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心を満たすための修行

この文章はpanasonic・note・Voicyで開催する
「#私にとってはたらくとは」の参考作品ではなく主催者の依頼もなにも受けていませんが勝手に書いています。

「プロサッカー選手になってお金持ちになる」


そんなことを卒業アルバムに書いていた
小学生の頃のじぶんは素直でまっすぐ生きられていたなとふと悲しくなるときがある。
仕事から疲れて帰った夜なんかに考えてしまうと寝れなくなる日がある。

仕事の悩みの種はお金かやりがいとかが多いけど、"生活していくこと"だけを考えると
仕事をするのが生きるためになるからいいなと思う。じぶんが納得していれば無理にお金を稼ぐ必要もないし。

それでも生きていくためのお金は必要で
"そこの基準を満たすため"にはたらくのだけど、ベンツに乗りたいとかタワマンに住みたいとかそうゆう欲望がない人間からすると仕事にやりがいをもたせることを難しく考えてしまう。

生活するための仕事とお金を更に稼ぐための仕事はなんだかすこし種類が違う気がするけど、要はお金だし稼いでいる人からするとバカに思われそうな考えでもあるよね。

わたしは"じぶんの人生をより豊かなものにすること"と、子供ができたらじぶんが死ぬ直前くらいに”かっこいい”と思ってもらいたいから
はたらいています。


どこにでもいるサラリーマンだし給料も平均くらい。人より優れた才能もなければ人と話すときに緊張して脇汗をかくようなダサい人間。
人から憧れられるようなかっこよさもなければ友達も少ない。



唯一の救いはそんなじぶんのことをあまり嫌いではないことで、"俺ならできる"という謎の自信と勇気だけはあることな気がする。


もともとネガティブな性格だったからこそ 
ポジティブな人に憧れたし変わろうとしたのかもしれないなぁ。

18歳くらいまではどこかじぶんに自信がなくて突き抜けたものがないほんとにつまらない人間だったと思う。


ネガティブなじぶんから変わるきっかけになったのは18歳からはじめた居酒屋のアルバイト。

すごくいそがしい店だったから最初は仕事も人間関係も全くうまくいかずつらい時間でしかなかった。

向いてないのかなぁと考えはじめていた頃に
一つ下の後輩が入ってきて歳も近いから指導役みたいなものになってしまった。

その後輩が、
童貞のくせにめちゃくちゃ明るくていいやつで憎めないやつでなんかわからないけど、
憧れみたいな気持ちを抱いているじぶんがいたことに焦りを感じたのを今でも思い出す。

なぜかその後輩に"かっこいい"と思われたくてそこから仕事はめちゃくちゃがんばった。


BLみたいな展開はないんだけど、
仕事に真剣に取り組むきっかけになったのはたしかで、アルバイトはいくら頑張っても時給だから変わらないのに2人で競い合って仕事をしていたのはほんとに楽しかった。


同じ人を好きになって結局疎遠になってしまったけどこの後輩は死ぬまでに会いたい人の1人なのは間違いないね。

憧れとか周りに比べてとか考えてしまうこともあるけど、はたらくなかで幸せとか優しさに出会えることを知ってるじぶんは強くなったと思う。


人からもらう力と人のために頑張る力は仕事と一生懸命向き合ったからこそみえたしこれからもずっと感じられるように生きていきたい。



これからはたらいていく中で、
ぶつかる壁とかクソみたいな人間関係とか堅苦しいルールとか全部愛せるようになりたい。


今見えてるのはまだまだ序盤でこれからもっとおもしろくなるはずだと信じたい。


全部愛せたときに見えるのがなんなのかわからないけど目指してみたいから目指してみることにしようかな。









明日も仕事がんばろう。  


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