レモン酵母で焼いたはちみつ食パン
こんにちは。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
最近、自家製酵母でパンを焼いております。
起こしてはやめ、起こしてはやめてを繰り返しています。
酵母の面倒を見切れなくなってやめるのですが、酵母がブクブクと育つ様子や、元種が膨らんでいく様子を観察すること、自分で育てた酵母でパンが出来上がることが楽しくて、また仕込むという。
自家製酵母でパンを焼くということは、過程を楽しむという事なのかも知れません。
食べるためだけにパンを焼くなら、生産性を考えてイーストで焼いた方が断然、効率がいいからです。
でもあえて面倒な酵母を起こしてそこからパンを焼くということは、食べるためではなく作るという作業が好きだからなのでしょうね。
人間は面倒だと分かっていても、やらずにはいられない事ってありますよね。
全て効率で考えて、生活していたら楽しくありません。
さて、久々の自家製酵母。
レモンで仕込みました。
柑橘系の酵母は発酵力が強いので、お気に入りです。
でも起こしたては、レモンの風味が強い。
すっかりそんな事を忘れ、はちみつ食パンを仕込みました。
レモンと言えば、はちみつでしょう。と思ったのです。
見事に失敗しました。
どうも、はちみつの量を間違えたようです。
計算を誤ったようで100%の粉に対し、33%のはちみつを入れてしまいました。
糖分が多すぎて、一次発酵の時点で全く生地が上がってきません。
その日のうちに焼きたかったのですが、諦めて冷蔵発酵にしました。
それでも、微妙に発酵したかなぁ?というくらい。
仕方ない。
このまま焼こう。
ちんまりしたはちみつ食パンが焼けました。
はちみつが多過ぎて高さは出なかったけど、仕込んだレモン酵母はちゃんとパンが焼けそうです。
食べてみて、酸味を感じなければ酵母は成功でしょう。
早速、味見してみます。
うーん。
酸味はないけど、起こしたてのレモン酵母の風味が強い。
何より、生地が詰まっていてみっちり。
レモンの風味をまろやかにするためには、何回か継いでいかねば。
しかし、自分で面倒を見ながら起こした酵母でパンが焼けると嬉しいです。
早く次のパンを焼きたくなってしまいます。
パン作りは、いくら本やネットでレシピを調べても自分で焼いてみなければ分からない事だらけ。
自分で納得するまで、焼けるようになりたいものです。