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肩甲骨の硬さが、喉のつまりを引き起こす

朝起きた時、強いストレスを感じた時、乾燥している時・・・など、喉が詰まったような症状、例えば飴が喉につまっているように感じる方って、割と多いです。
なかには、心配して、すぐに診察や検査を受けても、喉のあたりに異常がみられないままで、症状が改善しないと悩まれている方もいます。

実は、この喉がつまる感じって、ストレスによる緊張が食道平滑筋という筋肉を通じて、私たちのカラダに負荷をかけて、違和感を覚えさせるために起っていることことがあります。

喉のつまり感は、自律神経のバランスが崩れて、食道付近の筋肉が過剰に収縮して、細く締め付けられることで感じることがあるからです。

そんなときは、まずは
・ストレスを感じていないか
・疲労をためていないか 
など、ココロの状態を見直してみることと、

もう一つ。
カラダの状態から見つめてみるのもおすすめです。

それが
肩甲骨の硬さ

食前と寝る前に腹式呼吸を意識しながら、肩甲骨を動かすことを意識するだけで
喉のつまり感を改善できるかもしれません。

肩甲骨を大きくまわして動かすだけ

足を肩幅に広げて安定させたら、右掌は右肩、左掌は左を掴むようにしてゆっくりと前に回していきます。
できれば前に腕がくる時は、ギリギリまで肘を付けて離れないようにします。
腕が後ろにいく時は、左右の肩甲骨を真ん中に寄せていくようにします。
肘が肩の上にくる時には、耳に近付くように大きく腕をまわしていきます。

前回りを10回〜15回したら、後ろ回りも同じ回数おこないます。

意識してほしいのは、腕をまわすときの呼吸です。
肘が上にいく時に息を吸って、肘を下におろす時に吐くようにします。もし、動かす時に痛いところがあれば、無理をせず、よりゆっくりと呼吸をしながら動かしてください。
もし、痛みなどがなければ、無理をしない範囲で、出来るだけ肘を遠くに伸ばす感覚で行うとより効果的です。


【効果】肩こり改善、首こり改善、食欲不振改善
【さらに期待される効果】バストアップ、逞しい胸板
【費用】0円
【実施時間】食前、寝る前に前後10回〜15回
【適正な服装】自由
【場所】立てる場所なら、どこでも
【用意するもの】特になし


肩甲骨周りが柔らかくなると、呼吸が改善される

「酸素不足が不眠を引き起こす」の投稿でも書きましたが、呼吸の浅さは自分では気付きにくいものです。

肩甲骨周りが柔らかくなることにより、胸が開きにくく呼吸が浅くなりがちだった姿勢が改善され、胸が張る感じになるので圧迫感があった胃なども動きやすくなり、食欲の改善にも繋がります。

肩甲骨周りの運動を食前にすると体脂肪が減りやすくなります。また、食後に行う場合は、筋肉がつきやすい体になります。
ただし、食後の運動は、最低でも2時間後にして下さい。

どこでもできる肩甲骨まわしですが、意識することは「呼吸を止めない」こと。
肩を回すことに気を取られて、呼吸を止めないように意識して行いましょう。

喉のつまり改善のつもりで始めた肩甲骨まわしという運動ですが、習慣化すると思わぬ相乗効果ももたらされます。

男性であれば、逞しい胸の厚みを育てます。
女性であれば、バストアップにつながります。

肩甲骨が柔らかくなるって、カラダもココロも喜ぶことばかりですね。
ぜひ、楽しみながらルーティンにしてみて下さい。

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