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夫婦の「え?そんなこと考えたの?」的すれ違いを防ぐために、ぼくらができること

こんにちは。

この記事に引き続き、「夫婦の狂気」についての話をしようと思います。

夫婦は、お互いの「狂気」と呼べるほどの強い感情をきちんと伝え合わないと、心から理解ができないということですが、ぼくはその意味をきちんと理解していなかったという話を以前書きました。

なぜなら、ぼく自身に「狂気」と呼べるほどの強い感情がなかったからだと。

それゆえに「狂気」と呼べるほどの強い感情を抱くのは、女性の方が多いのではないか?

というのがぼくの仮説なのですが、こないだ妻との会話の中で、ぼくと妻がお互いに強く気持ちを伝えていなかったばかりに、余計な気遣いをお互いにしていたことに気がつきました。

今日は、夫婦がお互いに「強い主張」をしないと、相手に対して間違った気遣いをしてしまう。

そして、そのことになかなか気がつかないという話をしようかと思います。(ぼくらは2年間、それに気がつかなったです)

stand.fmでも同じトピックで話をしていますので、音声の方がいいという方は、こちらからどうぞ。

※この記事は無料公開記事です。このマガジンでは産後の夫婦関係改善方法、ぼく個人の日記(子どもがいる人は参考になるかも。家事育児の様子や生活のなかでの気づきなど)を書いています。いただいたお金は夫婦関係改善方法の研究(書籍代など)に使わせていただきます。

聞こえていなかった妻の声

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ぼくはコロナが流行り出す数ヶ月くらい前まで、かなり朝方人間でした。

5時くらいに起きて、急いでご飯を食べて(卵かけご飯とか)、7時くらいに会社について仕事をしていました。

午前中の方が誰も話しかけてこないので、仕事に集中できたんです。

そして、夕方16時くらいに会社を出て、17時半くらいには家に着いていました。

たぶん3~4年はそんな生活をしていたと思います。

早い時は6時くらいに会社につく時もあって、朝日が昇るのをオフィスの窓から眺めながら仕事をしていたこともあります。

ぼくは、夕方早く家に帰った方が、子どもたちの相手や、食事の片付け、風呂入れなどができるので、その方が妻が助かると思っていたのです。

でも、実際は逆でした。

妻は、ぼくに「朝、家のことをやってくれた方が助かる」と言っていたそうです。

夕方はそんなに大変ではないので、朝起きてから保育園に送っていくまでの間、家にいて欲しいと。

こないだ、妻からその話を聞いて、ぼくはびっくりしました。

そんな話を聞いた覚えがまったくなかったからです。

(正しくは、言われてはいたけど、聞いていなかったんでしょうけど)

妻も、ぼくが「朝の方が仕事がはかどるんだよね」と言うので、そこまで強くも言えなかったそうです。

勘違いだったぼくの気遣い

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ぼくはぼくで、ぼくが早く家に帰ることで妻は助かっているのだと思っていました。

子どもにご飯を食べさせたり、お風呂に入れたり、食器を片付けたりと、夕方は夕方でやることが多いですから。

でも、実際は違かったんですよね。

朝の方が妻にとっては大変だったわけです。ぼくはその朝の時間に家にいないため、その大変さを体感できず、どういったところが辛いのかが、理解できていなかったのかもしれません。

でも、確かに言われてみれば、たまに帰りが遅くなることがあって、そう言う時に妻に「今日、だいじょうぶだった?」と聞くと、意外に平気なこともあったんですよね。

その一方で、すごく大変だったという日もあって、(あ、やっぱり早く帰らなきゃ)とも思ったわけです。

でも、総じて言えば、妻としては「朝家にて、夕方は遅くい方が助かる」ということだったんです。

ぼくは、気遣いのつもりで、その逆のことをしていたんです。

「え?そう思ってたの?」すれ違いを防ぐためにできること

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ぼくら夫婦は、けっこうお互いに思っていることを話し合う方ですが、お互いを気遣うあまりに、強く主張しないという傾向もあります。

特に、妻はぼくに負担をかけさせてはいけないという気持ちが強いため、自分の思いを強く押し付けたりする人ではありません。

でも、今回の「すれ違い」の経験して、「思っていることは強く主張しなきゃダメだね」となりました。

その時に、相手を追い詰めたり、責めるような言い方をしては、個人攻撃をされているような、自分を否定されているような気持ちになってしまうので、人ではなく、「問題点」にだけ焦点をあてて、会話をするのがいいのかなと。

こういったすれ違いって、ぼくらが思っているよりもきっとたくさんあって、その小さなすれ違いが、気づかないレベルの違和感を生み出し、それが降り積もることで、「狂気」と呼べるほどの強い怨念のような恨みが生まれるのだと思います。

「夫を捨てたい」や「妻が口を聞いてくれません」は、まさにそんな小さな違和感をお互いに放置した結果、生まれた悲劇なんじゃないかなと思います。

マンガの中では、夫婦は仲直りしましたが、現実世界の同じような境遇の夫婦は、気持ちに折り合いはつけられても、夫婦仲が回復したというケースは少ないんじゃないかなとも思うんです。

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この記事の方のように、「夫を許したくない」という感情を強く持つ人が多いのではないかなと思うんです。怖い話ですけど。

ここまでの悲劇を迎えないためにも、ぼくらができることは、小さな違和感に敏感になり、妻が本当にそう思っているのか?なにが一番大変なのか?どうして欲しいのか?

