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嫁姑問題を引き起こす、この国の二つの病理とは?
「義理の母はゴミ箱の中をチェックしたり、買ったものをチェックしたり、遊びにも行かせてくれないしで、大変だったんです」
90年代に結婚され、夫の両親との関係に苦しんでいたKさんはそうおっしゃった。
嫁ぎ先では、夫の母親から常に監視され、夫に相談しても取り合ってくれない。
大変な日々を過ごすなかで、Kさんはあることに気がつきます。
嫁姑問題は、嫁と姑の関係性の問題ではなく、その背景に別の原因があることに。
それは、この国全体を静かに覆うような、重く深刻な病理のようなものでした。
今回のポッドキャスト「アツの夫婦関係学ラジオ」では、下の記事のご本人であるKさんにご出演いただき、90年代の嫁姑問題、そして夫婦関係についてお話しいただきました。
Kさんは、嫁姑問題の背景にある本質的な問題についてこうおっしゃいます。
夫の両親の夫婦関係がそもそもうまくいっていない。
夫と夫の母との親子関係が健全じゃない。子離れ親離れができていない。
もともとこの二つの課題がある家庭に「嫁」という異分子が入り込むことによって、この課題が浮き彫りになったのです。
そして、この課題はその家庭が悪いという話ではなく、日本という国が持つ文化的背景が大きな影響を与えていたのです。
Kさんはこれらの大きな課題を前に、いかにして嫁姑問題に立ち向かったのか?
どのようにして夫との関係を改善させたのか?
ぜひ、お聴きください。
■アツの夫婦関係学ラジオ
#460 嫁姑問題を生み出す“知られざる二つの要因”とは?
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