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ここだけのはなし。

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はなむらここの“ここだけのはなし”。 日々の思いを徒然なるままに。
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#日記

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STAYHOME後半戦。

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好きな音楽が耳に飛び込んだ瞬間、時計を見る癖がある。

先週土曜日、ラジオ番組のエンディングで緑黄色社会の「またね」をかけた瞬間、サテライト前の…

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AM8:52

木曜日、朝8時52分。 いつもなら、園服を着てEテレを見る姫を横目で確認しながらベランダに出…

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冬がはじまるよ。

12

幼いころ母にもらった言葉たち。

「横断歩道で車に停まってもらったらね、急いで渡る素振りを見せなさい。図々しいのはいけませ…

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えほん屋、ときどき、ランチ屋。

今日は11時にお客さん。 姫を送り出してから、さつまいもをふかして、エビを茹でて、ゆで卵の…

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テラリウムの梅雨空

先週、私のポストには2通の手紙が舞い込んだ。 スリランカカレー屋を始めた友人からの近況を知らせる便りと、サンジュの友を介して知り合ったキジュの友からの葉書。 封を切ると、彼女の庭の香りのする葉っぱが顔を出した。 葉書を裏返すと、彼女の詠んだ句が3首。私の知らない美しい季語が宝石のように埋め込まれていて、その意味を調べる。 そんな時、自分の中の大地が豊かに湿る感覚をもらう。 そして、頼りない木に小さな葉がついたり、殺風景だった岩に苔が蒸したり、膨らんでいた小さな蕾が花開いたりす

お空の交換

夫は出張で1週間くらいぽっかり家を空けることが多い。 調べないとイマイチどこにあるのかわか…

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いのちのうつわ

サンジュの友のキッチンにはニンジンの森があった。 料理の際によけたニンジンのヘタを薄く水…

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この人の娘でよかった。

久々の帰省。 母がなかなか慣れた手付きでiPadで調べ物をしようとした。 が、電源が入らない。…

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作品と日常の狭間にある薄い細胞膜について

年始からずっと同じ作品に取り組んでいます。 物語の起承転結を繰り返しなぞりながら、自分の…

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結婚10年目のフネと波平。

だいぶ暖かくなってきましたね。 この冬は思いの外、風邪にやられてしまい、治ったあとは巻き…

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この音楽に出会えた喜び。

Saigenjiさんの音楽に出会ったのは、一昨年の春。 娘の乳離れに大苦戦して、寝不足とストレス…

8

おいしい活字を食べにいく。

書くために始めたnoteだけれども、最近は読むために開くことが断然多い。 「読む」というか「おいしい活字を食べに行く」という感覚。 noteには実に色々なお味の読み物が無数に陳列されていて、それはもう、腹ペコで飛び込んだ多国籍レストラン。実にパラダイス。 私は今、3歳の娘の子育て中で、日中は基本彼女と向き合う時間。(えほんを描くのは娘が寝静まってから。) 自分好みの本を選んで買ってそれを開いて読み進め、中断するたびに栞を挟む…というのは思った以上に至難の業。 親指ひとつで読み