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ヒノキの森から侵入竹を全伐採、新しいお道具でパワーアップ! ~熱海の崖に家を建てる【竹林整備編】 

楠さんを救出してからも続いていた、ヒノキの森への侵入竹の伐採。
終わるかなと思いながらなかなか終わらず。それでも地道に少しづつ伐り進め、先週やっと一区切りと相成りました。
今日はその成果の報告と、これを助けてくれた新しいお道具の紹介です。

熱海の崖に家を建てようと思います。
名付けて、熱海Case Study House
自腹でケーススタディしながら
今そこにある技術・アイデアを実装した
現代のCase Study Houseを目指します。

熱海Case Study House

侵入竹全伐採を達成

前回、竹の伐採進捗報告をした記事がこちら。

年明けも真面目に熱海に通い、週末ごとに伐採を続けること2か月弱。
まずは成果をみてください。

Before(1/8)。

竹林だかヒノキ林だかわからない状態。

After(2/25)。

奥までヒノキの森に戻りました。

いずれも写真の左上が侵入竹エリア。
写真でみても、様相が変わったのがわかります。間違い探しの域を出られたのではないでしょうか。

結局、手前から敷地境界まで150本~200本の侵入竹を伐採いたしました。
お片付けと一緒で、ものすごい達成感です。私、よくやった!

ある部分の伐採が終わると、他の部分が気になり始めるものです。斜面にむかって右側の侵入竹を全伐採したことで、今度は左側の竹とヒノキの境界エリアが気になってしまいました。よく、ムダ毛処理をする人が全身脱毛に走りがちと聞きますが、それと似た心境かもしれません。

どこまで伐採したくなるかわかりませんが、終わらないなあという心境からは脱することができました。

為せば成る。地道な積み重ねって重要です。

竹伐採を倍速で! 電動ハサミ220g軽量化の裏技

竹の伐採は、1本づつ地道に行います。まずチェーンソーで伐採し、次に電動ハサミですべての枝を払います。そして幹の部分を持てる重さに3から4分割し、払った枝とともに路肩に積みます。この繰り返し。
最初の頃は1日4~5時間稼働で、15~20本。最近は30~40本の処理スピード。倍速です。

1年半もやっているので手際がよくなっているのが一番大きな理由ですが、それに加え、もう一つ。

実は、電動ハサミのバッテリーを軽いものに変えました。
562gあった18v/6.0Ah(マキタ製)から、342gの18v/3.0Ah(中国製)へ。たかだか220gの違いですが、筋力・握力のない私にとっては作業効率を劇的に向上する結果となりました。

大きさも違います。

純正にこだわらず、道具を軽くするものを探す。そうすると中国製ってツボをついた商品をだしていることがわかります。というか、純正は高かったり、オーバースペックだったり。こうやって日本製が負けていくのかとかいろいろ思いますが、作業効率向上のためにはブランドを選ばないというのも選択肢の1つ。
竹伐採で苦労されている方、どうぞお試しあれ。

消化用の雨水もたまり始め。

竹伐採終了が見えてきましたので、次は路肩に並べた竹の竹炭化の準備を強化していきます。
最初に竹を伐採したのは2021年の9月ですから、すでに1年半経過。初期に伐採した竹の乾燥は十分です。

竹炭化する道具(MOKI)は調達済なので、あとは消火用の水。

雨葉ネット不発か?と心配しましたが、ネットを張る場所を変えたことで、無事集水できております。よかった~。

  • 1月~2月の降水量合計:72mm

  • 溜まった水:10L

用意したポリタンクは1台20L。1台目のポリタンクには、半分まで水が溜まりました。

溜まった水の量を目視確認するのが
最近の楽しみ。

昨年の3月~5月の降水量合計は659.5㎜でしたから、単純に計算するとこれから梅雨までに、あと90Lは貯められる公算。

ポリタンク、追加で3つ買った方がよいかしらね。。

まとめ

軽量化した電動ハサミのおかげで、楠さんを救出した後も続いていたヒノキの森への侵入竹伐採を完了できました。消化用の雨水も溜まりはじめ、次の工程への準備が着々と進んでいます。
そろそろソメイヨシノ前線があがってきますから、しばらくはタケノコの季節。タケノコ掘りをしつつ、気になっている古竹、密度の高い竹を伐り、梅雨の季節に備えます。

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