妻から褒められることを期待せず、自分で自分を褒めることのすすめ。
こんにちは。
家事や育児に積極的になろうとすると、妻から認めてもらえないとか、褒められないのが辛いという話がよく出ますよね。
ぼくもそうでした。
そこで、今回は「妻からの褒め」を期待せず、自分で自分を褒めることで、家事や育児を自然とできるようになるということについて書きたいと思います。
なぜ、妻から褒められたいのか?
まず、そもそもなぜ妻から褒められたいのかですが、この記事にも書きましたが、簡単にいうと「あなた(妻)の代わりにやっているのに、なぜあなたは感謝しないのか?」と夫が思っているからなんですよね。
詳しきはこちらの記事をどうぞ。
もしくは、「これで妻が楽になるから、妻から感謝されるはず」という思い込みですね。
ですけど、家事や育児というのは、親ならやるのが当然なので、当たり前のことをしても褒められないのもまた、当たり前なんですよね。
妻の方が家事育児歴が長い場合、スキルが上達しているので、夫の中途半端な仕事ぶりがいまいちなので、「褒める」どころじゃないというのもあります。
「あなた(妻)の代わりにやっているのに、なぜあなたは感謝しないのか?」
と、もしあなたが思っている場合、あなたは性別によって役割を分業する性別役割分業固定概念という呪いに縛られている可能性が高いです。
ぼくも(あれ、今のこの気持ち、もしかして・・・)というとき、正直あります。
この2つの記事に詳しく書いていますので、呪いを解きたい方はぜひお読みください。
性別によって役割を固定化するという考えは、幻でしかないのです。
ラジオでも「父性」についての話で触れさせていただきました。
自分で自分を褒めることで前向きになる
では、どうするかですが、自分で自分を褒めるのが、妻にも迷惑かけずに済むし、手っ取り早いです。
(おれ、こんなこともできちゃうなんてすごくね・・・)
と、自分で自分を褒めると、気持ちがすっきりするんですよね。
ぼくもよくやっています。
ただ、ぼくらは学校教育や家庭でそんなに褒められて育ってないので、自分で自分を褒めるのって、すごい抵抗があるんですよね。
ぼくも最近です。やっと自分で自分を褒められるようになったのは。
正しくいうなら「自分で自分を褒めていいと、自分に許した」のは、といったところでしょうか。
「自分に自分を褒めてもいいと認めてあげる」
これを意識するようになってから、自分のご機嫌は自分で取れるようになった気がしています。
誰かに認められたい。
誰かに褒められたい。
そんな気持ちをつい持ってしまうんですよね。
でも、自分のご機嫌を自分じゃない誰かに依存するのって、危険だと思うんです。
自分の感情が他者によって変わってしまうって、自分の感情を自分でコントロールできないってことですからね。
それに、「褒められること」を求めてしまうと、どんどん欲しくなるので際限がなくなりますよね。
褒められることが目的になってしまうし。
子どもたちに接する時も、褒め方には意識しようと最近よく思っています。
「すごいねー」じゃなくて、そこまで頑張った努力を褒めるとかね。
忙しいとおざなりになりがちですが、できるだけ頭の片隅には置いておこうと思っています。
話を戻して、自分で自分を褒められるようになると、不思議と気持ちが落ち着くんですよね。
ぼくは最近、オフィスに出社する日があると、帰り道疲れていているんですが、こんな感じに自分を褒めています。
(今日も一日頑張ったな〜、あれもやったしこれもやったし、あんな仕事できるのは俺以外にいないなー、これから帰って子どもたちの相手もして、こんなに色々できる父親はそうそういないなー)
と、わざと自分をかなり持ち上げてよいしょして、自分を自分で「よくやってるぞ」と褒めています。
これは、去年、軽いうつ病になった時の教訓かもしれません。
自分で自分を認めてあげることで、自分を追い込むのを防いでいるのかも。
自分で自分を褒める習慣、妻との関係をよくしたい男性にはおすすめです。
本当の当事者意識を持つには、ブートキャンプが必要
あと、男性が家事や育児に「当事者意識」を持つには、ブートキャンプ的な経験が必要だと思っています。
「やらざるを得ない状況」に自分を追い込むということですね。
ぼくの場合は、三男が生まれた時に取った3ヶ月の育休でした。
詳しくはこちらで話しています。
あと、ワーママ はるさんもvoicy で話されていましたが、知り合いの双子のお子さんがいらっしゃるパパは、妻が出産後3ヶ月入院していたため、家事育児をワンオペでやらざるを得ない環境になり、そのため、当事者意識が身についたそうです。
ちょっとどの話だったか忘れてしまいましたが、気づきの多いラジオですので、お子さんがいらっしゃるパパママにはおすすめです。
育休をもう取るタイミングにない場合は、妻にお一人様時間をあげて、1日会出してもらうとか、旅行にいってもらうとか、もしくは自分が子どもを連れて1日出かけたり、ちょっとそこまで(コロナ感染リスクもあるのでおすすめしませんが)旅行に出かけたりとか。
子どもと自分たちだけの生活をできるだけ作るようにすると、当事者意識ってメキメキ出てきます。
おそらく、これは子どもの面倒をみることで、オキシトシンが女性並みに分泌されて、子どもを愛おしく思う気持ちが増すためかなとぼくは考えています。
それと、女性は子どもの夜泣きの時にすぐに気がつきますが、これは脳の扁桃体が活性化するからと言われています。
扁桃体は不安や恐怖に反応するようにできています。ですが、男性は夜泣きを聞いても扁桃体が活性化しません。
これが男性が夜泣きに気づかない理由と言われています。
ですが、男性も子どもの面倒をみるようになると、扁桃体が活性化し、夜泣きに気がつくようになると言われています。
確かに、ぼくも夜泣きですぐに目を覚ましていました。これは後天的に身に付けることができるということですね。
自己肯定感を自分で引き上げる。自分で自分を褒めてもいいんだ。
自分で自分を褒めることができるようになると、自分で自分の自己肯定感を上げることができるようになります。
もともと自己肯定感を高めるような教育をぼくらが受けてきませんでしたので、ただでさえ自己肯定感をぼくらは上げにくい性質があるんですよね。
家庭でも褒められた記憶や、自分が生まれ持っている性質を大切にされた記憶ってほとんどありません。
誰かに褒められても(いやいや自分なんて・・・)とついつい思ってしまいます。
でも、自己肯定感が高い人って、結構いろんなことがうまくいくんですよね。
ぼくは、風が吹けば潰れそうな零細企業から、誰もが知っている大企業まで、いろんな会社で働いてきましたが、はっきり言って仕事のレベルって、みんな大して変わりませんでした。
「給料の低い潰れそうな零細企業と働く人間と、給料の高い大企業で働く人間は、何が違うんだろう?」
と、不思議に思っていたのですが、それは「自分に自信があるかどうか?」だけでした。
大企業であっても全然仕事ができない人がいましたが、彼らはみんな自分の自信を持っていました。
多分、両者の差って、それだけなんだと思います。
起業した知り合いも、みんなもれなく自分に自信がある人間ばかりです。
ということで、自己肯定感というのは、社会で活躍するにおいてもとても重要で、それを自分でコントロールできるなら最高ですよね。
そのためには、「自分で自分を褒めることを自分に許す」ことが大事なんだろうなと思っています。
妻との関係に悩む男性の参考になれば幸いです。
それでは、また!
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詳しくはこちらの記事をどうぞ。
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