2/2はKBD+裂固ツーマンへ!お薦め理由・曲まとめ
KBDさんのTwitterで、裂固さんとのツーマンライブ開催が告知されました。
筆者は裂固さんのファンです。
このバリカタというイベント、前回(SAMさんゲスト回)を現地で見てとても楽しかったため、「ゲストが私の好きなMCだったら、次も来たいなあ」と思っていました。
ピンポイントで大好きな人が来た…!!
発表後すぐにチケットを買いました。
私が感じたバリカタのお薦めポイントと、裂固さんのお薦め曲をまとめました。
※KBDさん(とKZさん)については、にわかヘッズが安易に魅力や特徴を語るのは憚られるため、もうちょっと時間かかります。ライブ後に何かしら書く予定です。
約4千字。下線部はリンク付き。
※ファンが勝手に書いた記事なので訂正などあればご指摘ください!
▶︎チケットはコチラ
◆バリカタとは
バリカタは、KBDさん主催のツーマンライブ(でいいのかな?)。
vol.1は6/21にLITTLEさん、
vol.2は10/20にSAM(舟平)さんを招き開催。
KBDさん曰く「各地のハードライマー達との対バン企画」とのことで、イベント名の通り韻がバリバリにカタいMCが招かれています。
裂固さんは、名前の由来自体「炸裂する固い韻」。間違いなく韻がバリカタなので、ぴったりな人選!とても嬉しいです。
ツーマン…でいいのかな?と書いたのは、私が見たvol.2では、同じ梅田サイファーのKZさんも普通にライブをやっていたからです。
vol.3もいるのかな?
KBDさんの告知ツイの「and more...」が気になります。
▶︎vol.2の感想を6千字ほど書いたので、雰囲気などご参考にどうぞ!
◆バリカタのおすすめポイント
①初心者も一人で行きやすい
私は長年ロックのリスナーだったため、ヒップホップの現場自体いつも「自分は場違いでは?」とビビりながら行っています。
vol.2は、KBDさんもSAMさんも初めて見る上にハコ自体初めてで雰囲気が読めず、友人に付いてきてもらいました。
けれど、終わってみたら「一人でも行けたな」と感じました。
会場はvol.1,2,3とも、同じ恵比寿のTime Out Cafe & Diner。LIQUIDROOMの2階です。
イベントができるカフェダイナーで、雰囲気の良い小箱でした。
クラブに行き慣れていない方も安心です。
KBDさんとKZさんは、めちゃめちゃ陽気でPEACEな方です。
裂固さんは、めちゃめちゃ真面目な好青年です。
初対面でも親しみやすい方々です。
ラップイベントに来たことがない方や学生さん、女性も行きやすい、居心地の良いライブだと思います。
②早い時間帯
今回、開演が16:30。前回と同じです。
今回タイムテーブルがどうなるかは分かりませんが、
前回終わって私が会場を出たのは19:15ごろでした。
MCバトルのヘッズは未成年も多いと思いますが、終了が早いので来やすいのではないでしょうか。
私は地方住みのため、日帰り遠征できるスケジュールのライブは助かります。
深夜のライブは誘える友人が限られるため、気軽にふらっと行けるデイイベントはありがたいです。
③ツーマン
バリカタ最大の特徴は、ツーマンであること。
今回もそうだとは保証できませんが、前回SAMさんとKBDさんはライブ時間50分ほどありました。
(他方、私が普段見る日本語ラップのイベントは、20-30分のライブが多い印象です。)
じっくり見られるため、単に音を楽しむだけでなく、ラッパーそれぞれから滲む人柄や世界観までも感じることができるのが良いです。
裂固さんの持ち時間が何分あるか分からないけど、好きな曲沢山あるから沢山聴きたいです(願望)。
④フリスタ
これもやるかは保証できませんが、前回はフリースタイルの時間がありました。
言わずもがな、フリースタイルはその日その場でないと聴くことができません。
KBDさんとKZさん、裂固さんはめちゃめちゃフリースタイルでも韻が固いです。これは保証できます。
前回、フリースタイルの時間はオープンマイクで、お客さん2人も登壇して即興を披露していました。
そのためライム通のBBOY、そしてプレーヤーの方にもお薦めできます。
※って勝手に書いてるけど、前回とイベント内容変わってたらどうしよう…笑
◆裂固さんのお薦め曲
KBDさん主催なので、UCヘッズの方が多いと思います。
そこで、裂固さんのお薦め曲をいくつか貼ります。
私は裂固さんのステージは2回しか見たことがなく、セトリ読めないのですが、代表曲と言えるような曲を選んだのでこの中の半分はやるはず…!
