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about me▶番外編[国民体育大会と私]


かごしま国体へ行ってきました!

先月、鹿児島県で開催された国民体育大会へ監督として同行してきました
(帰梨後インフルエンザになり10月はズルズルと体調不良…久々の投稿になりすみません)

久しぶりの飛行機、ぶどう色のジャージ、あの独特の雰囲気…
一気にあの頃にかえったような気がしました

結果はリード競技で5位!
選手はとてもいいパフォーマンスで頑張ってくれました

国体の重たい思い出

思い返せば国体はどの競技会より特別で思い出深い大会でした

先日、実家を片づけていた時に出てきた国体の表彰状!
毎回「もっと持ち運びやすい大きさにしてほしいよね」なんてボヤキながら山梨まで持って帰ってきていたこの大きくて重たい紙たち
なんせ重いんですよ…スーツケースには入らないし丸めることもできないのです…

でもこうやって並べてみると、どの大会にもたくさんの思い出が!
他の思い出の品々がどんどん捨てられていく中、どうしても捨てることが出来ず取っておくことにしました
(トロフィーなどは申し訳ないですがバンバン捨てさせていただきました…ごみ処理所のおじさんに「信じられない…」という目で見られたのは言うまでもない)

国体の魅力

表彰状を見返してもわかるように、新潟・千葉・茨城・東京・長崎、そして鹿児島と様々な都道府県での国体に参加してきました
クライミングのようなマイナースポーツでは競技会を開催できるような設備がある場所は限られており、こんなにも様々な県で開催されるのは国体だけだと思います
日本地理が得意分野になったのは国体のおかげかもしれません…!

国体がなければ行く機会がなかったような土地へ行き、その土地の名産を知り、食べ、景色を楽しむ
新潟のお米のおいしさに感動したな~、長崎の焼き小籠包で舌火傷したな~などなど(食べ物関係の思い出が多いのはご愛嬌)
競技会そのものも魅力ですが、日本全国の開催地を楽しむことが出来るのも国体の魅力の1つだと思います

残したいもの

来年の佐賀県での大会から「国民体育大会」→「国民スポーツ大会」に名称が変更になるのをご存じでしたか?

国体は個人競技のクライミングの中で唯一のチーム競技です
選手は2名、監督は1名


(選手ではなく監督の位置に名前があるのもなんか感慨深かったりします)

他の大会も多くの方に支えられて開催されているのは言うまでもありませんが
国体は、ペアの選手・監督はもちろん、自県の山岳連盟の方々・大会運営の方々・開催県の地元の方々など、
多くの方がこの大会に携わっており、そのことを強く感じる大会です

国体選手だと言うと、クライミングを知らない地元の皆さまも必ず激励の言葉を下さり応援してくださいました
また、開催地でも国体のジャージを着ていると「どこの県?○○県へようこそ!」なんて声をかけていただくこともあります
他の大会より圧倒的に「地域」を感じるのです

個人競技だと自分1人で頑張っていると思いがちですが、国体の存在があったからこそ、多くの皆様に応援されている、支えられていると感じることが出来たと思います
そしていつか応援してくださった皆様に恩返しをしたい…!
それは大会の結果でもそうですが別の形でもいい
そう思ったからこそ、今、地元の皆さまに必要とされるような事業をしたいと活動をしています

今回「監督」という形で国体にかかわることができ、原点を振り替えり「地域」を感じることができたこと、改めて良かったと思います
私を監督に選んでくれた選手の2人、そしてご協力いただいた山梨県、鹿児島県、他多くの運営スタッフの皆さま、ありがとうございました
名称が変わったとしても、この魅力ある大会はいつまでの続いてほしいな…そして私も微力ながらかかわることが出来たらいいな…と考えるスポーツの秋です

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