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マテリアルデザイン サウンドの章を読む 1/5 About sound

これは個人的な夏休みの課題として。
これはUIにおける音についての学習として。
Googleのマテリアルデザインの中のサウンドの章を読みます。
ついでに日本語化していきます。

引用元:Material Design - Sound 
https://material.io/design/sound/about-sound.html#types-of-sound
訳文が変だな?と思った際には上記の原文をご確認ください。私は機械翻訳やWeb上の英和辞典を頼りに生きています。
動画や画像は、全てこちらからの引用です。
なお、肝心の音が引用できていません。ひとまずの試みとして、どのような音がしているかテキストで注釈をつけていきます。これらはガイドライン上には無い個人的な記述なので、上記Webサイトを参照することを強く推奨します。

ちなみに、以下のモーションデザインを翻訳してみたNoteを読んで、「あ、私もやってみよう。」となりました。勉強になります。勝手にすみません。

サウンドについて

サウンドは、ユーザー体験を向上させる一つの手段として、情報を伝達します。

原則

サウンドは、製品の個性や思想を表現し、ユーザーの手助けとなるフィードバックを伝えます。

- 有益性

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※ポップアップに合わせて、優しい音で「ファ#ラレ〜♪」と分散和音が鳴っています。

サウンドは直感的で、機能的で、理解しやすいものでなければなりません。

- 誠実性

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※モーションに合わせて「コロッ・リーン」というような軽くて可愛い音がしています。

サウンドは、製品のブランドアイデンティティと思想を忠実に表現するものでなければなりません。

- 快適性

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※オーケストラの音合わせのような、穏やかで広がりのある和音が鳴っています。

サウンドは快適さと安心感を作り出し、必要な時だけ行動を呼びかける必要があります。

サウンドの種類

UIのサウンドは、お互いに、また周囲のインターフェイスとの間で、うまく調和したオーケストラのように機能しなければなりません。

UIには、サウンドデザイン、音楽、音声の3種類のサウンドが存在します。それぞれ異なる方法で、情報やブランドアイデンティティを伝えます。様々な種類のサウンドを使用して、特定の効果を生み出します。複数のサウンドを同じUIの中で別々に、または一緒に存在させることができます。

音楽と音声は製品のサウンドスケープの一部ですが、このガイドラインではUXサウンドに焦点を当てています。

- サウンドデザイン

デジタルUIの大部分は視覚的に伝えられます。サウンドは、情報の表現方法を増やし、ユーザーとつながる別の方法を提供します。サウンドデザインは、情報を伝達し、感情を表現し、ユーザーにインタラクションについて教えることができます。

サウンドデザインは次のようなことに使用できます。

・特定のサウンドとUI要素を関連付ける
・感情や個性を表現する
・特定のサウンドとインタラクションを関連付けることにより、ヒエラルキー構造を伝える
・感覚的なフィードバックを提供する


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※モノが降ってくるのと同時に「ラ↓ラ↑ファ#〜♪」と明るく短いメロディ。その後、AGREEをタップした時には「タッ」と控えめなタップ音がしています。

通知はUIとして情報を伝えながら、個性を表現します。


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※トグルをONにするときに「シ・ミ↑♪」、OFFにするときに「ミ↑・ラ↓♪」というような音が鳴っています。音階の上昇と下降がUIの方向と対応しています。

サウンドをUI要素に関連付けることで、アクションが正常に完了したことをユーザーに確信させることができます。


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※タップ時に2個上の動画と同じ「タッ」という音、そのままスワイプのアクションと同時に「フォッ」と風のような音。スワイプで消したカードが戻ってくる時にも同じ音。

アクションに付随するサウンドによって、視覚的なUIを補完することができます。

- 音楽

音楽は主にストーリーを語り、UIのムードを表現するために使用されます。音楽がイメージやモーションと組み合わさることで、製品全体のストーリー性や情緒的価値を高めることができます。

音楽はUIで次のような目的で使用できます。

・感情的に共鳴するコンテキスト
・広告
・喜びの瞬間を提供する
・物語を語る

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※軽快なピアノの音楽が流れています。

音楽は、UIのムードを表現するために使用できます。

- 音声

音声と合成音声は、サウンドデザインや音楽が情報を伝えきれない場面で、話し言葉を使って情報を伝えます。

音声は UI で次のように使用できます。

・複雑な情報を伝達する
・会話や対話を提供する
・トーンや個性を高める

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※男性の声で「Hi, how can I help today?」という音声が流れています。

音声は、ユーザーとの会話を可能にします。


以上、Soundの1節「About Sound」でした。
ありがとうございました。

続きはこちらです。

(所感)

ここからは、本編とは関係のない日記です。

ガイドラインの内容については、イマイチ腑に落ちていない部分があるので、全部読んだのちに何か書こうかなと思っています。

それはさておき、凡例の音について、おそらく上手く埋め込む方法はあるのだと思いますが、テキストで注釈を入れる試みが楽しくなってしまいました。言語化にしようとすることで、何がどうなっているのか考えるきっかけになっています。引き続きやっていきます。

ただし、読む人には全然伝わっていないんじゃないかと思いながら書いています。日頃、同じような気持ちになることがあります。
オノマトペ、音階、形容詞、比喩などをなんの策略もなしに使ってみましたが、より上手く伝えるにはどうすればいいのでしょうか。お互いにどの程度のボキャブラリーや知識があれば伝えられるのでしょうか。あるいは、限界はどの程度でしょうか。

音の設計・創作の上で必要なコミュニケーション手段はどのようであればいいのかについて、度々考えています。

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