◇Keep On Runnin’
2017年1月6日配信のシングル。iTunes HIPHOPチャート1位を獲得しました。レギュラー出演したテレビ番組「フリースタイルダンジョン」では登場時に流れ、本人も「心の友」と呼ぶ特別な曲です。
◇BEFORE&AFTER
フリースタイルダンジョン出演中の2018年3月7日に発売した1stフルアルバム「TIGHT」収録。高校生RAP選手権優勝直後の2016年に出した1st ep「AUTOMATICFUN」の複数の曲から歌詞をサンプリングし、epとフルアルバムを繋ぐ役割を果たしています。epはやや暗くアングラ寄りですが、こちらは軽快な仕上がりのアルバムを象徴するように、転がるメロディーが楽しい曲。
◇夢の果て
2019年2月13日リリースのシングル。8月に2回裂固さんのライブを見た際は2回ともこの曲をやっていました。パーティーチューンではなく落ち着いた印象で、それなのにライブでよく歌うということは、5年経っても変わらない芯がこの曲にあるのだと思います。
◇GET FASTER
2020年9月9日リリースの2ndアルバム「omniverse」収録。前作TIGHTはストレートな曲が多かったものの、このアルバムは結構挑戦的な、尖った作品です。GET FASTERはタイトル通り段々速くなっていく曲で、テクニカルなラップが光ります。
◇RUN THIS WAY
2023年1月30日配信。コロナ禍のことや、岐阜から東京に拠点を移した頃のことが歌われていて、ネガをポジに変えていく裂固さんらしさがよく表れています。ミドルテンポなビートのループ感が心地良く、筆者の一番好きな曲です。
◇POLAR EXPRESS
2024年5月31日配信。東京に拠点を移して事務所に所属した後、新しいプロデュースチームが手掛けた第一弾楽曲。洗練されたジャージークラブの音とフローがキマっています。あまりにも好きすぎて、これ以降のソロ曲はリリースの都度長文の感想(オタク早口語り)を書いています。
◇KEEP IT REAL
2024年9月27日配信。ポーラーに続く第二弾。裂固さんの心は読めませんが、この曲はライブで絶対やります(願望)。本人が過去一固く踏んだと言っているバリカタな曲だからです。
◇Don't Look Back
2024年11月22日配信。第三弾で、変化球と言えるような曲が来たことに驚きました。引き算の際立つビートが徐々に色を増し、豊かな余韻を楽しめます。
◇HIKIGANE、乾杯BROS、客演
上記で紹介したソロのほか、所属crewの「HIKIGANE SOUND」「乾杯BROS.」、客演でも多くの曲をリリースしています。
▶︎KEN THE 390 / インファイト feat. ERONE, FORK(ICE BAHN), 裂固, Mr.Q
▶︎泰斗 a.k.a. 裂固 × 楓 × 呂布カルマ / 統海
▶︎HIKIGANE SOUND/サンクチュアリ feat 伝説建設
▶︎HIKIGANE SOUND/IGNITION
▶︎乾杯BROS./一気Yo!Yo! feat BB9
▶︎ヒプノシスマイクには、有栖川帝統「God in the Dice」の歌詞提供で参加しています
◆そもそも裂固さんとは
裂固さんの経歴や人となりについては、過去に1万2千字の解説を書いております。
これを読めば、1ミリも知らない方でも裂固さんがどんな方か分かります!
裂固さんのどこが好きかと言うと、真っ直ぐなところ。あとは読書好きを公言しているので、そこが自分に刺さっている気がします。私も活字で生きているゆえ。
ここからは余談ですが、わたくし前回(10月20日)のバリカタに行った後にライブレポを書いており、「裂固くんを呼んでほしい」とちゃっかりリクエストをしておりました。
リクエストをお目通し頂けたかは分かりませんが、喜びもひとしお。
影響力の無い弱小のファンアカウントながら、イベントの成功を願っております。
本稿にはKBDさんのことも最初書いていたのですが、時間をかけてちゃんとdigった上で言葉を選ばないと誠意が伝わらない(上にUCヘッズには釈迦に説法)だろうと思い至りました。
10月のvol.2は寸前にライブに行くことを決めたため、KBDさんは有名そうな曲だけ予習して行き、KZさんは(いると知らず)当日初めて曲を聴きました。
今回は2月2日まで時間がたっぷりあるため、もっとしっかり聴き込んで行きます。リベンジ。
▶︎裂固さん関連記事を2024/12/21現在19本、計約7万字書いています。
▶︎普段はICE BAHN関連記事を書いています。2024/11/30現在58本、計約32万字あります。