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「チャーハンは中国人が作ったやつが美味い」という持論

とか知ったようなこと言っても、別にチャーハンについて1時間語れるほど熱い熱い情熱をもっているワケでもない。ただ、 皆が誰しもあるちょっとしたこだわり程度の話。

先立って言っておくが、本稿に人種差別的な意図は全く含まれない。日本にある日本人がやってるラーメン屋のチャーハンとかも普通に好きだし、よく食べる。だけどもやっぱり


「チャーハンは中国人が作ったやつが美味い」


この持論の裏付けとなる体験をしたので書いてみる。ズバリ、「中国人が作ったチャーハンが美味い」は事実であり、その理由はにんにくにある。

厚木家の近くには中国人がやっている、街の中華屋さんがある。行き始めたのは最近のことだが、中国人なまりのある日本語を喋るおカミさんが注文をとって厨房の店主に中国語で注文を伝達するタイプの、信頼のおける中華屋だ。

厨房の様子が見える席があり、そこでチャーハンの正解に辿り着いた。


油とにんにくの暴力、とでも形容しようか。これでもかと入れている。今まで食べ過ぎて気が付かなかったのだ。そのニンニクの存在感に。



中国人のニンニク好きはすごいものである。
吃肉不吃蒜,香味少一半
吃肉不吃蒜,味道减一半…
いずれも「肉を食べる時はにんにくが無ければおいしさが半分になってしまう」という意味の言葉がある。
元は吃肉不吃蒜,  营养减一半、「肉を食べる時はにんにくが無ければ栄養が半分になってしまう」ということわざなのだが、それをもじったのだ。tiktokやbilibili(哔哩哔哩)のような動画サイトでやたら美味そうに中華料理を食べる中国人が説明文に引用したりしているが、本当によくにんにくを食べる。是非見てほしい。

https://youtube.com/shorts/lXWtu8vbRuE?feature=share

中国出身のYoutuber、8ちゃんねるでも中国人がにんにくを、我々のお新香程度の感覚でバリバリ食べている様子が説明されている。

また、2018年のデータにはなるが、中国食品工業協会のデータによると、総生産量から在庫と輸出分を差し引いた暫定的なものではあるが、年に1人あたり12.63kgも消費するようだ。

消费量快速增长。按照表观消费量(总产量减去库存量和出口量)简单估算,我国大蒜消费总量由2001的735万吨上涨至2018年的1757万吨,增2.39倍。国内大蒜人均消费量从2001年的5.76公斤增长到2018年的12.63公斤。

http://www.cnfia.cn/archives/15999

これは日本の0.3kgと比べると途方もない数である。
そんなにんにく大好きな中国人と、明日の予定に怯えにんにくを控えてしまう日本人…
どちらの作るチャーハンが美味しいか、もう一目瞭然ではないだろうか?
チャーハンはにんにく。チャーハンはにんにくチャーハンはにんにく…

分かったらすぐににんにくを買ってこよう。今晩はチャーハンだ。

おしまい

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