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『繋ぐ』ということ。《本編》

こんにちは! あたたけ です。

前回は、コロナ禍を通し、あたたけが
『専門性による興味の差』『理系と文系の分断』を感じた内容でした。

今回はその続き、というより本当に伝えたいことです。

理系・文系の選択?ですが
あたたけの場合、(たぶん)高2になる時にクラスが分かれました。
『受験』という一つの節目への準備ということでしょう。
受験対応という側面から
『その時点での得意・不得意』で選ぶことが多い気がします。

ただし、
『その時点』での得意・不得意というのは
『今までの』興味・関心の差にけっこうな影響を受けています

(100%の相関があるとは言いませんが、、、まぁ当たり前ですね。)

ついでに言えば、この興味とは、
算数や国語などの学校での『教科』への興味からではなく、
もっと小さいころからの『数字』と『文・お話』への興味から
始まっているのかなぁと思います。

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さて、理系・文系と言ってもその中身は多岐にわたります。
大学の学部分類とかいっぱいありすぎてよくわからないです。。。。。
ということで、ざっくりと分類するため
実生活・実社会との距離』を掛け合わせてみました。
(専門の方からは怒られそうですね)

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で、世の中の『経営層』と言われる方たちは
経営や経済の学部ご出身の方が多いわけです、やっぱり。
なので、『新型コロナウイルス』という医療系の話題に関しては
『何をすれば良いか(対策)が知りたい(本質にはそこまで興味がない)』
というような捉え方をされているのかなぁと思います。

一方、感染症専門家に限らず、あたたけのような理系人は
対策よりもその本質(新型コロナウイルスの特徴≒対策の理由 等)に
興味・関心を持ってしまい、その説明がメインになる。

当然、『すること(対策)』への意欲を高めるためには
『その本質(理由)』を理解することが大切ですが、
『相手が興味のないことを理解せず、一方的に知識を押し付ける』
『相手の考え方が違うことを理解せず、
 こちらの論理(考え方)で説明し、理解されない』
『結果、相手が疲れ、さらに興味をなくす』
というムダなことをしてしまっていたのかなぁと感じる今日この頃です。

※『文系はモノゴトの本質に興味がない』というわけではありません!
 たまたま、新型コロナウイルスという医療系(理系)の話題だからです。
 逆パターンで『損益分岐点』とか経営の初歩の話をされても
 あたたけの場合『計算式だけ教えて』ってなりますから。

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この辺りの『興味の差』というのは新型コロナウイルスに限らず、
いろいろな問題の大元の原因なのかなと思います。
食品安全界隈でリスクコミュニケーションが進まないこと、
会社で営業部門と生産部門が反目しがちなこと、なんかも同じでしょうか?

ただ、実際の社会では理系と文系が分かれて活動するわけではありません。
理系・文系に限らず、世の中には多様な考え方(≒興味の差)があります。
それこそ、『ひとそれぞれ』だと思います。
で、この互いの興味の差を理解しないことで
いろんな問題が起こっている
んだろうなぁと思います。

そう考えると、
興味のない人にも興味を持たせる情報伝達手段、
考え方の違う人を『繋ぐ』情報伝達手段
というものは、
最新の情報とかよりももっと
世の中を良くするために重要な役割を担っていると思います。

ということで、この辺りのことも含め、
今、あたたけがおススメする本を紹介して終わりにします。

外科医かつ漫画家としてご活躍の、さーたりさんの本です。

内容がわかりやすい&面白いことに加え、
『感染症? 病気って難しいんでしょ?』と考え、
(新型コロナ含む)感染症の本質に興味を持てないような人に対し、
マンガ=難しいという抵抗感をなくす&興味を引きやすい手段で
情報を伝える
という、あたたけが考える
興味の持ち方の違う人を繋ぐもの
世の中を良くするため重要な役割を担うもの』の見本だと思います。

それでは、今回はこの辺りで!

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