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ミュンヘン×リモワ×Hetzenecker、そしてツァイス1型。【ARIA】2017-2018 ネオ・ヴェネツィアで年越し聖地巡礼記 その6

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ÖBB nightjetの車窓から~【ARIA】2017-2018 ネオ・ヴェネツィアで年越し聖地巡礼記 その5

 タイトルだけでピンときてしまったあなたは修行系ブログの読みすぎです。猫も杓子もリモワリモワRIMOWA。リモワ持ってないと、修行僧とは言えないくらいの勢い。

 今回、フランクフルト経由で帰国となったので、せっかくならリモワの一つくらい買って帰ろうかな…と。でかいスーツケースは、プロテカさんのストッパー付きソフトキャリーを自分は使ってるんですが、機内持ち込みのサイズは学生時代に買ったノーブランドが壊れてから買わずにバックパックとか使ってたので、そろそろ何かしらが欲しいなと思っていたもので。

 ドイツでリモワを買うと安いというのは、よく聞く話ですが(ま、為替考えると一昔前ほどの安さはないのかもしれないけど)、問題は何をどこで買うか。大きく2つのパターンに分かれます。

1.ドイツ国内の空港の「World Shop」で、ルフトハンザとRIMOWAのタイアップモデルを買う

2.ミュンヘンの「Lederwaren Hetzenecker」というカバン屋さんで割引販売されている普通のモデルを買う

 まずは前者。ドイツ国内のいくつかの空港にあるWorld Shopでは、日本では販売されていないルフトハンザモデルのリモワが買えますよというお話。なるほど。ドイツに行かないと買えないわけでプレミア感があるわけっすね。定価販売ですが、それでも日本で、タイアップモデルでない同等品を買うよりは安いらしい。

 ただ、自分赤組なわけですよ。将来的にワンワールドが爆発四散とかになれば寝返るかも分からんけど、あんまりルフトハンザモデルには食指が動かんかなぁ…と。

 あとまぁこちらの方法だと、事前に商品の予約が可能らしい。行ってみたら在庫がなくて買えなかったということがないわけですね。ただまぁ、自分が欲しいのはそこまで珍しいタイプのものでもないし、大丈夫だろうと判断。

 続いて後者。ミュンヘンではなんだか特殊なルートでリモワを調達して、割安価格で販売しているお店があるらしく、その名も「Lederwaren Hetzenecker」。こちらも検索すると修行系ブログがうじゃうじゃ出てきますww なお、割安で販売と言っても、ちゃんとしたお店なので、もちろん5年間の保証等は日本でも受けられます。

 今回は、ミュンヘンで半日時間もありますし、機内持ち込みサイズならそれほど移動も大変ではないだろうということと、ミュンヘンからフランクフルト国際空港…いや今回の旅の設定では国際宇宙港でしたね、とにかくそのフランクフルト国際宇宙港に直通のICEを利用ということもあり、ミュンヘンでの購入に相成りました。あとはJAL利用だとフランクフルト国際宇宙港で買うとターミナルの都合上、面倒らしいし。

 ということで、「Lederwaren Hetzenecker」です。こちらのお店は、ミュンヘン市内に数店舗あり、旧市街の徒歩圏にも3店舗くらいあります。

 一番分かりやすく、ミュンヘン中央駅München Hbfから一番近いのが、Google Mapsだと左上のお店じゃないかな…。カールス広場に面したお店で、ミュンヘン中央駅から徒歩10分弱くらいです。

 私も最終的にはこちらのお店で購入しました。というのも、最初はクラシックフライトの機内持ち込みサイズが欲しいなーと思ってたんですが、上の地図にある2店舗を回ったら、クラシックフライトの機内持ち込みサイズがどちらも在庫がないと言われてしまいまして。そしてそのまま、ミュンヘン中央駅に帰る道すがら、ここのお店でも、在庫がないことを告げられた後、じゃートパーズにするかと購入しましたww

 クラシックフライトの方がデザインは好きだしな―と思っていましたが、なんだかんだトパーズでも良かったなと思っていますww 特に、このサイズじゃ、フックのバッグホルダーなんて使わんやろと思ってましたが、購入早々、お土産のVenchiチョコレートの紙袋を引っ掛けて使ってましたwww ただやっぱり持ち手は革のほうが良かったなー。

 さて、こちらのHetzeneckerさん。ドイツくんだりまでリモワをこぞって買いに来る、アホな日本人(と中国人)の対応には大層手慣れているようで、入店するとすぐ、店員さんにリモワ?と聞かれますwww 店内にも日本語や中国語で、「リモワを現金で買うと10%オフ!カードなら5%オフ!」みたいな掲示が貼ってありますねww 免税で必要になる書類発行等もすぐにやってくれました。

 ということで、トパーズTOPASの32Lを購入。カードで購入したので5%オフ合わせて、589ユーロ。さらにこの後60ユーロほど(だったと思う)の税金が戻ってきたので実質530ユーロほどでしょうか。日本円にして7万円強。日本だと税込み10万8千円ですから、それでも3万円以上は安く買えた計算になりますね。

 ちなみに、生産国ガチャの結果はメイド・イン・ジャーマニーでした!日本で買うとカナダ産が多いようなので、そういうコンテクストでもドイツで買う意味はあるかもですね。別にカナダに恨みはないけど、せっかくリモワ買うなら…ね?ww

 そういえば、ミュンヘンではさすがにリモワ買うだけで終わった訳ではなく、ドイツ博物館に行ってたりもしました。ただ、ここはほんと広すぎて到底半日では回りきれない…。ちゃんと回ろうとすると数日かかるらしいです。

