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2024年映画館サービスデーまとめ
月曜日イオンシネマ
1,100円
Morc阿佐ヶ谷
1,000円
シアター・イメージフォーラム
1,200円
火曜日ユーロスペース
1,300円
新宿バルト9
1,400円
※KINEZO会員限定
テアトル新宿
1,200円
ル・シネマ
1,200円
下高井戸シネマ
1,100円
水曜日ユナイテッド・シネマ
1,300円
TOHOシネマズ
1,300円
シネ
100点の少年・ルックバック
・コナンの漫画とサッカーボールを持った少年が電車から降りてきて、100点だった。
・ルックバックを映画館で観た。あれだ、あの藤野が卒業式の日に京本に卒業証書を渡した帰り道の描写。圧巻だった。空高くからぐわんと藤野の目線までカメラが落ちていって、雨が降る。喜び。こんな喜びの表現が今までにあっただろうか。歓喜。
初めて雑誌に漫画が載った時のふたりの喜びようをガラス越しに表しているのも良かった。
冒頭の
外から聞こえた会話・環七通り
・少し前まで環七通りのことが嫌いだった。騒々しい四車線の道路。宙に浮いた道路の下にたまって淀んだ空気。急いでいる人々。
でも何度か、夜に、あの交差点でいい気分でさよならをした。それらの一瞬によって、あの環七通りのことが少しだけ許せた。
・安野たかひろさん、私がよく情報を見てるというのも大いにあると思うが、Twitterとかで投票した、という声も多く意外に新都知事ありえるのでは?と期待している。やっ
200円の価値・肉の合間に食べる米
・お金の価値ってシチュエーションによってかなり変わるなと思う。近所に2時間無料の駐輪場があって1時間くらいの買い物の時によく利用している。先日きもち長めに買い物をした際に駐輪場に戻ると¥200と表示されており、あれ、2時間超えちゃった?まあいつも無料で使ってるからたまにはいいかと200円を払うと、なんと隣の人の駐輪料金であった。やるせなすぎて半日くらい引きずった。一方で良い体験をしたらもっともっと
もっとみる帰り道についての色々
・止まっているエスカレータを脚で降りる時、変な感じがする
・駅までの20分弱の道のり、行きはあまり遠いと感じないけど帰りは遠い遠い遠い
・頭痛薬を飲んで頭痛が治るのを待っている時間、この世でいちばん心穏やかな時間
・私の家は一階なので、窓を開けていると道を歩いている人の話し声がよく聞こえる。毎日夕方になると前の家の子供達が遊んでいる声が聞こえてくるのだが、どうやら私と同じ名前の子がいるらしく、気を
2024年5月に考えていたこと
映画館で映画を観ることの体験性について
体験生という言葉が存在するのかわからない。映画館で映画を観るときの手順としては映画に行こうと決める、チケットを買う、電車とかに乗って行く、暗い部屋に入る、知らない人たちと一緒に真っ黒なスクリーンを眺める、大きな音と鮮明な色、そして帰る。家で観るよりも、その映画と関わっている時間が長い。そしてそれは身体的である。映像や音が良いというのはあるけれど、身体的という
かさぶた・生活の延長線上にある死
恋人と別れて3ヶ月も経つと、もう恋人がいたときの感じを忘れてしまう。
父が亡くなって3年も経つと、父がいたときの感じを忘れてしまう。
人間とは薄情というか忘れっぽいというか。
でもそれは生きていくために必要な薄情さだと思う。血がどくどくと流れる湿った傷はいずれ乾きかさぶたになる。
そろそろ自分の映画の企画を考えたいなと思っている。最近ビクトル・エリセのエル・スールとコゴナダのアフターヤンという映