見出し画像

【復職】負債をゼロにして1日を終える

こんにちは、うつ病会社員のあつきです。
3度の休職と復職を経験した会社員が、
「うつ病と共に働く」「うつ病と共に生きる」をテーマに投稿しています。

復職してから無理のない範囲で仕事をすると決めているのですが、気がついたら頑張りすぎて日に日に疲弊してしまうなんてことがよくあります。

そんな自分が意識しているのは「負債をゼロにして1日を終える」です。今回はこのことについてお話しします。


病気前と違う

うつ病になり長く休職していた僕が、復職した際に強く感じたのは「疲れやすさ」です。すぐに疲れるし回復も遅い。次の日に疲れを持ち越すことがよくありました。

病気前はどんなに働いても大きな疲れは感じなかったし、疲れたとしても寝て起きたらHPは満タンまで回復していてまた元気な状態で働けました。この病気前は当たり前であったことが、病気後は当たり前ではなくなりました。

エネルギーの収支

疲れやすいというハンディギャップを持ちながら働くためには、エネルギーの収支を考えないといけません。収支とは「エネルギーの消費量」と「エネルギーの回復量」のことを指します。

病気前は疲れても寝たら回復していました。これはエネルギーの収支で考えると

エネルギーの消費量<エネルギーの回復量

の状態です。この不等号が逆になると疲れが溜まっていきます。僕が強く意識していることです。


これがとても難しい

「エネルギーの消費量<エネルギーの回復量」は簡単な原理原則ですが、復職してばかりの僕には超ハードでした。

健康な時に比べて同じ活動をするにもエネルギーの消費量が多く、エネルギーの回復量に関しても回復スピードが尋常じゃないくらい遅い。

https://x.com/atsuki_pro/status/1715483118197506429

これに追加してエネルギーの総量がそもそも病気以前よりかなり少ない。このエネルギーの総量が少ないというのは厄介で、単純に使えるエネルギーが少ないという話ではありません。ちょっと脱線しますが大事なので書きます。

分かりやすく健康な人のエネルギーの総量を100とします。
一方、僕の総量は60。

健康な人がある活動をしました、消費量20。
一方、僕は同じ活動をすると、消費量30。

結果は
健康な人は残量が80。
僕の残量は30。

回復を考えたとき
健康な人は80→100(満タン)に戻していく。
僕は30→60(満タン)に戻していく。

単純に回復しないといけない量が多いのもそうなんですが、低いところから上げるのは、高いところより上げるより大変なんです。(伝わる?)

スマホのバッテリーで考えましょう。スマホの残り残量80%から100%に上げるより、残量0%から20%に上げる方が、同じ%を充電するのにも時間がかかりませんか?

これがとても厄介で、回復しないといけないエネルギー量も多いのにプラスして、この現象で回復に必要な時間がめちゃくちゃ長くなります。

エネルギーの負債をゼロにして1日を終えよう

めちゃくちゃ脱線しました。話を元に戻すと「エネルギーの消費量>エネルギーの回復量」を目指さしていく必要があります。そして、タイトルのエネルギーの負債をゼロにして1日を終えようはこの事を言い換えた言葉でもあります。1日の中でエネルギーを消費した分だけ回復する。次の日を元気な状態で迎える。

考えるのは
エネルギーの消費量を減らし、
エネルギーの回復量を増やす

今回は具体的な作戦はお話ししませんが、人それぞれ作戦が違うと思っています。仕事の進め方や仕事中のこまめな休憩、家でのセルフケアなど。消費と回復の両方を考える必要があります。

僕が一番気を付けているのは残業です。残業をゼロにすると必然的に消費量が抑えられ、また回復に当てる時間も増えます。

残業をゼロにする工夫としては定時の15分前にアラームを設定して、アラームが鳴ったらそこでタスクをやめ、今日の仕事の整理をし明日のために明日やるべきことをまとめるようにしています。よく仕事をやりっぱなしでデスクの上がぐちゃぐちゃのまま帰る人がいますが、僕が定時15分前からやる行動はデスクの上を片付ける作業です。これも負債をゼロにして1日を終えることとも言えそうです(片付けを明日に残さない)。

https://x.com/atsuki_pro/status/1715845527516967133

まとめ

エネルギーの負債をゼロにして1日を終えようとは、「1日の中でエネルギーを消費した分だけ回復する」「次の日を元気な状態で迎える」「次の日に疲れを持ち越さない」という意味です。負債を溜めていくと体調が悪化してき、病気の再発する可能性が高まります。そのためにエネルギーの消費量と回復量を見直してみましょう。

「エネルギーの消費量を減らし回復量を減らす」の他に、1日のエネルギーを消費量していい量は回復できる量までという視点も大事です。

今日はここまで!最後までお読みいただきありがとうございました。

復職に関する記事をまとめています。
復職を目指している人、復職後に継続して働くを目指している人におすすめです。

Xもやっています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?