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《自分のこころ》

「自分の心に従う」というのは、言葉で言うほど簡単なことではない。
 
もちろん、自分の内面に深く入っていくことも大切なプロセス。
 
ただしそれだけだと、自分の心という深海に潜り込んで闇の中から戻れなくなることもある。
 

だから、外の世界を「感じる」自分も常に存在させていよう。
 

ただ風のささやきを感じること。
 
ただ海のきらめきを眺めること。
 
ただ空の雄大さに身を委ねること。
 
ただ星のまたたきに時間を忘れること。
 
自然の素晴らしさをありのまま享受できることに感謝の念を抱くこと。

 
この世はこんなにかがやきに満ちていて、こんなに僕らに素晴らしい体験をさせてくれる。
 
そのはからいに身を委ねて、ただ味わい尽くそう。
 

その先に、ふっと「自分のこころ」が立ち現れてくる瞬間があるかもしれない。

(2021.2.2)

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