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「傷つきやすさ」も発達障害のせいだった 〜発達障害の人がみている世界〜

今日は、「発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方」という本を読みました。

少し前に発達障害の人の体験談を描いたマンガを読んで、noteで紹介しています。このnoteを読んだ後にぜひ読んでみてほしいです↓

この本を読もうと思ったきっかけは去年、発達障害と診断されたからです。

「どんなことが発達障害なの?」「どうやってカバーすればいいの?」ってことを知りたかったんです。

「なんでこんなに生きづらいだろう?」と、ずっと感じてきたから。

精神科医の方が書いた本で、本の中では、困りごとのシーンごとに原因とカバーの仕方が書かれていました。例えば、

  • 気分が態度に表れやすい

  • 周りの空気が読めない

  • 傷つきやすい

僕に当てはまることも多くて、読みながら「わかるなぁ」と感じることもありました。

発達障害といっても人それぞれ違うので、「僕は、そういうことないなぁ」と、当てはまらないこともありました。

この本の中で、初めて知ったことは「傷つきやすさ」は、発達障害のせいだったことです。ただ「自分が弱いから」と、思っていました。

本の中で、こう言っていました。

大人になってもミスを繰り返したり、評価を得られなかったりして、自己肯定感が低くなりがち。

「発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方」 p17

発達障害の人は苦手なことが多く、自信を持つチャンスが少ないから傷つきやすくなるのかもしれません。

子供の頃から、「普通は出来るのに、なんで出来ないの?」というような感じのことを言われたことがあります。

嫌なことほどよく覚えているから、一度傷つくとその記憶がいつまでも頭に残って、さらに別の嫌なことが起きると一気にフラッシュバックしてしまうことも多いです。

そうなると些細なことでも、必要以上に落ち込んでより不安定な心になってしまいます。

その状況から抜け出す方法も書いていました。

薬を飲んで落ち着いているときに自分をよく見つめ、その特性をカバーするような行動を学習できれば、薬をやめても社会的適応性が改善している可能性は大いにあります。

「発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方」 p186


僕は今、落ち込みにくくする薬と寝付きやすくする薬を飲んでいます。

今、薬を飲んでいる時なら前よりも心は安定しているので、失敗しても落ち込みにくい。

だからこそ、この時間を大切にしていずれは薬がなくても生きやすくなる方法を見つけたいんです。

本の中では、いろいろな困りごとのシーンごとに解決法と原因が説明されています。

もし、僕と同じように悩んでいる人がいるなら、まずはその部分だけでも読んでみると、道が開くかもしれません。

発達障害じゃない人でも、日々の生活で困ることがあると思います。そんな困りごともこの本を読んでみたら何かヒントをもらえると思います。

発達障害の人も、そうじゃない人も生きやすくなるヒントを見つけるつもりで読んでみてほしいです。

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