それらをヒアリングし、そして自分の希望もテーブルに乗せて、お互いに「問題点」にのみフォーカスし(個人攻撃されていると思わせないよう、人を焦点にしない)、冷静に話し合うことが大事なんだろうなと、思うんです。

そのためには会話の数が重要で、ぼくらもできる限り、一緒の空間にいる間は会話をするようにしています。

どうでもいいことでもなんでも。思ったことをとにかく口にするようにしています。

どんな話から、お互いの感情が見えてくるか分からないですからね。

あと、食事の時も子どもの相手だけになってしまいがちですけど、「今、パパと(ママと)会話しているからちょっと待っててね」と大人の会話を優先させたりしています。

妻との関係に悩む方の参考になれば幸いです。

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noteのサークル機能を使って、妻との関係に悩む男性向けにオンラインカウンセリング(メール)を行っています。

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という方に、ご利用いただいています。

ぼくもそうですが、男性はなかなか辛いときに辛いと言えないし、それを許されない風潮もありますよね。相談先もないですし。

ぼくも同じような悩みに悩んでいましたので、なにもお気兼ねなく、辛いと思うことをいつでもご相談ください。いつでもお話を聞きますので、一緒に解決方法を考えさせてください。

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カウンセリングというほどじゃないけれど、ちょっと話を聞いて欲しいという場合は、匿名で質問できる質問箱にご質問いただければ、無料でnoteなどでお答えしますね。

1/23(土)の日記

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6:30頃に起きてnoteを書く。6:50にパンが焼けるので、リビングに降りて続きを書いていたのだけど、スリッパを履いていたせいで物音に気づいて長男が起きてしまう。

なんとか、7:25に記事をUPするが、あまり子どもたちの相手ができなかったので、話し相手になることを優先するべきたったと反省。

この記事は、ぼくが仮想通貨にうつつを抜かしていた一年以上前のことを書いているのだけど、つくづく自分にはハイリスク・ハイリターンの投資商品(アルトコインの購入は投機だと思うけど)は向いていないなーとしみじみ思う。

ぼくは、きっとこの先も、自分がコントロールできる内容のビジネスや、ゆっくりとお金を増やしていくローリスク・ローリターンか、ミドルリスク・ミドルリターンの投資しか手を出さないと思う。

そういう自分の向き不向きがわかっただけでも、いい経験だったかなとも思っている。

興味があることはなんでもやってみたい性分なので、きっとこれからもいろんなものに手を出すだろうけど。

この日の朝もスクランブルエッグを作る。

今朝はいつもよりトロトロに作れて嬉しい。

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妻から、「朝起きた時に、このスクランブルエッグを欲しているのよね」と言ってもらえてますます嬉しくなる。

午前中に妻と長男次男は、妻の母に連れられて小学校の入学式に着る服を買いに行く。

一回しか着ないであろう服を買うなんて、ちょっともったいないなとも思う。

私服の入学式でいいじゃないかと思うんだけどな。儀式が多いと出費がかさむし、その儀式のためにこれだけの費用をかけることは、本当に必要なことなのかなと思うこともある。

自分の成人式も(なんで大人になったことをわざわざ役所に祝われなきゃならないんだ)と、ひねくれた考えをしていたので、出席どころか帰省すらせず、バイトをして過ごしていた。

とはいえ、ちっちゃなスーツを着ている長男次男は可愛いけど。きっと入学式以外で写真撮影とかしちゃうけど。

11時ちょっと前に、ぼくは三男(2歳)を連れて2人で習い事のアートスクールに出かける。

習い事というほどのことはしてなくて、お絵かきをしたり、珍しいアート作品の動画をみたり、先生と一緒に歌を歌って踊ったりするくらいだけど、慌ただしい三兄弟の暮らしをしていると、三男とじっくり向き合う時間は作れない。

この子はなにが好きなのか?どんな子なのか?

