杉田竜平

ボクシングジムを経営しています。僕の考え、気付き、想いをこのnoteに綴ります。

杉田竜平

ボクシングジムを経営しています。僕の考え、気付き、想いをこのnoteに綴ります。

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【初投稿】ぼくの想い

2011年にジムを開業して以来、 ブログやSNSに様々なことを投稿してきた。 前からこの『note』にも興味はあった。 でも一歩踏み出せずにいた。 新年が明けた。 新しいことを始めるにはいい時期だ。 今後ブログとSNSはジムの宣伝用にして、 こっちには感じたことや気付いたこと、 そして僕の価値感や美意識などを 投稿していこうと思う。 アクセス数やフォロー数は あまり気にしたくない。 文章を書くことは僕にとって 趣味みたいなことだし、 文章を書くことによって、 自分の考え

    • いわゆる度胸

      相手と対峙して、 〝軽く打つ〟とか〝軽く当てる〟って、 意外と難しい。 シャドーみたく力を抜いて打てない。 『力を抜く』、 ひょっとしたらこれが 最高級のテクニックではなかと思ったりもする。 例えば、 幅30㎝長さ3mほどの板があったとして、 これが地面に置いてあれば 幼児でもたやすく渡れる。 でもそれが、 高層ビルの屋上に掛かっていたら…。 ほとんどの人が震えおののいて渡れないと思う。 緊張する場面で力を抜く勇気や 度胸をつけること、 これは慣れもあるかもしれないけど

      • 味わい尽くす

        例えば同じ食事をしたとしても、 スマホを見ながら食べた人と、 よく噛み、じっくり味わいながら食べた人では、 それは同じものを食べたとは 言えないのではないかと思います。 後者の方が食事の質が高く、 満足感も異なります。 そんな些細な日々の過ごし方が積み重なることで、 いずれ大きな差になるのではないかと思います。 すべての経験を五感をフル活用して味わい尽くす。 一度きりの人生、そう在りたいですね。

        • 言葉の暴力

          暴力、体罰はたしかにいけない。 だけど、暴言はもっといけないと思う。 暴言は人の心を傷つける。 どちらかといえば、 そっちの方が罪が重いのではないかと。 自分がそういう目に遭ってきたからこそ、 子供にはそこを伝えていきたい。

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        【初投稿】ぼくの想い

          毒を吐かない人

          僕のトレーナーだった津々見先生。 厳しいトレーナーだった。 弱音を吐くと怒られた。 「厳しかったけど毒は吐かなかったよなぁ」と、 最近になっておもった。 毒を吐かない人だから、 また会いにいきたいとおもう。 僕もそんな人間でありたい。

          毒を吐かない人

          社会的失敗

          社会的成功をめることより、 社会的失敗をしないことだ。 きのうそんなことをふと思った。 社会的成功って言葉はあるけど、 社会的失敗なんて言葉は一般的ではない。 僕が思いついた言葉でもあるんだけど、 僕が思う社会的失敗とは、 信用を失うことかなと。 誠実な人間でありたいと思います。

          かめはめ波を試した男

          きのうの中日新聞。 ドラゴンボールが始まったのは僕が小学生の頃。 もちろん僕も『かめはめ波』をやった口だ。 出るとおもって何度も試したけど出なかった。 いま考えると出るわきゃないんだけどね。 日本だけではなく、 世界中の人が夢中になるって、 本当に偉大な漫画だ。 心よりご冥福をお祈りいたします。

          かめはめ波を試した男

          海はいかなる川をも拒まず

          たぶんこれまで、 自分がよかれと思ってやってきたことでも、 人様に迷惑をかけたり 不快にさせたりしてきたんだとおもう。 そんなことはしたくないけど、 今後もそういうことはあるとおもう。 だから僕はおもう。 もっと人を受け入れ、 認め、ゆるしてあげなければと。 海はいかなる川をも拒まず高3の時の担任がこんな言葉を 通知表に書いててくれたのを思い出した。 僕はたいそれたことはできない。 だからこそ、そんな寛大な心でありたい。

