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【かぁ(火)曜日はカラスのジュ-ル】つぶらなブルーの瞳

2021年4月23日、巣から落ちたカラスのジュ-ルを保護してから、まもなく3か月が経とうとしています。今日は、保護してからの3週間と最初に飛べるようになる日までを綴っていこうと思います。

保護してから3週間は、ジュ-ルは、私達と一緒に家の中で暮らしていました。野菜の入っていた木箱を巣にみたてています。

くちばしを大きく開けて元気に餌を食べる赤ちゃんカラスでした。

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餌(全粒粉パンをミルクで浸したもの)を食べる以外は、人間の赤ちゃんと同じでよく眠っていました。
でも 眠っていても人の気配を感じると、よく口をパクパクとさせていました。

巣箱のふちと下にひいてある新聞紙が糞で汚れていますね。これは、カラスは生まれながらに糞は巣の外にする習性があることを示しています。お尻をくっと出して、するんです。巣の中が汚れないように。
時には失敗もあるけれど、ほとんど、ちゃんとします。その姿が、とても
可愛かった!
羽は、まばらで、柔らかい羽毛で覆われています。


そして、きっかり3週間たった日に、巣箱から出て、立っているジュ-ルを発見!

こうなると、もう家の中での飼育は難しくなります。あちこちを飛び回って、家の中を汚すからです。
そこで、この日から外で飼育をすることに。
夜だけ、半地下の部屋で寝かせて、日中は庭で放し飼いにすることにしました。半地下の部屋には窓もあり、光がはいります。広さは6畳くらい。そこへ木の枝を数本入れて、ジュ-ルがとまって眠れるようにしました。


外の世界を発見するジュ-ル。

最初は、アヒルのようによちよちと歩いて移動です。

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なんでも、くちばしでつっついています。小さな虫を捕まえようとする本能があり、虫を追っています。草を引っ張ったり、遊んでいるようにみえます。このあとすぐに、飛んでいる羽虫を捕まえて食べていました。

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おなかの下の毛が、まだ、もふもふです。

外の音に敏感で、他のカラスの鳴き声、車やバイクの音が怖いようでした。

警戒心があるときは、首をぐっと伸ばします。

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低空飛行だけど、飛び始めました。

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階段を一段づつ上がるようになったのは、この頃でした。

階段ぴょんぴょんの6コマ写真は、こちら

まだ、自分から飛んで、木にとまれないので、枝にのせてみました。

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私が隣にいるので、安心しているようにみえます。ブルーの瞳が愛らしい。

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低いところには、飛んでとまれるように。

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そして、私が腕をのばすと、そこに飛んできて、とまるようになりました。

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腕にとまり、安心しているジュ-ル。

なんだか、目がうつろ。

ひなたぼっこをしながら、腕や手にとまったまま、瞼を閉じ始めて時々うたた寝をしてしまうジュ-ル。この日、この青い瞳が閉じるのも、あと数分後。このあと眠ってしまいました。

五月の末になると、私のもとを少し離れて飛び、木にとまるようになります。次回は、そのころのお話を綴ります。

最後までお読みくださり、またジュ-ルを可愛がってくださり、ありがとうございます。また来週のかぁ(火)ように日にお会いしましょう。

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