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酸素不足が引き起こす不眠

日本人の平均睡眠時間は7時間22分と、OECD加盟国27カ国中でワースト1位(2018年OECDレポート)といわれ、この睡眠不足により日本人は年間約15兆円*という莫大な睡眠負債を抱えているとも試算されています。

不眠の症状も

・寝付けない
・夜中に何度も目が覚める
・朝早く目が覚める ・・・・・ などなど

様々な症状があります。
このような症状を引き起こす『睡眠力低下』の原因はいろいろありますが・・・

気づかないうちに、体内の酸素不足が起きている

ことが原因となっていて、さらに、この酸素不足は心の不調である事が少なくないのです。

どういうことかというと、

心理的に自分が好んでいない感情(不安や怒りなど)がある時、私たちの呼吸は浅くなっています。例えば、心にモヤモヤがある時を思い浮かべてください。肩が前にきていませんか? 肩が前にくると、肺が広がりにくくなって呼吸が浅くなるのです。

例えば、肩が前にきて肺が広がりにくい状態で呼吸をすると、50%くらいしか息を吐けなければ、吸う息も50%ということになります。

ということは、息をしっかり吐く事ができれば体に入る酸素も増えるわけです。

酸素不足解消には、吐く息を意識する

コツは、先ず普通に息を吐く。そのまま吸わずに細かく息を切りながら吐き続け、もう息が出てこないとなった時、思いっきり吸って下さい。

人間のからだは、息を吐いて苦しくなれば自ずと息を吸おうとします。もう吐けないと思った瞬間、たくさん吸っておかないと…体に酸素を取り入れようとします。

ですから、吸うことは意識しなくて大丈夫です。

不眠解消には意識して『息を吐く』だけ


【効果】自然な入眠、すっきりした目覚め、前向きな思考
【費用】0円
【実施時間】寝る前5分〜10分
【適正な服装】パジャマ
【場所】ベッドの上、お布団の中
【用意するもの】目覚まし時計
【ご注意】熟睡に備えてメソッド実施前に必ず「起きる時間」をセットをおわすれなく!



ここで赤ちゃんを思い出してみましょう。

赤ちゃんは眠くなるとあくびをします。手足が暖かくなります。つまり、寝る前に酸素を体に入れることから始めるのです。
私たち大人も、酸素を体に巡らせることにより血流が改善され体が温まり副交感神経が優位になって深い眠りに入りやすくなります。

寝る前に色々考えてしまうという方にもおすすめ

「吐く息を意識する」は、寝る前に色々考えてしまうという方にも効果があります。なぜなら人は2つのことを同時に考えられないからです。
吐く息に意識を向けている時に、モヤモヤ、イライラ、ドキドキとした感情の出来事を考えることができないからです。

もちろん、酸素不足の解消には、水泳、ウォーキングなどの有酸素運動は効果的です。しかし、運動が嫌いな方や老若男女問わず、誰にでもできる寝る前の「吐く息を意識する」「呼吸を意識する」だけで改善できます。

今夜からはじめてみてください!

効果のあらわれ方はそれぞれだと思いますが、
ぎぇー寝過ぎた!って慌てる事がないように、

念のため、目覚まし時計のセットもお忘れなく!

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