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世界のゴルフ動向 その27(アマチュア関連)


1.マイルス・ラッセル、コーンフェリーツアー史上最年少で週末プレーできることに

 前回の投稿で、世界ジュニアアマチュアランク1位のマイルス・ラッセルが今週開催されているコーンフェリーツアー・レコムサンコーストクラッシックに出場するという話をしました。
 そして2日間を終了し、8アンダー26位タイで週末もプレーできることが決定しました。
 15歳5か月での記録は、コンフェリーツアー史上最年少です。
 今年はコンフェリーツアー史上最年少優勝という記録も生まれ、ますます世界のゴルフ界が低年齢化に向かっていることが如実に表れています。

2.ゴードン・サージェント、大学卒業後プロ転向へ

 現在ヴァンダービルト大3年のゴードン・サージェント。
 すでにPGAツアーカードを保有する条件を満たし、今年からプロに転向するものと思われていましたが、学業優先やアマチュアとしてやり残したこともあったのか、来年大学を卒業してからプロに転向し、PGAツアーに参戦することを表明しました。
 同学年で生まれが近いニック・ダンラップが、今年PGAツアーで33年ぶりのアマチュア優勝後に即プロ転向したとは対照的な選択です。
 自分の思うことがあったのでしょう、その道を尊重します。

3.今年卒業の有力アマチュアの争い、いよいよ佳境へ

 今年大学を卒業する、トルビヨンセンとランパチャートのPGAツアーユニバーシティランク1位争いも、いよいよ佳境となりました。
 現状ではトルビヨンセンがランパチャートを大きくリードし、ランク1位を獲得しそうな勢いです。
 トルビヨンセンがPGAツアーカードを獲得し、来月のカナディアンオープンからプロとして活動することが予想されます。

 若いアマチュア選手達が躍動し、行く行くはプロに転向しスタープレーヤーを目指すという構図は、いつまでも続いて欲しいです。


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