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12月21日独り言朝刊ニュース

日経新聞の朝刊から気になるニュースを抜粋。

"日銀 異次元緩和を転換"

 日銀は19-20日の金融政策決定会合で大規模緩和を修正する方針を決めた。長期金利の変動許容幅を従来の0.25%程度から0.5%程度に広げた。長期金利は足元で変動幅の上限近くで推移しており、事実上の利上げを意味する。アベノミクスの象徴だった異次元緩和は10年目で転換点に差し掛かった。
 決定を受け10年物金利は20日、一時0.460%と7年5ヶ月ぶりの高水準に急騰した。20日は0.395%で取引を終え、前日比の上昇幅はYCC導入以来、最大だった。
 日経平均株価は、この決定をサプライズとして受け止め前日比669円安となった。銀行株に買いが入り急騰。一方で輸出関連株には売りが入った。
 事実上の金利引き上げで家計や企業経営への影響は避けられない。まず2023年1月以降、住宅ローンの固定金利が上昇し、住宅投資の重荷となる可能性がある。住宅ローンの固定金利は米国の利上げのあおりですでに上昇傾向にあった。大手行の12月適用分の10年固定金利は、1年前の12月と比べると0.1-0.4%ほど高い。
 短期の施策金利はマイナス0.1%に据え置かれたため、変動金利への影響は避けられそうだ。

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