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金パブ中毒からの脱却:からだの声を聴く

こんにちは。Atchoach(あつこーち)です。ライフ&キャリアコーチをしています。おかげさまで、この数年、心身ともにとても健康的な日々を送っています。今でこそ健康ですが、ここに至るまでには、真逆な自分がいました。様々な試行錯誤の末、今の状態がありますが、1番大きいきっかけになったのが、からだの声を聴くというプロセスでした。今日は、実体験をもとにお話しします。

1.お守りだよ!風邪薬。

最初に、このタイトルを目にして下さった方の中には、「はて、金パブとは?」と思った方も多くいらっしゃるかもしれません。私自身も長く知りませんでした。

当時、毎日10時過ぎまで会社にいて、11時頃に帰宅し、適当な食事をして寝ていた会社員時代、私は常に体調が悪い状態でした。何処となく熱っぽかったり、喉が痛かったり、身体は芯から冷えている感覚。それでも、膝丈のふわっとした可愛らしいスカートを履き、ジャケットを着て、ヒールを履いて、お化粧もばっちりして毎日会社に行っていました。 

いつも、鞄には、市販の風邪薬を携えて。

少しでも体調が悪いと、明日休めないからとか、午後も忙しいからと色々言い訳を付けて、風邪薬を飲んでいました。当時、お気に入りだったのが、「パ○○ンゴールド」(顆粒)

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少しでも体調が悪いと、と書きましたが、そうです、いつも悪いのです。

これ、良くないよねぇと思いつつ、1日1袋は飲んでいる時期もありました。

鞄の中に風邪薬が無いと不安になる。そんなヤッバイ状態だったのです。

2.からだの声を聴く(フォーカシングの学び)

そんな体調が悪い日々で、お世話になっていた近所の鍼灸師さんと施術後にお茶を飲みながら話をしていた時に、鍼灸師さんから、ふと「フォーカシング」という言葉を聞きました。私の言葉の端々に、フォーカシング的なエッセンスを感じ取って下さった様で、「今度、2日間の基礎講座があるよ」と軽く講座について教えてくれました。その時も、何かピンとくるものがあり、参加することを決めました。

「フォーカシング」は、1960年代にユージン・ジェントリンが、カール・ロジャースや他の共同研究者たちとともに発見した理論をもとに、開発した心理療法の一つです。

ジェントリンは、自分の内側(からだ)を通じて、自分で感じられる感じを見つけること、そこから自分の内側に耳を傾けたり、調子を合わせていくことが心理療法に成功したクライアントのパターンとしてあることを発見しました。

からだに注意を向けていくと「何か」がそこにある。それは、形になっていないもの。この「からだで感じる何か」を手がかりに、まさに今体験していることから気づきを得ることで、身体的な開放や前向きな変化(シフト)が起こります。

フォーカシングセッションでは、通常、自分の内側に注意を払って話をする人と聴く人の二人で行ます。聞き手は、共感的傾聴と無条件の肯定的関心を払い、話し手がからだ全体でどんなことを感じているかを言葉にしていくプロセスの場にいます。

フォーカシングは、次の態度を大切にします。

✔︎認める(そのまま認める)
✔︎間をとる(適度な距離をとって安全を保ち、全体の感じをつかむ)
✔︎思いやる(ゆっくりつきあい、優しく思いやる)
✔︎共鳴させる(響きに合わせ、できるだけぴったりの言葉等を見つけ出す)
✔︎受け取る(そのまま受け取る)

私はこのフォーカシングセッションを通じて、自分の中で大きなシフトが起きました。

それまで、私は、風邪薬がお守りがわりになっているということを周囲に言えませんでした。どこかで後ろめたさをずっと抱えていたのです。それが、休憩の時の参加者の方々との取り止めもない会話をしている時に、ポロっと自分から話が出来ました。参加者の方々が、「それは良くないことだよ!」とか、そういう評価的なことを言って来なかったことも、私にはとても有り難かったです。ただただ、そうなんだねと聞いてくれた、その温かさがそこにはありました。

休憩後のセッションで、私は、からだからのメッセージを受け取りました。

わたし、健康になりたいんだ

シンプルな言葉だったのですが、この気づきは、私にとってはっとする位、大きいものでした。からだの切実な声を聴いたと感じたからです。

セッションが終わった後に、このメッセージについてシェアをした時、参加者の方が祝福だねと涙を流してくれました。

3.わたし、コレだったのか!

講座が終わってから、すぐに、パブ○ンゴールドについて調べました。そして、発見した言葉。


「金パブ中毒」

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うっっわ!
名前ついてんじゃん!金パブって!wwww


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私は真剣になるどころか、名前の秀逸さに可笑しくなって、吹き出しました。それが私の中で、明らかに何かに一区切りついた瞬間でした。

これを境に、驚く位に、この市販薬を一切飲まなくなりました。その代わりに、健康になる為の様々な試行錯誤をはじめました。(またの機会に…)

4.からだや感情に焦点を当てるコーチング

私がご提供しているコーアクティブコーチングの中でも、からだや感情に焦点を当てる場合があります。プロセスコーチングと呼ばれています。

フォーカシングについてその後も学んでいた後、コーチングを学びはじめたので、まさにフォーカシング的関わりがあるコーチングの存在に驚きました。私が、数あるコーチングの中でも、コーアクティブコーチングを選んだ理由の一つでもあります。

プロセスコーチングは、どんどん前に進めていくコーチングというより、今この瞬間に起きている内的な体験に焦点を当てます。その目的は、クライアントがその瞬間瞬間に内側で起きていることに気づき、それを言葉に出来る様にすることです。

自分自身とつながり、今この瞬間本当に起こっていることとつながった時に、本質なシフトが起こります。

私の事例は、場としては、コーチングではありませんでしたが、まさに同じ体験でした。

日常の中で、この曖昧な何かを見に行く体験はなかなかありません。ぜひ体験してもらいたいと思っています。きっと自分のことを、とても愛おしく感じることが出来ると思います

※今回、市販薬について取り上げましたが、説明書には容量を守って飲む様にと記載あります。商品自体への言及ではありませんので、ご理解下さい。

《最後に…》

プロセスコーチング体験してみませんか?
私は、コーチングでこの様な方(↓)の伴走がしたいです。ピンと来た方はtwitterのDMでご連絡下さいね。

https://twitter.com/KondoAtsuko

まずは体験セッションをご一緒させて下さい。

◎周囲や自分自身にも繊細で、生きにくさを感じている方
◎ご自身をHSP(※)だと感じている方
◎生きる喜びを感じ、それを体現したいと思っている方
◎本気でわくわくした人生を送りたいと願っている方


※ Highly Sensitive Personの略で、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった特性を持つ人」です。私自身もHSS型HSPです。


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