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noteを500日間続ける自分に合った方法

noteを毎日投稿して今日で500日目になりました。

500日間何かを続けるというのはすごいことのように思うかもしれませんが,1年半も経っていないと考えると「それほどでもないな」という感覚になってしまいます。同じことでも,単位を変えて表記するとそれに対する感覚が変わってしまうことがあるというひとつの例かもしれません。

ちなみに,これが500日目の証拠の画像です(いったん記事を投稿してから追加しました)。

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自分なりのやり方

というわけで,大したことはないかもしれませんが,これまで続けてきたやり方について振り返って書いておこうと思います。

ただし,この方法は私のような性格の人間には向いていますが,そうでない人はまた別のやり方の方が良いと思います。私のような性格というのは,基本的に「いいかげんで三日坊主なのに不安が強く,報酬依存性も強い」という厄介な性格の持ち主のことです。

それも自分ですので,今回はその自分に合ったやり方の工夫について書いてみたいと思います。


とにかくメモを置いておく

自分の場合,気になることがあったらとりあえず新しい記事のページを開き,メモの代わりにそれを書いておきます。

ネットの記事でもいいですし,「あとで読もう」と思った論文でも構いませんし,「面白いかもしれない」と思った出来事でも構いません。なんでも書いておいて,後から考えれば良いのですよね。

最近は,スマホを使ってメモを書くことも,ある程度記事を書いてしまうことも多くなっています。この記事も大部分は電車での移動中にスマホで書きました。

記事に向けて書き進める

すぐに記事になるメモもありますし,そうならないものもあります。1ヶ月以上,メモだけで放っておかれた挙句に,最後は違う記事に置き換わることもあります。それはそれでよくて,とにかく「適当で良い」と考えておくことが,精神衛生上は良さそうです。

ひと記事の文字数

スマホで書いていると分からないのですが,パソコンのブラウザで書いていると,今書いている記事の文字数が表示されます。

自分の場合,ひとつの記事の目安は1500文字から2000文字くらいです。決まっているわけではないのですが,これも自分が続けて書くにはこれくらいが丁度良いのです。ですので,それくらい文字数が埋まると「これくらいでいいかな」と思い始めます。

長くなりそうなら,ふたつの記事にすれば良いですよね。毎日投稿しようと考えているのですから。論文を切り分けると「サラミ論文」なんて言われたりするのですが,これは論文ではないので大丈夫です。これも持続可能性を考えた対処法です。

記事のストック

その日に投稿する記事は,ほとんどその日や前日に書くことはありません(この記事だけは珍しく前日に書いています)。記事はだいたい未完成のものも含めて1ヶ月分前後がストックされていて,投稿するときになって「次はどれにしようか」と選ぶようにしています。

これも,自分の精神衛生を保つための措置です。これは他のことでもそうなのですが,私はストックが少なくなると不安を抱く傾向があります。だから頼まれた仕事の締め切りをできるだけ守ろうとするのですが,それは真面目だからではなく「不安になるのがイヤだから」です。そして,締め切りを過ぎてしまうと思いっきりズルズルと取り掛かるのを延ばしてしまう傾向もあります。本当に厄介です......。

そのイヤな気分に対処するには,何かがあってもなんとかなるように記事を貯めておくのが一番です。とはいえ,無尽蔵に貯めることはできません。毎日そんなに時間を割くわけにもいかないからです。

「そんなことをしてまでするのか」と思うかもしれませんが,自分がこの習慣を保つことには明らかにメリットがあるのですから,それで良いのです。それが苦痛ならば,書くことをしなければ良いのですからね。

ためる生活

この,記事ストック方式は,以前に読書ブログを続けていたときにやっていた方式です。このブログも読書をすることの大きな動機づけになっていて,その読書は自分にとって大きな糧になりました。

報酬依存性の強い自分にとって,こういう仕組みがあることが行動の原動力になるということなのです。そして,大したことはなくても金銭的な報酬があることも自分の特性を考えると大切です。とても即物的で,崇高な行動理念に従うわけではありません。

毎日更新するために,半年とか1年先くらいまで記事の予約をします。そうすれば,しばらく更新を忘れていても大丈夫です。ちなみに研究休暇で1年間海外に行く前には,本当に1年分以上の記事予約をしていました。

清書して投稿

たまった記事は,投稿前にもう一度確認して投稿します。投稿してからミスが見つかることもありますし,間違ったことを書いてしまうこともあります。

まあ,でもしょうがないか、とあまり気にしないようにする,というのも心の平穏を保つためには良いことです。

自分の精神的な安心なことばかり気にしているじゃないか,と思うかもしれませんが,実際にそうなのです。自分に合わないやり方で無理をすると絶対に続きませんので,自分の特徴を分かった上で「これでいいか」という方法を見つけていくことが大切なのです。

毎日続けるコツというのは,自分の特性を知って工夫をすることなのかもしれません。ということは,きっと他の人には他の人のやり方があるということです。自分に合った仕組みを見つけることが大切です。

書けば良い

「どうやったらたくさん書けるの?」という疑問を浮かべる人もいるかもしれませんが,「書けば良いのでは」というのが答えであるように思います。

論文でも原稿でも,何でも同じですね。何もない画面を前にじっと考えていてもなかなか文字は出てこなくて,何でもいいから書き始めるとそこから文字が連なってくるという感覚です。

そして,運動でも演奏でも何でも同じように,やらなければ上手くはならないのですから,あれこれ考えるよりも手を動かして書けば良いのだろうな,と思います。

ああ,ここまで書いてきて,その結論は「とにかく書いてみたら」になってしまいました。コツでも何でもありませんね......。失礼しました。

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