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【実質0円大学生活のすすめ】第34回:大学で何をしていいかわからなときには

今回は第32回の続きです。

何をやりたいかわからない

進路指導が的確で、自分の受験勉強の甲斐もあってうまく大学に入れたとしましょう。そこで、何かもの足りない感覚に陥ることがあるかもしれません。

せっかく大学に入ったのに、何をやりたいかわからない。

そうなると、とりあえずアルバイトに精を出したり、他の大学に入り直したり、または遊び呆けてしまうことになりがちです。苦言を呈してよければ、アルバイトなどで狡猾な経営者に搾取されることも、逃げるために他大学に行こうとすることも、考え直したほうがよいでしょう。

なお、遊び呆けて学校に来なくなることは、私立大学の場合は一定の役割があるので認められます。つまらないからといって授業中に私語を慎まず周囲に迷惑をかけたりせず、図書館で居眠りをして席を専有したりもせず、高い授業料を滞りなく納めた上で学校に来ないのは、ある種の「寄付行為」といえるからです。大学の施設運営にはお金がかかるので、料金は払うがサービスは受けないという存在は大いに結構なのです(笑)。

では、どうすればいいか?
旅に出てみましょう。

ひとりで「旅」に出る

今の生活にもやもやしたら、周りに迷惑を掛けない程度に身辺整理をしながら、資金を準備します。親からもらってもいいですし、アルバイトして稼ぐのもいいでしょう。地域にもよりますが、半年程度回って帰ってこれるくらいの金額ができたら、休学届を出します。

あとは、あまり細かい予定は立てずに、とりあえず旅立てばよいのです。

もし、イメージが湧きにくいのであれば、次のような本が参考になるでしょう。

旅先ではさまざまな人に出会い、さまざまな事件に巻き込まれます。場合によっては死線をさまようこともあるでしょう。そして、それを自分ひとりで解決していく必要があるのです。これを半年くらい体験できれば、なんとなく方向性が見えてくる可能性があります。

結局何も見つからなくても、半年前とはいろいろな意味で成長しているはずです。それでも「何をやりたいかわからない」と思うのであれば、もう一度旅に出るか、人生を諦めるか、選べばよいだけです。

今回のまとめ

大学で何をやりたいかわからなくなったら、旅に出てさまざまな出会いや修羅場をくぐることで方向性が見えてくるかもしれない。


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