ルシルフル

投資家として成長するための日記。 長く海外で生活していたので、独特な視点で、自分なり…

ルシルフル

投資家として成長するための日記。 長く海外で生活していたので、独特な視点で、自分なりの言葉を残したいです。

最近の記事

グリッチ

ケン・フィッシャーは「成長企業が初期に経験する経営上の挫折」のことで、グリッチがなければ成長株といえないと強調しています。 急成長している企業が最初の製品に続く第二の製品の生産に手間取る、需要見込みを誤るなどで発生します。売上や利益が急成長していただけに、生産ラインが追いつかず、見込み通りの利益が上がらないと収益は急降下し、当然株価は急落します。 ただし、偉大な成長を遂げる小さな成長企業にはグリッチがつきもので、グリッチを見つけ出して投資することぇ、株式市場で大きな資産を築

    • バスダイバ・クトゥンバカム

      『世界は一つの家族である』今回G20議長国であるインドが呼びかけた、GDP中心の世界観から人間中心の世界観への進歩の提唱です。 確かに地球は一つしかなく、我々それぞれが地球から恩恵を受けている以上、国が違ってもお互いに尊重する場面は大切ですよね。

      • コギト エルゴスム

        『我思う、故に我あり』ルネ・デカルトが17世紀に提唱した哲学的思考。 他人が真実であると考えるものを否定し続けながら、自分自身の経験の感覚を通して真実を発見する方法を説いた真理。やがて、根源的で、議論の余地がない真実であると考えるまでに行き着いた。 海外に住んでいたからこそ、多少は日本人の考え方について常に疑問を持って、己の考え方を貫いてしまうところがあるのですが、デカルトは300年以上も年も前にこうした哲学に達していたんですね!

        • 花を引き抜き、雑草に水をやる

          かの有名な伝説的なファンドマネージャーであるピーター・リンチの言葉です。 ピーター・リンチは公開の間もないころのホーム・デポ(米国最大のホーム・センター)を25セントで買ったものの、1年後に相当の利益を出して売却。 ここで話は終わりません。その後、5年間で株価は260倍になります。せっかく成長株を上手く買ったのに短期間で上昇したので、ほかの銘柄に乗りかえてしまった彼がこのような言葉を残します。 「花を引き抜き、雑草に水をやる」 この言葉は、ウォーレン・バフェットが自分の会社

          21世紀の資本

          フランスの経済学者トマ・ピケティは『21世紀の資本』というベストセラー本の中で、タイトルの「r>g」を提唱しました。 「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します。 ピケティは、18世紀まで遡ってデータを分析した結果、「r」の資本収益率が年に5%程度であるにもかかわらず、「g」は1~2%程度しかなかったというデータを指摘しました。 これはつまり、資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということで

          21世紀の資本

          価格とはあなたが支払うもので、価値とはあなたが受け取るもの

          「賢明なる投資家」や「証券分析」の著者であるベンジャミン・グレアムが語った言葉です。そして後年、弟子である世界で最も有名な投資家ウォーレン・バフェットも手紙の中でバークシャー株主総会中に聴衆に読み上げています。 それとは逆に、投資家は近年益々株価を重視する傾向にあるように考えられます。もはや株価のみで判断されていると言ってて過言ではないかと思われます。 企業目線で考えてみましょう。株式会社である以上、会社は投資家のモノであると言えます。しかし、リターン順で言えば投資家は還元

          価格とはあなたが支払うもので、価値とはあなたが受け取るもの

          我々はスタート地点に立ったにすぎない

          2012年、TSMC創設者であり会長兼CEO(当時)のモリスチャンの口から出た言葉です。驚くことにこの時点ですでにチャン氏は半導体産業の頂点に50年以上君臨しています。 チャン氏は、中国からテキサスに移民して、テキサス・インスツルメンツで長年働いた後、台湾政府の呼びかけによりTSMCを設立。半導体戦争ファブレスメーカーの地位を確率させた生きる伝説です。 なお、TSMCは現在熊本に第1工場(2024年稼働予定)、そして第2工場、独ドレスデン、米アリゾナに今後新しい工場を建設予

          我々はスタート地点に立ったにすぎない

          人間にとって小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ

          1969年7月21日、アポロ11号の有人宇宙飛行で地球から飛び立った宇宙飛行士の1人、ニール.A.アームストロングは人類で初めて月に降り立った。 人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩だの言葉はあまりにも有名で、彼が月に降り立った際に地球に送ったメッセージです。 あの時の月面着陸から、もうすぐ60年経ちますけど、未だに人類は地球から月を見上げています。まだ月に行けていません。 叶わないかもしれないけれども大きな夢をいつまでも持つ、という意味でこの言葉は間違

