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あとはやるだけ

先日、後期の発表が終わった。

あとは、卒論の完成に向けてひたすら走り続けるだけとなった。まだ、最終報告会はあるが。

発表では、先生からどのようなアドバイスをいただいたのか。これを述べた上で、今後の見通しについて宣言をし、それによってより自分にたいしてストイックになって卒論の執筆を進めていきたいと思っている。つまり、今回の記事の目的は、自分自身を叱咤激励することにあるといっても過言ではないだろう。

夏休みの成果

発表について述べるためには、夏休みにどのようなことをしていたかが重要になる。夏休みに、何を、どれくらい進めたのか、これが後期の発表で重要なことだからだ。

夏休みは、8月上旬に見つけた史料を少しずつ訳していた。この作業がほぼ全てで、その傍らで卒業論文の執筆を少しばかり進めた。こちらは、1万字くらいは書けた。

さきに述べた史料から、どれくらいの「果実」を得ることができるか、これが私の卒論の出来を左右するものだと思っている。ただ、外国語で書かれた史料のため、そう簡単に読めるようなものではなかった。大いに苦戦を強いられたが、それでも「これで卒論が何とかなる」という気持ちで、必死に読み進めた。

私の夏休みにおける研究に関する成果は、史料をある程度読み進めたことにあると言ってよいだろう。

発表

後期が始まった時点で、卒業論文の提出締切日まで100日を切っていた。この日数が、私をソワソワとさせていた。そのため、後期の発表は早い段階でして、早いうちに先生のアドバイスをもらっておこう、と考えた。演習の中で早い段階で発表すれば、少々出来が悪くても先生から非難されることはないという点もメリットだ。ちなみに、遅ければ遅い日程ほど、「時間があったのだから、良い発表を!」という圧が強くなる。当たり前だが。早い日程は、大抵学生から避けれられるため、狙っていた日付で発表できた。

発表では、ひとまずOKサインをもらえたものと思う。ただ、残りの時間も限られているから、さらにギアを上げて進めていくように言われた。

発表というのは、自分の発表回だけ重要なわけではない。他の人はどのような発表をしているか、進捗はどうか、その人に対して先生方はどのようなアドバイスをしていたか、こうした様々な情報を得る機会でもある。それによって自分の進捗状況を客観的に見ることができるだろうし、他の人に対してのアドバイスでも、それが自分にも通じているものがあったり、参考になったりするということはある。だから、他の人の発表を漫然と聞くのではなく、何か得られるもの、参考になることはないかとメモをしながら聞くようにしている。そうすると、授業である意味拘束されている時間を有意義に使うことができる。

今後の道筋

今後も夏休みに見つけた史料を読み進めていくことになる。その際、気付いた点をメモしたり、何かしらの分類などができないかを考えたりしながら進めることになる。このメモが、執筆をすすめていく時に大きな力を発揮してくれるように。10月中に史料の読解は終わらせたいと考えている。

11月の冒頭は、学祭に顔を出さなければならないかもしれないため、数日間、研究は休止するかもしれない。

それ以降は、史料を使って書く予定の章の執筆を進めていこうと考えている。これを11月中旬までに終わらせたい。また、もう1つの章を執筆するための準備も同時並行で進めていく。12月にする予定のこの章の執筆をなるべくスムーズにさせるためだ。

11月下旬は、大学院入試の出願書類作成に当てたい。ただ、これは状況によって日程を前後させても良いと思っている。重要な書類ではあるが、あまり時間をとられないように、なるべくスムーズに終わらせたい。

12月。残った章の執筆を進める。また、序論と結論も書く。ここが若干タイトなスケジュールになっている感が否めないため、これまで述べてきた予定をなるべく前倒しで進めていきたい。

そして、12月中旬には晴れて卒業論文の提出となる予定である。これまでの3年間、卒業論文提出日のドタバタをこの目で見てきているため、締切当日に提出するということは何としても避けたい。

もちろん、今後の先生との相談の中で、予定の変更が生じることはあり得るだろう。その時は、余裕をもって柔軟に対応したい。

とはいえ、ひとまず計画を作ったのだから、この計画を机上の空論としてしまわないように、着実に進めていきたい。

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