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ここだけのはなし。

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はなむらここの“ここだけのはなし”。 日々の思いを徒然なるままに。
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#ライフスタイル

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STAYHOME後半戦。

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コロナと妊娠と休園と。

とても久しぶりの投稿です。 世の中大変なことになっていますね。 そして、私のおなかには7ヶ…

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好きな音楽が耳に飛び込んだ瞬間、時計を見る癖がある。

先週土曜日、ラジオ番組のエンディングで緑黄色社会の「またね」をかけた瞬間、サテライト前の…

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AM8:52

木曜日、朝8時52分。 いつもなら、園服を着てEテレを見る姫を横目で確認しながらベランダに出…

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冬がはじまるよ。

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幼いころ母にもらった言葉たち。

「横断歩道で車に停まってもらったらね、急いで渡る素振りを見せなさい。図々しいのはいけませ…

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この人の娘でよかった。

久々の帰省。 母がなかなか慣れた手付きでiPadで調べ物をしようとした。 が、電源が入らない。 「あら。」 母はとても悲しそうな顔をする。 「ごめんねえ。悪いことをした。」 ん?悪いこと? 「悪かったねぇ、ひもじかったねぇ。」 電池切れのiPadは母に抱えられまるで赤ん坊。 なんか。 この人の娘に生まれてよかった、と思った。

作品と日常の狭間にある薄い細胞膜について

年始からずっと同じ作品に取り組んでいます。 物語の起承転結を繰り返しなぞりながら、自分の…

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結婚10年目のフネと波平。

だいぶ暖かくなってきましたね。 この冬は思いの外、風邪にやられてしまい、治ったあとは巻き…

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この音楽に出会えた喜び。

Saigenjiさんの音楽に出会ったのは、一昨年の春。 娘の乳離れに大苦戦して、寝不足とストレス…

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おいしい活字を食べにいく。

書くために始めたnoteだけれども、最近は読むために開くことが断然多い。 「読む」というか「…

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白湯な週末。

今日は空が白い。 新しく越してきた部屋は今までより少しだけお空に近くて、窓の外ばかり眺め…

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東京見物〜近くて遠い、となりのあなた〜

お盆である。 夫くんの実家は東京。 恒例の里帰りが決行される。 私も大学の4年間と社会人にな…

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「足の爪くらいウブでいさせてよ」

「足の爪くらいウブでいさせてよ」 山田詠美さんの、どの短編だったろうか。 こんなような台詞があったと思う。 化粧も香水もバッチリな女の子が、靴を脱いでみたら意外にもペディキュアの塗られていない素の爪だった、というエピソード。 読んだのは高校生の時だったけれど、当時の私には、それが非常に粋などんでん返しとして胸に刻まれた。ギャップの美学?不足の優位?とにかく、私の中でこのエピソードのインパクトは物語の結末のそれを超えてしまった。 あれから20年ほどが経過した今。 私は、足の