コーンフェリーツアーでも快挙、史上最年少優勝者誕生
ニック・ダンラップが、戦後のPGAツアーではジョーダン・スピースに次ぐ若さで優勝した3日後、今度はコンフェリーツアーで最年少優勝者が誕生しました。
1.ポットギーター、コンフェリーツアー2戦目で嬉しい初優勝
南アフリカのアルドリッチ・ポットギーターが、コンフェリーツアー今季第2戦、バハマグレートアバコクラシックで最終日65をマーク。2位に2打差をつけ逆転、見事コンフェリーツアー初優勝を飾りました。
19歳4か月と11日での快挙です。
今年からコンフェリーツアーに出場したポッター、初戦はカットという憂き目に会いましたが、2戦目で一気に開花しました。
コンフェリーツアー上位に与えられる来季のツアーカード取得に向け、上々のスタートです。
2.これまでの最年少優勝
・コンフェリーツアー
〇 ジェイソン・デイ 19歳 7か月と26日(2007年)
〇 イム・ソンジェ 19歳 9か月と17日(2018年)
〇 アクシェイ・バティア 19歳11か月と19日(2022年)
・PGAツアー
〇 チャールズ・コクシス 18歳 6か月と 9日(1931年)
〇 ハーリー・クーパー 19歳 4日(1923年)
〇 ラルフ・グリダス 19歳 2か月と 3日(1931年)
〇 ジョン・マクダーモット 19歳10か月と14日(1911年)
〇 ジョーダン・スピース 19歳11か月と17日(2013年)
〇 ジーン・サラゼン 20歳 5日(1922年)
〇 ニック・ダンラップ 20歳 29日(2024年)
ポットギーターの記録はPGAツアー・コンフェリーツアーを含めても、4番目の記録に相当します。
コンフェリーツアーは文句なく、最年少です。
3.どんどん進む、若手への世代交代
最新の世界ランク、30歳以下の選手をトップ30にまとめた表です。
〇 スコッティ・シェフラー(1位)
〇 ジョン・ラーム(3位)
〇 ビクトル・ホブランド(4位)
〇 マット・フィッツパトリック(8位)
〇 コリン・モリカワ(12位)
〇 トム・キム(15位)
〇 サティス・ティーガラ(19位)
〇 キャメロン・ヤング(21位)
〇 サム・バーンズ(22位)
〇 イム・ソンジェ(28位)
〇 ルドビック・オーベア(29位)
〇 ミンウ・リー(36位)
〇 ウィル・ザラトリス(44位)
〇 キャメロン・デービス(45位)
〇 キム・シウー(47位)
〇 ニコライ・ホイゴー(51位)
〇 クリスチャン・ベソイデンハウト(56位)
〇 ロバート・マッキンタイヤ(61位)
〇 ホアキン・ニーマン(64位)
〇 リー・ホッジス(65位)
〇 アーロン・ライ(67位)
〇 ニック・ダンラップ(68位)
〇 サートン・ローレンス(70位)
〇 久常涼(72位)
〇 ルーカス・ハーバート(76位)
〇 ジャスティン・サー(77位)
〇 ビンセント・ノーマン(79位)
〇 ベン・グリフィン(82位)
〇 ブリュー・ホスラー(86位)
〇 アレックス・スマイリー(88位)
このようにトップ100までいかないうちに、30歳以下の選手が30人もいるという、男子世界ゴルフの現状を示しています。
まだまだ若い才能がたくさんいます、来年大きく様変わりしているかもしれません。
ダンラップのプロ転向、ポットギーターのPGAツアーカード取得など、ニューウェーブがこれから数年でどんどん出て来そうです。
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