われているかがとにかく気になりました。また職場の様子が全く想像できず、今みんな何してるんだろう?と思っていました。

3回目の復職時

  • 周囲の目が気になる。休職していたことをどう思われているんだろう…

  • 太った自分を見てどう思われるだろう…

  • 今、プロジェクトは何をやっているんだろう…

  • 声出なかったらどうしよう…(前回の経験より)

  • 無能だと思われたどうしよう…(前回の経験より)

  • 忘れて思い出せないことがあったらどうしよう…

  • ああなったらどうしよう

  • 不安や心配事がくり返し思い浮かんで眠れなかったらどうしよう…(前回の経験より)

  • 同期・後輩に置いていかれてる。どう思われるだろうか…(前回の経験より)

  • 今後のキャリアはどうなるんだろう…(前回の経験より)

3回目は2回目の復職失敗時の経験による不安も追加されました。特に知らない新人がいてバリバリと働いている様子を見て、比較してしまいかなり精神的ダメージが大きかったのが前回の復職。3回目の復職直前はこの気持ちへの対処に困りました。

ここまでの不安や心配事を整理してみると

ここまでざっくりと分類してみると

  1. 周りの人の視線(周りにどう思われているかなど)

  2. 分からないことへの不安(職場が今どんなふうになっているかなど)

  3. 仕事ができるかの不安

  4. 周りの人と比較して劣等感を感じる

  5. キャリア

特に一番強く感じていたのは「1. 周りの人の視線(周りにどう思われるかなど)」でした。

さて、ここで復職して時間が経った今、振り返ってどうだったかを書きます。

  1. 周りの人の視線(周りにどう思われているかなど)

    • 1週間もすれば慣れる

  2. 分からないことへの不安(職場が今どんなふうになっているかなど)

    • 1週間もすれば分かってくる

  3. 仕事ができるかの不安

    • 仕事で分からないことがあれば、周りの人に聞いて解決

  4. 周りの人と比較して劣等感を感じる

    • はじめは本当にツライ。周りの人が活躍しているのを見るたびに落ち込んでいた。でも1年くらい経つと自分にもポジションができて気にならなくなってくる

  5. キャリア

    • いまだに定期的に悩んでいる

こんな感じです。

1, 2, 4は時間が解決してくれる。

3は周りの人に頼れば全く問題ない。たぶんこの不安は仕事を自分一人で解決しないといけないという思い込みから来るもの。そもそも仕事は職場仲間みんなでやっていくものなので心配しなくていい。

5はいまだに定期的に悩んでいる。どう頑張っても休んでいた時間は戻ってこないので、長い時間をかけて解決していくのだと思う。


どうでしょうか?僕の場合、大体のことは時間が解決してくれたし、困った時は職場の人に頼れば何とかなりました。

復職前に心配してもどうにもならない

これを言ったら元も子もないんですが、全ての悩みは復職前にどうにかできるものではないんですよね。

再掲

  1. 周りの人の視線(周りにどう思われるかなど)

  2. 分からないことへの不安

  3. 仕事ができるかの不安

  4. 周りの人と比較して劣等感を感じる

  5. キャリア

だから復職してから職場で何とかしていくしかなく、復職前にあれこれ考えてもどうにもなりません。ある程度考えたら「あとは復職してから考えよう」と割り切るのが賢明だと思います。

(それが難しんですけどね)

まとめ

復職前の悩みのほとんどは時間が解決してくれる。また大体の悩みは復職前に考えてもどうにもならない。復職してから何とかしていくしかない。ある程度考えたら、「あとは復職後に考えよう」と割り切っていこう。

今復職して働いている人に「復職前の不安や心配事はどうなった?」と聞いたら、「大丈夫、何とかなったよ」と言ってくれると思う。というかそもそも復職前の不安や心配事を覚えてすらないかもしれない。そんなものです。

「心配すんな。全部上手くいく。」

マンガ「キングダム」の桓騎将軍の言葉で締めます。

今日はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました。

復職に関する記事をまとめています🙌

X(Twitter)をやっています🙌


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?