習い事の時間は、そんなことをじっくり考える時間になっている。

それに、審美眼は幼少期に作られるというので、子どもたちの習い事はこのアートスクールにしたという経緯もある。

12時に授業が終わり、三男と2人でランチを食べる。

アートスクールの近くに、イタリアン食堂があり、子どもは500円でカルボナーラセットが食べられる。

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いっちょ前に美味しいカルボナーラと、パンや前菜が食べ放題。

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ぼくら家族はこの店が大好きで、子どもたちは特にパンが食べ放題というのが気に入っていて、よく通っている。

三男が生まれる前は、夫婦2人でよくきていた。長男次男が習い事をしている間の、貴重な2人時間として。

この日、ぼくはグラタンを食べた。

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三男にカルボナーラを食べさせながら、自分もグラタンを食べるわけだけど、さすがに3人目ともなればもう慣れたものので、トラブルなく2人だけのご飯時間を終えることができた。

若いカップル客の女性に、三男は愛想を振り向きまくっていた。

でも、食べ終わったあとに三男が、「アンパンマン!アンパンマン!」とYoutubeでアンパンマンの動画がみたいとせがむので見せていて、帰る時に「はい、帰るから一回終わりにしようねー」とスマホを取りあげたら「アンパンマーン!!」と天井を見上げ、涙を流して大号泣。

あまりの号泣ぶりが逆におかしくて笑ってしまい、「かなしいねーかなしいねー、車に乗ったらみようか?お外でみたらあぶないからねー」となだめて店を出る。

お客さんは二組だけで、帰り際はみな、微笑ましくこちらを眺めていた。こういうのって、お店の雰囲気が客を選ぶというか、そういうところってありますよね。

子どもに厳しい店は、お客さんも子どもに厳しいというか、差別的だったりしますからね。

子どもに優しい店にはずっと残ってもらいたいから、これからも通っていきたい。

家に帰り、プラレールで一緒に遊ぶ。

いつもは長男次男も一緒で、おもちゃを取っただ取られただのと、ケンカばかりなので、ゆっくりと遊べて満足気な様子。

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13時半頃にぐずってきたので、眠くなってきた合図だと察し、「お昼寝しましょうかねー」と言い、「あぷー!あぷー!(嫌だという意味)」と嫌がる三男をなだめながら、なんとか布団に連れていく。

いったん布団に入れば、眠たかった三男はすやすやとお眠りに。

一緒に寝てしまい、14:40頃に目を覚まし、また2人で遊ぶ。

16時頃に妻と長男次男が買い物から帰ってくる。おばあちゃんに小学校の入学式で着る服を買ってもらって、試着姿を写真を見せてもらうが、ちっちゃなスーツ姿が可愛いい。

ただ、双子なので、ちっちゃなそっくりな男の子がスーツを着て並んでふざけている姿は、若手(若すぎるか)漫才師に見えなくもなくて、それもまた可愛い。

たいして着ないのに値段が高いのがしゃくなので、着れなくなる前にいっぱい写真を撮ろうと思う。

夕飯は妻がオムライスを作ってくれてみんなで食べる。ニンニクが効いていてとても美味しい。

いつものように三男をぼくが寝かしつけるが、最近は1人で寝てもらう作戦をはじめており、「パパは下に行ってるね。1人でねんねできるかな」「うん」というやりとりをして、ぼくは寝室をすぐに出るようにしている。(絵本を三冊くらいせがまれるので、かなり時間はかかるけど)

ただ、1~2分で三男は布団から出てきて、「ぱ〜ぱ〜」と呼ぶのだけど。

また、布団に入れて「パパは下に行ってるね。1人でねんねできるかな」「うん」のやりとりをして、またぼくは下に降りる。

そして、また1~2分後、同じことが繰り返され、そんなことを3~4回くらい繰り返すと、「パパ、ねんね、いっしょ」と帰してくれなくなるので、そこからは一緒に添い寝。

ただ、かなり眠くなっているようで、そんなに時間はかからずに寝てくれる。

あと1~2ケ月繰り返せば、きっと1人で寝てくれるようになるはず。しばらく頑張ってみようと思う。

長男次男の寝かしつけが終わった妻が降りてきたので、2人でお茶を飲みながらお菓子を食べる。

妻が買ってきたこのクッキーがすごく美味しくて、子どもたちに見つからないように、冷蔵庫の奥深くに隠している。

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値段は高いのだけど、意外にボリュームがあって美味しい。

最近、ぼくがKindleをスマホの読み上げ機能で読んでいる話をして、妻に読み上げを聴かせるが、「なに言っているかわからない」と言われてしまう。

確かに、ぼくもはじめて聞いた時は、(こんなロボットボイスの音読をよく聞いていられるな)と思っていた。

だけど、ある日、一日中ずっと聴いていたら(主に家事などの作業中)、このロボットボイスがどんどん頭に入るようになってきた。

たぶん、声に耳が慣れてきたのだと思う。

ずっと積読になっていたKindle本もスラスラ読める(聴ける)ので、しばらく続けてみようと思う。

遅くまで起きていると明日に響くので、23時頃に2人とも就寝。

それでは、また!

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