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12:【デザイン】デザイナーやアーティストの脳みそ🧠

3日坊主の天才・天神です。
奇跡の12連投⚾️

3日坊主連合新記録を更新し続ける天神が、今日は
「アーティスト(デザイナー)がモノづくりをするプロセスが、企業から注目されている」という一文をどこかで見かけ、ふと思ったことを呟くそうです。

お互い持ち合わせない感覚だからこそ

確かに…例えば
企業人の方と話していると、意識を置いてる部分や考え方、感性がかなり違うな。と感じることが多い。
公務員の人はまた、違った感覚がある。気がする。
たまに、そうした組織の中にも突然変異的な思考の持ち主もいて、良くも悪くもとっ散らかしてはまとめてみてる(壊してつくる)人もいる。
(広く見渡した時、別に職業でタイプが分かれているわけではないと思うけど)

おそらく、組織にいらっしゃる方から見れば
アーティストだとか、デザイナーだとかは、浮世離れした宇宙人みたいな存在かもしれないな…
恐ろしくてそちら側からの視点で自分を見ることができそうにない。

これはお互いにそもそも持ち合わせない感覚。
自分が先天的、もしくは環境から後天的に養って身につけた感覚に従って、それぞれの環境に身を置いているのだろうけれど

仕事をしていると、こうして持ち合わせないものをそれぞれに出し合って、お互いの視点のある場所、物事の切り取り方を新しく知ることで、新しいものをつくり上げていく。という機会をいただくと、最後にとても感動する経験をする。

そんな経験と感動を、私もいくつかの企業様とのお仕事の中で感じてきた。


超感覚的・瞬間的なようで、実は根拠がある。
…ような、ない。ような…

その「場所」にたった瞬間、とか
その「人」に会った瞬間、とかで
頭の中にはイメージが出来上がっていたりする。

その立ち上がりは
その場の空気と目に見える環境、肌で感じる質感と匂い、目というよりもどこかで感じる色、なんとなく感じる音…とかから
拾い上げられた要素が組み合わさって立ち上がっていく。

超感覚的ではあるけれど
そこにはほぼ動かしようのない形が出来上がってたりする。

建築の場合は、それをいかに物理的に実現していくか、の落とし込みはもうプロセスとしては「調整」の段階だったりする。

よく有名建築家Ando様なんかは
「こないだお願いしたら、ふんふんて話聞いて、喫茶店の紙ナプキンにシュシュ〜!て線描いたら何百万とか何千万とかやで!」という笑い話(?)を聞く。
これが本当かネタかは知らないけど、まぁ、本当でも全く不思議ではない。

なぜなら
このシュシュ〜!の線一本が、他の人に出てくるか?という話です。

シュシュ〜!の線の中には、いろんなモノが詰め込まれています。
空気・環境・匂い・質感・色・音・風…
それがすでに全て詰め込まれていて、完成してしまってる。
一種の能力ですね。

まぁそれを紐解いて形にしていくスタッフの方々は、さぞかし大変だと思います。

瞬間的・感覚的なものは絶対的なバランスの上にある。
…あったり、する。時々、アンバランスも。

このシュシュ〜!に、下手に口出しして一つを崩すと、全て崩れてしまう。

シュシュ〜!って簡単にやって見えても、全てにバランスがあって、おそらくその人にしか見えていない全体の完成形が、事細かに決まっている。
一つがズレたら、あっちもこっちもズレ始めて

あーーーー。もう収拾つきません。てことになる。
そしてつまらないモノになる。

箇所箇所で、こんなんしたらカッコイイ〜!
とかっていう単&端的な感覚では無い…というか…

目に見えるものはもちろん、見えない肌で感じるものも全てひっくるめての、《全体》で捉えている。

けれど
『こここんなんしたらカッコいい〜』で、その全体を崩してしまうことに、なりかねない。


そのくらい、真剣に向き合っている。
ともいえるかな。

感覚的能力と戦略的能力の融合

こうしたアーティストやデザイナーの感覚的能力と
企業の高い戦略的能力で、新しいものを生み出していくことは、多くの人にHAPPYを運んでいく。と経験上思う。

この作業の過程で
感覚から生まれるものを戦略が押さえつけたり、阻止してしまうと、なんの意味もなくなる。
感覚から生まれてくるものを、戦略が戦略的にプロデュースしていく。という最高の信頼とバランスが取れた時に、それを手に取る人の心を満たしていく。


そんな幸せなものづくりをしていけたら
幸せだなぁ。。。。と思う
花粉でぐしゃぐしゃな天神なのであった。

最近、iPadでのお絵かきにハマっているのである。
描きためてみようと思うので、時々こちらも覗いてね❤︎

Rica‘s ART

目にしてくれた人の心に
ちょこっとした小さな灯りにでもなれば
これ幸い

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