          人間にとって小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ

          ムーアの法則

          ムーアの法則とは、「半導体集積回路の集積率は18ヶ月(または24ヶ月)で2倍になる」というものです。つまり倍々ゲームで半導体の性能が向上していくという説です。 インテル社を創業したメンバーの一人であるゴードン・ムーア氏により、1965年に提唱されたこの法則は、約60年に渡って半導体業界に大きな影響力を保持してきました。 60年経つ今でも、未だに法則は成り立っていると言われています。ただし、この先半導体の微細化には限度があり、精度にも大きな変化にいよいよ限界が見えているという

          ムーアの法則

          失敗は学びの先生である

          これは僕が考えた言葉です。自分で忘れないように書き綴っておきます 実際に僕は失敗は重要なことであると捉えています。そして、放っておくのではなくそこから学び取るようにしています。 かの有名なエジソンは、このような言葉を残していますね。 「私は1回の成功と99回の失敗をしたのではない。99回の成功への道筋を発見したのだ。」というような内容です。 さすが世界のトーマス・エジソンですね。

          失敗は学びの先生である

          シンクロニシティ

          シンクロニシティとは、 お互いに因果関係のない2つの出来事が、同時に起こる現象。例えば、重要な発見や発明が別の学者によって世界で同時期に起きるなど、偶然の一致を指す言葉です。 これは心理学者ユングが提唱したことで知られています。 ユングによれば、人間の心の奥には、あらゆる人に共通の無意識の領域があり、同じ課題を集中して考えている人々の間に、同じ意識への到達がある、という解釈になっています。 そういえば、あちこちで発見される文明の不思議な共通点などが世界の不思議としてありま

          シンクロニシティ

          Think different!!

          スティーブ・ジョブズの「人と同じことをするな、違うことを考えろ」という強烈なメッセージ。 受け取る人によって、感じることは様々なはず。私はこの短い言葉を壁紙として部屋の壁の見えるところに張って、日々心に秘めて行動するようにしています。

          Think different!!

          ルール1 金を失うな ルール2 ルール1を忘れるな

          Rule No.1: Never lose money. Rule No.2: Never forget Rule No.1 -Warren Buffett-ウォーレン・バフェットが「バフェットからの手紙」で残した、この文言は株式投資やその他いかなる投資において最も重要なルールであり、私自身心に刻んでいます。

          ルール1 金を失うな ルール2 ルール1を忘れるな

          我々は、我々による体験の集大成である

          偉大なる哲学者アリストテレスの残した言葉です。 実生活による体験が無意識のうちに内部に蓄積され、それが高い知性によって外の世界に引き出される、といった解釈です。 我々はそれを「直感」と呼んでいます。しかし、それはすでに無意識のうちに培った経験からくる閃きなのです。 なんて深い言葉なのか…やはり哲学という学問は、IQなどでは計り知れない深みがあるように思われます。

          我々は、我々による体験の集大成である

          変人と天才は紙一重である

          変人と天才は紙一重である。 時代のわずか先をいくだけで「変人」となり、時代から取り残されれば「敗残者」となる。 時代を的確に捉えたものが「天才」の栄冠に輝く。 トーマス・J・ワトソン(IBM創業者) まさにその通りだと思います!数々の変人のような天才学者を思い浮かぶことができます。 ダ・ヴィンチに始まり、ダーウィン、ニュートン、アインシュタイン、エジソン、など。音楽家にも実業家にも。ジョブズや今ならイーロン・マスクなど。 私は昔から変わってると言われることが多々あるので、

          変人と天才は紙一重である

          この世界の愚か者になるな

          ただいま読んでいる「世紀の相場師ジェシー・リバモア」からの引用です。 ジェシー・リバモアは相場師=投機の人です。売りから入ることが多かったようで、相場にどんどん仕掛けていき暴落させてはお金を稼いでいたようで、多くの人を不幸にしました。人一倍相場の空気感に敏感で、売りのタイミングは、センスの塊のような人だったようです。ただし一度の大きな失敗により、何度も破産しています。 彼は寡黙で、自分の戦術など口外せず、筆者は人物像を書き上げる取材に苦労したと書き綴っています。大変ハンサム

          この世界の愚か者になるな