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【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】ジュ-ルの災難

7月。みなさま こんにちは。かぁ曜日はカラスのジュ-ルの時間がやってきました。タイトルを見て、みなさま ドキッとされたと思います。

今日は、少し悲しいお話になります。もし、このジュ-ルの話をリアルタイムで投稿していたら、きっとこのお話はできなかったでしょう。それほど
とてもショックで、7月の初めから2週間ほど、noteもお休みしていました。

結論から言うと、ジュ-ルは今も元気で、これからも投稿を続けて行く予定です。いつまでかはわかりませんが。

* * * * * 

災難、それは、7月2日、金曜日。

ちょうど、ジュ-ルが貯水場に落ちて、助かった日から1週間後、

魔の金曜日。


その日、ちょうど正午ごろ、家の2階にいた私は、鳥達の不吉な鳴き声を聞きます 警戒する鳴き声。

数分たっても鳴きやまないため、1階に下ります。そして、ジュ-ルがいつもいるキッチンのテラスから空を見ると、数匹のカラスが、鳴きながら旋回していました。カケスの大きな鳴き声もします。

そして、それらを追う猛禽類の姿が。

すぐにジュ-ルを探しました。呼んでも答えてくれない。

テラスに目を落とすと、そこには、傷ついたジュ-ルがいました。

不自然な形で動かないジュ-ル。頭から血を流し、くちばしは開いて舌をだしています。そしていたるところに血痕がついていました。

ジュ-ルをみた瞬間、もう息はない、そう思いました。

でも、背中の羽が大きく動いていた、息をしていたんです。

そっとジュ-ルの体を拾い上げて自分の胸に。引き寄せました。

もう、どこにも力が入っていませんでした。息をしているだけで。

おそるおそるジュ-ルの顔を見ると、片目は瞼を閉じた状態、もう片方は少しは開いているものの涙で潤んだような瞳になっていました。体全体がぐったりとしていて、反応してくれません。

ジュ-ルを抱っこしたまま、1時間以上、私は泣いていました。

ちょうど、お昼の食事のために主人が帰ってきてくれて、ジュ-ルを助けるために協力してくれましたが、もう、ふたりとも、この時点で、ジュ-ルの命が消えてしまうだろうと思っていました。それほど、命にかかわる傷を負ってしまっていました。

傷の消毒と、傷を化膿させないことが命をつなぐ道。
それしかありませんでした。

ここから、私の、いえ、私たち家族のジュ-ルとの物語がまた始まります。


来週は、このあと、どんな風にジュ-ルが頑張ってくれたのか、それをお話したいと思います。


初めて、この【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】をお読みくださった方、また、前回のお話を知りたい方、マガジンがありますので、お立ち寄りいただけると嬉しいです。またジュ-ルマガジンをフォローいただけると、励みになります。どうぞよろしくお願いします。


それでは、また来週、【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】でお会いしましょう。








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