          海はいかなる川をも拒まず

          【杉田ジム理念】絶望の淵から得た結論

          僕は現役時代35試合戦った。 そのうちの34戦目のエピソード。 練習ではカウンターが上手く決まっていて、 試合でもそれで倒したいと思っていた。 僕のスタイルは 打ち合いを好むファイタータイプ。 だけどその試合では封印して距離を取り、 カウンターを決める作戦だった。 杉田竜平の新しいスタイルを披露したい という気持ちもあった。 相手はタイの選手で くねくねしてやりにくかった。 タイミングがつかめず カウンターは当たらないまま 試合は終盤まで進んでいった。 カウンターを狙う

          【杉田ジム理念】絶望の淵から得た結論

          ボクシング廃止論について

          本当に残念なことだけど、 プロボクサーは パンチを受けた衝撃が原因で亡くなることがある。 これに対して、 「ボクシングは危険」とか、 「競技を廃止すべき」なんて意見もある。 確かに 一人の命は失ってしまうもしれないけど、 そのボクサーの試合を観て 勇気をもらったとか、 明日から頑張ろうという希望をもったとか、 救われた命はそれ以上にあるとおもう。 だから僕はボクシングジムをやっている。

          ボクシング廃止論について

          在り方について

          よく、「在り方が大切」と言われる。 僕も、「やり方より在り方だよなぁ」と、 何となく理解していたものの、 本当の意味ではわかってなかったのだと思う。 でもここ数日、 あるべき姿というか、 こういう存在であらねばならないという、 気付きを感じている。 それは今までの自分にはなかった気付きだ。 堂々とした振る舞いであったり、 自分のことより 他人のことを優先することであったり、 親身になることであったり。 僕は一家の大黒柱、 そしてジムのリーダーでもある。 なにをやってい

          在り方について

          【京産大合宿】感情の選択

          きのう(2/22)から4日間、京都産業大学ボクシング部が杉田ジムに合宿に来ている。毎年恒例となっていてこれで5回目。今回はディフェンス技術の向上とスタミナアップが目的。 技術的、肉体的なことの他に、なにか伝えれれることがないかとここ数日考えていた。しかし、思い浮かばず練習初日を迎えてしまった。 選手9名、マネージャー4名をジムで向かい入れ練習がはじまった。 しばらくして、「そうだ、これを伝えよう!」と思うものが閃いた。 これはボクサーにならずとも社会に出てからも通用するも

          【京産大合宿】感情の選択

          過去は変えられる

          竜平少年は言いたいことも言えず、 自分を表現することが出来ずにいました。 いつも我慢していました。 「おどおどするな!  もっと自分を出せ!」 と、言われ続けてきました。 そんな言葉でそうなるはずもなく、 逆に自信を無くしていくばかりでした。 そんな竜平少年も マンガ『はじめの一歩』が切っ掛けで ボクシングを始め、 次第に自信を取り戻し、 言いたいことが言えるようになってきました。 大人になった杉田竜平はこう思います。 竜平少年はあの頃、辛抱すること、 耐え忍ぶことを学ん

          過去は変えられる

          息子たちへ

          一角の人物になんてならなくてもいい、 社会的成功なんてしなくていい。 ただ、自分がされていやなこと、 人のプライドや尊厳を損なうようなことを 人にしない、言わない、 そんな人間であってほしい。 お父さんの願いはそれだけだ。

          【次男へ】9歳の誕生日に想う

          きょう2月16日は次男の誕生日。 9年前に生まれた。 2月3日が出産予定日だったのに、 2週間近くおくれた。 生まれる前からマイペースで 自分の意思を持った子だ。 兄とは真逆で自由奔放。 既存の枠にとらわれず、 自分の人生を歩んでほしい。 それがお父さんの願いだ。 あと、お兄ちゃんと仲良くやってほしい。 生まれてきてくれてありがとう。

          【次男へ】9歳の誕生日に想う

          営業電話の断り方

          ジムの営業中、 営業の電話がかかってくる。 「うちは必要ありません!」 と、強く出ればすむ話なんだけど、 好きでかけているわけではなかろうと、 相手の気持ちを察すると キツい言葉はかけられない。 そうかといって、 長話を聞くつもりもない。 そこで先日ひらめいた。 「いま忙しいのであと10分したら  もう一度かけ直してください」 と、やんわり言えばいいのだと。 実際何度か試してるけど、 もう一度かけてきたことはない。 向こうも脈なしだと思ったのだろう。 どんな場面でも

          営業電話の断り方