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文章の「わかった」と「わかったつもり」の違いを理解する。仕事への活用
文章が「わかった」というのはどういう状態なのでしょう。改めて考えてみると、一読して「わからないところはなかった」という状態であれば「わかった」と思うのではないでしょうか。
書籍『 わかったつもり ‐ 読解力がつかない本当の原因 ‐ 』では、この一見して「わかった」という状態が、読みを深める行為(動機)を阻害していると主張しています。
冒頭で出てくる「もしもしお母さん(小2教科書より)」の例題を用いた解説は目から鱗です。「わかったつもり」恐ろしさを一瞬で感じ取って頂けると思います。
自分への戒めとして本書をぜひ読んで頂きたいのですが、逆の意味で考えてみると、ビジネスでの稟議やプレゼンなど、相手に「わかった(わかったつもりを含む)」と思ってもらわなければいけない場面はよくありますよね。
言い換えると「よきにはからえ」という状態でしょうか。誤解の無いよう申し添えておくと、内容に不備があってもいいという訳ではなく、いい意味で「わかったつもり」になってもらい高速で承認を得たいものです。
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文脈がわからないと、確実に「わからない」という状態になります。画像「左側」の説明だけではなんのことか想像もできないのですが、「凧揚げの話」という前提で読めば理解することができます。
こちらは極端な例ですが、すぐに承認してもらいたい稟議で「わからない=やり直し」となってしまっては困ります。文脈(前提・総論・結論)をしっかり示せば細部へのツッコミは激減するはずです。
ビジネス文章はPREPで書けとよく言いますが、文脈と要点を整理し「わかったからよきにはからえ」という状態を手っ取り早く勝ち取るフレームワークであるとも解釈できます。
PREP法は主にビジネスシーンで用いられる文章構成方法であり、簡潔かつ説得力のある文章を作成する際に用いられる。
PREP法における「PREP」とは以下の
P=Point(結論)
R=Reason(理由)
E=Example(事例、具体例)
P=Point(結論を繰り返す)
(https://ja.wikipedia.org/wiki/PREP%E6%B3%95)
まとめ
(1)「わかったつもり」を脱し「よりわかる」状態になろう!!
「わかったつもり」の詳細解説はこちら
(2)ビジネスでは「わかったからよきにはからえ」を勝ち取り、仕事を終らせよう!!
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