白い本一冊しか置いてない本屋の話。
私は“うちゅうでたったひとつ”のえほんを作って売る本屋をしています。
でも、本屋といっても店を構えているわけでも、本棚に商品をずらり並べるわけでもなく、たくさんの予約を一度に受けることもできません。
年間9冊くらいのペースで新作が誕生しますが、ご依頼主が一般公開を望まなければ物語が世に出ることもありません。
本屋と呼ぶにはかなり風変わり。
でも、私の中では“本屋”にカテゴライズされていたい(笑)。
そんな“アトリエはなこ”の私の中のコンセプトというか、イメージのようなものを書