 そういえば、入館した時調子に乗って、ドイツの技術は世界一ィィィ!とかツイートしてたら公式にいいねされたけど、元ネタのセリフがアレだけにアレww ドイツだとww

 こちらのドイツ博物館、Wikipediaによれば、ドイツ国内のみならず、世界でも技術・科学の博物館として頂点に立つものとされてるそうで。敷地面積は5万km2。展示品目は約1万7千点以上。

 ほんとに様々な展示があって面白かったのですが、planetarianファンとしては見逃せないのは、世界初、人類初の光学式プラネタリウム投影機、ツァイス1型!イエナさんの大先輩っすな。天文学エリアの片隅にそれは鎮座しています。

 世界最初のプラネタリウム投影機。ここドイツ博物館でも、限られた展示物のみが掲げている「Meisterwerk」の文字が輝かしいですね。こんなイガイガで無骨なある種奇妙な物体が、あれほどまでに綺麗な星空を映し出すというのだからすごい。planetarianもそうだけど、心震わせるアニメやノベルゲーをおっさんたちが汗かきながらつくってるのと似てる(似てない

 というか、ここでplanetarianって何?って思ってる人は是非Amazonプライムで無料で見られるので、どうぞ。配信版のちいさなほしのゆめと劇場版の星の人と2つあって、配信版の内容は劇場版にも含まれてるんですが、個人的にはぽんこつなゆめみちゃんがたくさん見られるので、配信版の方もオススメです。昨年は、某共和国からミサイルが飛んできたりもしましたが、なんとなく我々の日常は薄氷の上に立ってるんだよなぁという感覚が共有でき、ついでにロボットをかわいく思える人ならハマると思います。泣けるポストアポカリプスものです。配信版は5話で合計90分ほど、劇場版は2時間くらいですね。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01I2NBEP6/ (配信版)

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B06XBRYBXR (劇場版)

 閑話休題。そんなドイツ博物館。ここは、そのツァイス1型を使って、世界で初めてプラネタリウムが一般公開された場として有名です。今でも型は変わりましたが変わらずカールツァイス社の投影機が使われ続けているとのこと。是非観たい!というところですが残念ながら投影は正午以降…。列車に間に合いません…。ということで、泣く泣く断念。次来た時は絶対、投影を見なければ…。

  あとはやっぱりイエナにも行ってみたいんだよな…。Jena。カール・ツァイス社誕生の地。

 その他には、雷のしくみみたいな実験とか面白かった…というか迫力がありましたねww

 さて、ドイツ博物館を出て、リモワTOPASを購入し、ミュンヘンからICEに乗り込み、フランクフルト国際宇宙港に到着。最後の関門、免税です。

 そういえば、ICEの中では中に新年祝いのメッセージが入ったクッキーが配られていました。うっかりしてるとそのまま食べてしまいそうwww

 免税に関しては、預け入れ荷物の場合は多少面倒らしいのですが、今回に関しては、機内持ち込みですので、とりあえず普通にチェックインカウンターで預け入れ荷物を預けます。んでもって出国後、すぐ右横にあるグローバルブルーのカウンターに免税書類を提出します。書類には色々記入するものがあるので、予め記入しておくのが良いかと。自分はICEの中でやってしまいました。

 払い戻しはカードか現金か選べるのですが、またすぐヨーロッパに来ることが予想できてますし現金でお願いしましたww ジャポニスム2018初音ミクさん公演とかありますからね。

 この免税手続き、時間がかかるのかなぁと予想していましたがものの5分で終了。簡単簡単でしたww

 ちなみに未使用でないと免税できない…というような話も見かけますが、自分の場合は、スーツケースを開けて見せたりしなくても全く問題なかったです。ミュンヘンから、手提げかばんだけ中に入れて、コロコロ~と転がしてきましたが、しっかり免税できました。

 ということで、混み合う微妙なサクララウンジなんかに寄りつつマンホームに帰還です。最後に帰りの食事のなんかを。帰りは洋食を選択。

 アミューズ・ブーシュ。「鱈とポテトのサラダ ロメスコソース」と「グースレバームース しめじと塩チョコレート添え」。

 オードブル。「蟹とファロのサラダ ガトー仕立て イクラのせ」と「クリーミーアボカドドレッシング」。

 メインは「ジャーマンビーフフィレのコンフィ ざくろ風味の赤ワインソース」

 デザート「プラムマリネとクランブル ホイップクリーム添え」でした。写真は失念。実はあまり腹に入らず特にメインは半分くらい残してしまい、お口に合いませんでしたかとか言われてしまいました。別にそういうわけでもないんだけど…明日からの社畜…もとい公畜生活で食欲がなくなったかな?ww

 とはいえ、さすがに10時間のフライトだと他にも腹がへるのでいろいろとアラカルトを。「JAL特製『九州じゃんがら』ヘルシーラーメン」。

 フランクフルト発限定「フランクフル豚丼 〜和風 豚バラ肉のビール風味丼 ザワークラウト添え〜」。

 あとはアイスクリーム食べたりしてました。

 ということで、成田到着です。とても楽しい聖地巡礼の旅でした。やっぱし、一人でヨーロッパ彷徨うのは楽しいなぁ…。鉄道での移動も(快適な列車であれば)一切苦にならないので、そういう時は鉄オタ、それも乗り鉄で良かったなぁと思いますね。

 しばらくは繁忙期ということで海外行きの予定もありません。さしあたって台湾発券の消化と、バンコクへの日帰り往復、んでジャポニスム2018遠征か。あ、ただ、先日うっかりこのような航空券を予約してしまいましてね…。くらえ!8万マイル!次の冬が今から楽しみですww それでは。


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