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写真印刷の製版テスト(投稿日:2019年10月13日)

この記事は、神戸アートビレッジセンター(KAVC)公式WEBサイトに掲載されていたコンテンツを転載したものです。
KAVCは、2023年4月から「新開地アートひろば」に名称変更し、リニューアルオープンしました。これに伴い、KAVCのHPは2024年3月末を以て閉鎖となっています。自主事業全般に関するアーカイブは、https://s-ah.jp/ で掲載していますので、合わせてご覧ください。

前回に引き続き、製版テストの紹介です。
写真イメージを製版する時は、網点を使用すると細かな明度が表現可能ですが、どうしても網点が出てしまいます。
また、網点をかけるにはコンタクトスクリーンを使うか、コンピューターで網点をかけるしか方法がないため、今回は手軽に写真印刷が可能なコピー機での写真製版テストを紹介します。

上記の写真を第二原図紙にコピーして、20/30/40/50/60カウントの5パターン印刷してみました。

製版データ:180メッシュ、表3回コート、乳剤:(NEWアクアコート/ミノグループ)積算光量カウント:20/30/40/50/60カウント

このように、前回の露光テストと同じように、光が当たるほど感光乳剤は固まりますので、中間トーンのある製版フィルムを使用すると、上記のように刷り上がりが変わります。
※次回はこの原理を利用した写真のダブルトーン印刷を紹介します。

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